コア技術による社会価値創造

関連するSDGs

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

重要と考える理由

企業は社会の公器と言われ、透明で公正な活動を通じて社会とともに発展する責任を負っています。さらに近年、グローバルレベルの社会課題が顕在化する中で、企業には社会システムやライフスタイルを変革するようなイノベーションを起こし、事業を通して社会課題の解決に貢献することが期待されています。

ニコンの姿勢

ニコンは、経営ビジョンである"Unlock the future with the power of light"に「光で未来を変える」という思いを込めています。世界の持続可能性に対する危機感が高まっており、SDGsをはじめとした社会課題の解決に向け、企業のイノベーション力が強く求められています。社会課題の解決につながる新しい価値を提供し、社会とともに発展していく。そのためにも、 ニコンはこれまでカメラや露光装置で培った「光利用技術」、「精密技術」を中心とした技術力を強化し、従来の分野を超えて広く活用していきます。ニコンは、より一層豊かで安全な社会の実現をめざします。

事業による社会への貢献

ニコングループは、企業理念の「信頼と創造」のもと、長く信頼される製品・サービスを、これまで培った高い技術により創造し、社会に価値を提供してきました。
例えば、ニコンは「光利用技術」と「精密技術」をコアとした技術力で、半導体や液晶パネルの製造に欠かせない装置を提供し、情報社会の基盤を支えてきました。さらに、これらの高精度化・高精細化を実現させ、新しい技術・産業の発展にも貢献してきました。ほかにも、高い信頼性のカメラでは映像文化の発展に、高解像度やライブセルイメージングに対応した顕微鏡では1世紀近くバイオサイエンスや医療の発展に、それぞれ貢献してきました。
社会課題が多く顕在化する現代において、企業は、それらを新たな市場やビジネスチャンスと捉え、より直接的に社会課題解決につながる価値を創造していくことが必要です。
ニコンは、地球温暖化や高齢化など、さまざまな社会課題の中でコア技術が活かせる領域を検討し、2019年5月に発表した中期経営計画の中で長期成長領域として、デジタルマニュファクチャリング、ビジョンシステム/ロボット、ヘルスケアを掲げました。既存事業はもちろんのこと、これら長期成長領域により、省資源・省エネルギーな生産システムの構築や、人とロボットが共存する高度で安心な製造現場の実現など、新たな価値を社会に提供します。これにより、SDGsへの貢献をはじめ、気候変動問題に対するパリ協定などの国際社会の動きにも対応していく考えです。
ニコングループは、これからも社会に価値ある存在であり続けるために、「光利用技術」「精密技術」を活用した製品・サービスを通じて、さまざまな産業にイノベーションを引き起こし、社会課題にソリューションをもたらします。それにより、物心ともに豊かな世界を実現する“精密・光学のリーディングカンパニー”をめざします。

2021年3月期の主な取り組み・成果

オープンイノベーションによりさまざまな企業との協業

図

コーポレートベンチャーキャピタルに取り組むとともに、プライベート・ファンドを設立してベンチャー企業に直接投資し、有望な技術やアイデアをもつベンチャー企業や従業員を支援・育成する仕組みを設けています。2021年3月期現在、22社のベンチャーおよびベンチャーキャピタルに投資支援しています。

関連情報

サステナビリティ報告書

詳しくはサステナビリティ報告書をご覧ください。