製品に不可欠な“材料”の研究を通して、
世の役に立つ成果を

材料・要素技術研究所

2014年入社

材料・要素技術開発

専攻: 応用化学 2014年入社

  • 技術系
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製品に不可欠な“材料”の研究を通して、
世の役に立つ成果を

化学の分野から製品の材料となる“機能性無機材料”を研究

材料・要素技術研究所という部門で、研究開発を行っています。扱う専門分野は広いので一言ではいえませんが、主に製品をつくる際の“材料”に関わる研究をメインで担当しています。ニコンという会社で“材料”や“研究”と聞くと、部品や光学をイメージされる方が多いかもしれませんが、私が携わっているのは『化学』の分野。液相合成による機能性無機材料、例えば機能性薄膜などの作製に携わっています。

大学や研究室での学びが今でも強い武器に

学部時代は化学に関わる幅広い授業と、たくさんの実験、レポートに取り組みました。当時学んだ化学全般の知識は、現在の研究でテーマに取り組む際の基礎知識として入社後も役立っています。また大学院で研究室に配属されてからは、無機-有機ハイブリッドの作製に取り組みました。無機材料の固相合成や液相合成、有機合成、高分子の重合といった様々な合成技術とそれに対応する分析技術を学んだのですが、研究室時代の技術や知識は、今でも研究開発における有効な武器となっています。

多様な製品の中で学び続けられる環境

ニコンとの出会いはとてもシンプルでした。研究室で取り組んでいた無機化学を使った研究開発がしたいと考えていたので、ある就活イベントで「御社は無機化学ですか?有機化学ですか?」と質問したところ「無機化学です」との回答が得られたので推薦を使って面接を受けることに。入社後も希望していた研究開発に配属されました。現在の部署の良いところは、いろいろな事業部の仕事に関わることができる点。多様な製品の中から自分でテーマを選んで研究開発を行うことができるという環境は、研究者にとってはとても自由度が高く、毎日が勉強になります。

結果だけを見るのではなく、コストや再現性まで見通す

研究室での実験と、現在の研究開発での大きな違いは“量産を見越した開発を求められる”という点です。現在も研究所勤務ではありますが、実際の製品に使用することが大前提なので、トップデータを出す大学の研究室とは違う視点が必要です。例えば「どのようなレシピであれば量産時に安定した再現性が確保できるか」「どのような反応速度にしたら現場の人の勤務時間に合わせられるか」「現場の人が扱える薬品か」など、実際のモノづくりに適用するための工夫が必要であることを痛感しました。

会社を超えて、
人類の役に立つ研究を

日々研究開発に取り組んでいますが、実際の売上の数字や利益が明確に見えないのがこの職種。まずはその成果が会社の利益になることを意識しています。そして将来は会社内だけでなく、私の研究を通して直接目に見える未来の人類のためになることがしたいと思っています。たとえば目をつけているのは環境関連分野。“化学に関わる人間は、人間が物質的に豊かになることに貢献すべき”だと考えているのでそれが実現できるような研究を行い続けたいですね。

1日のスケジュール

08:00

出社

デスクにてメール確認。同僚と実験の情報などを交換することも。

08:30

実験室に移動

実験の準備をいろいろと仕込む。反応時間は待ち時間となることが多いので、データ整理や文献調査をする。

12:00

ランチ

デスクで昼食をとり、仮眠昼休み終了時にチャイムが鳴るのでその音で始業。

12:45

実験再開

作製したサンプルの分析。
レポート作成や共有をすることも。

19:30

退社

退社後は自宅で論文を書くことも。