Highlight

高い品質は工程の連携から

ニコンでは、デジタルカメラや交換レンズの生産において高い品質を実現するため、
開発段階から設計部門と生産部門が積極的に連携しています。


開発から量産まで、
担当者が集結

ものづくりには、設計、試作、量産といった工程があります。各工程で高い品質を目指すのはもちろんのこと、お互いの連携が重要となります。設計と量産の担当が好連携し早い段階で量産を考慮した設計ができれば、量産段階での余計な設計変更や不良品を減らすことにつながるからです。

ニコンのデジタルカメラや交換レンズは日本国内、そして海外の工場で量産していますが、どの工場で生産する場合でも、開発の段階から生産現場の担当者も交えたチームを結成し、意見交換を重ねていきます。

量産を見据えて
評価・検証を徹底

新製品のレンズ発売に向けて、今回量産を担当するNikon(Thailand)Co., Ltd.(以下、ニコンタイランド)の社員と、設計や生産技術を担うニコンの社員が、量産前の「試作検証期間」に集結しました。

製品を確認するKai。眼差しは真剣。
トルク調整をするJeng。部品の状態を
確認する。
部品の検査をするNoo。高い品質を実現するために、部品に高い精度が求められる。

チームメンバーたちは、設計図から金型や部品を揃えてレンズを試作。意図どおりの性能になっているか、お客様が安心して使える頑丈さになっているか、スムーズに組み立てて予定どおり生産できるか、量産したときにバラつきが出ないか、といったポイントを徹底的に確認します。評価や検証を重ね、問題があれば改善していきます。

ニコンタイランドのメンバーたちは「設計者と直接やりとりすることが有意義」と語ります。設計コンセプトを聞いたり、先行製品で起きた問題について確認したりすることで、生産性をさらに高められると感じています。

ニコンの設計者や生産技術者にとっても、ニコンタイランドがこれまで培ってきた知見を取り入れる価値ある経験となっています。

高品質の製品を生み出すという同じ目標に向かってチーム一丸となって仕事に取り組んでいます。


Outlook

現状に満足しないものづくり

ニコンタイランドの社員たちは、今後の目標を次のように語ります。

Jengは「今回の機種を、タイでスムーズに量産していきたいと思います」と。Nooは「量産現場の自動化を進めて生産性の向上を目指します」。そしてKaiは「量産時に起こりうる問題の情報共有を徹底して効率的な開発に貢献したいです」と力を込めます。

お客様に信頼される製品をお届けするため、あらゆる工程で改善を積み重ね、連携をさらに強化し、高い品質を追求していきます。私たちニコンは現状の方法や技術に決して満足することなく、ものづくりの力を高めていきます。

Other Activities

国内外の
ニコングループで取り組む小集団活動

社員ひとりひとりの品質への高い意識を育むことを目指して、ニコンは「小集団活動」を国内外のニコングループで行っています。この活動は、職場の仲間でグループをつくり、職場での問題点を題材に学び合い、その解決を自主的にはかっていくもの。活動に参加するニコングループ社員の数は5000名を超えるほどの規模となっています。毎年7月に開催する「ニコングループ選抜小集団活動発表会」では、各活動部門から優れた活動により選抜されたチームが発表。社長をはじめ役員一同も参加します。事業部門を超えた情報交換は、継続的な活動へのモチベーションにもつながっています。

ニコン社長の牛田と、2018年に金賞を受賞した宮城ニコンプレシジョンの社員

関連するSDGs

12 つくる責任つかう責任

持続可能な開発目標 (SDGs: Sustainable Development Goals)

国際社会が持続可能な発展のために2030年までに達成すべき目標で、国連総会が2015年に採択した。貧困、飢餓、教育、気候変動に関してなど、合計17の目標からなる。

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