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調達パートナーとの対話と
協業を深める「調達パートナーの会」

ニコングループでは、調達パートナーとのコミュニケーションを密に取り、お互いの関係強化が重要と考えています。そこで国内外の主要調達パートナーの代表者を招き、「調達パートナーの会」を毎年開催しています。この会では、ニコンを取り巻くビジネス環境、事業の概況報告、社長からのメッセージを伝達しています。

サプライチェーン全体で取り組む
「RBA行動規範の浸透活動」

ニコンは、ニコングループおよびサプライチェーンにおけるサステナビリティの向上を目的として、2018年5月にResponsible Business Alliance(RBA)*1に加入しました。RBAは、サプライチェーンにおいて、安全な労働環境を確保すること、労働者が敬意と尊厳をもって処遇されること、また、企業の事業活動が環境に対して責任を持ち、倫理的なものになるための基準を「RBA行動規範」として定めています。
ニコングループでは、RBA行動規範の遵守状況を把握するため、国内および海外の18の生産系事業所に対してRBA行動規範に関する教育とアセスメントを実施しています。その結果については、サステナビリティ戦略部が内容を確認し、それぞれの事業所の課題の改善・解決に向けたフィードバックを行っています。また、調達パートナーに対してもRBAのセルフアセスメントや教材の活用を進めています。

  • *1Responsible Business Alliance(RBA): サプライチェーンの労働、安全衛生、環境、倫理の適正管理を目的とした国際的な企業団体。米国の電子業界における3社が中心となって創設し、現在、加盟企業は自動車、小売り、玩具などの産業にも広がっている。

マテリアリティの見直しも実施
「Nikon Global Diversity, Equity & Inclusion Policyの制定」

DEI DIVERSITY EWUITY INCLUSION

ニコングループは、多様な人材の能力を最大限に活かし、持続的に企業価値を向上させていく考え方「ダイバーシティ&インクルージョン」をマテリアリティ(重点課題)の一つに掲げてきました。さらに取り組みを強化するため、2023年4月、ニコングループは、グローバル共通の考え方を示した「Nikon Global Diversity, Equity & Inclusion Policy」を策定しました。
このポリシー検討にあたっては、従来の「ダイバーシティ&インクルージョン」をさらに一歩進め、一人ひとりの個性を考慮する「エクイティ(公平性)」の視点を入れ、マテリアリティも「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」へと改題しています。

2022年度の主な活動の実績

重要調達パートナー

約200社 CSR調達基準遵守

ニコン女性管理職比率

目標7.5%以上 実績6.9%

ニコングループ休業災害強度率

0.01%