広視野で高解像な6K画像をカラーとモノクロともに1台で取得可能

顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 10」を発売

2021年12月23日PRESS RELEASE/報道資料

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顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 10」

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンソリューションズ(社長:園田 晴久、東京都品川区)は、広視野で高解像な6K画像をカラーとモノクロともに1台で取得できる、顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 10」を発売します。

発売概要

商品名 顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 10」
発売日 2021年12月29日

開発の背景

ライフサイエンスに関する研究において、大容量のデータ取得や微細な構造の観察に対応する顕微鏡デジタルカメラに対し、ニーズが高まっています。
このようなニーズに応えるため、視野数※125mmで、ニコンFXフォーマットのCMOSイメージセンサーを採用して顕微鏡観察に最適化した、高解像な6K画像(6000×3984画素)が取得できる顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 10」を開発しました。カラーモードとモノクロモードの切りかえ機能を搭載し、1台の顕微鏡デジタルカメラでカラーとモノクロどちらの画像も取得することが可能です。画像統合ソフトウエア「NIS-Elements」(別売)を組み合わせて使用することで、画像の取得から表示、解析ができ、病理診断や創薬研究など、幅広いシーンで活用できます。
また、同時発表の生物顕微鏡用対物レンズ「CFI プランアポクロマート Lambda D」シリーズと組み合わせることで、色収差がさらに少なく、鮮明な画像取得が可能です。

主な特長

1. カラー画像とモノクロ画像を1台で取得可能

1台の顕微鏡デジタルカメラで、カラー画像とモノクロ画像のいずれも取得が可能です。単一のセンサーで画像を取得しているため、カラーとモノクロの画像を重ね合わせてもズレを最小限に抑え、形態や位置情報の視認性が向上します。取得する画像の切りかえは、カラーフィルターとモノクロ用IR(赤外線)フィルターを入れかえるだけで簡単に行えます。

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ゼブラフィッシュの画像比較
左:明視野画像(カラー)、右:蛍光画像(モノクロ)

2. 視野数25mmの広視野な画像取得が可能

研究用倒立顕微鏡※2、研究用正立顕微鏡※3ともに、視野数25mmの広視野で、高解像な画像を一度に取得することができます。創薬研究の際のスクリーニングの時間短縮や、病理診断の際には画像のタイリング※4に必要な画像取得枚数や撮影時間を低減させ、スループット向上に貢献します。

3. 高解像な6K画像で局在解析や微細構造の観察をサポート

視野周辺部まで高解像な6K画像(6000×3984画素)の取得ができ、標本の局在解析や微細構造の観察に最適です。また、動く標本については、6000×3984画素の画像を9fps、1920×1080画素の画像を66fpsの高速ライブ表示が可能です。微細なピント合わせをストレスなく快適に行うことができます。

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マウスの腎臓の蛍光観察(モノクロ)の比較
従来製品の「DS-Ri2」(左)、「Digital Sight 10」(右)で画像を取得

主な仕様

型式 Digital Sight 10
撮像素子 ニコンFXフォーマット、カラーCMOSイメージセンサー
サイズ:35.8×23.8mm
記録画素数 6000×3984画素
ライブ表示モード
(最高fps)
全画素モード(6000×3984画素):9 fps
FullHDモード(1920×1080画素):66 fps
露光時間 100μ秒~120秒
レンズマウント Fマウント
インターフェイス USB3.2GEN1,2(制御PC接続用)×1、外部同期入出力用×1

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