「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」受賞作品展、世界巡回も実施

「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」のグランプリを発表

2019年8月23日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の「ニコン フォトコンテスト」は、ニコンが1969年から開催し、今年で50周年を迎えた世界最大規模の国際写真コンテストです。本日、「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」の授賞式を開催し、Gold Prizeを受賞した5作品の中からグランプリを発表しました。

また、「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」の受賞作品展を日本、中国を含むアジアや、欧州など世界各都市で実施する予定です。

今回の「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」では、世界170におよぶ国と地域から過去最高の合計約33,000人、97,369作品の応募があり、各部門の応募形式ごとにGold Prize、Silver Prize、Bronze Prizeの作品が選出されました。さらに、「応募者が選ぶ特別賞」、ニコン社員が選ぶ「NPC50周年特別賞」に各1作品が選ばれました。

本日8月23日に「渋谷ストリーム」(東京都渋谷区)で開催した授賞式にて、Gold Prizeの受賞者 5名の表彰を行いました。さらにGold Prize受賞作品の中から選ばれるグランプリには、「Next Generation部門」の単写真でGold Prizeを受賞したSara De Antonio Feu氏(スペイン)による「Ayimpoka」が選ばれました。

「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」グランプリ

[写真]
「Ayimpoka」Sara De Antonio Feu氏(スペイン)

ストーリー

Ayimpokaはガーナの小さな町に家族と住んでいる。長年、アルビノ(先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患)の人々は差別と迫害を受けている。アルビノの子どもたちが、呪術を信仰する人々によって殺害される場合もある。しかしAyimpokaの家では、誰もが彼女を愛し、守っている。地元のNGOは週に一度彼女の世話をしている。この撮影をした日、彼女はマラリアから回復し、一日中日光浴していたので、かなり日焼けしていた。

グランプリ選出理由 審査員長ネヴィル・ブロディの講評(要旨)

見る者すべての心に触れ、直に語りかけるこの写真は、極めて巧みかつ簡潔に人間を物語っていると感じます。この写真は苦悩という背景をくっきりと浮き彫りにしつつ、被写体には希望と慈愛が見て取れます。抱きかかえる側の子供が醸し出す前向きな力強さがリアルに描かれていて、自らの手をつい差し伸べたくなるほどです。
背後には、たわわに実った農作物が遥か遠くまで広がり、青空が地平線を描いています。沈みゆく太陽の温かみと、画面全体を染める夕暮れの柔らかい雰囲気、これらすべての要素が写真に希望と明るさを添えています。

また、構図にも思いやりが感じられます。上から構えるのではなく、子供たちの目の高さにレンズを合わせることでその無防備で無垢、純粋な姿を捉えています。

日々繰り返されるこの迷信、差別や偏見には衝撃を受けますが、愛情と保護がもたらす大きな違いをこの写真から知ることができます。この写真は、人間性や明るい気持ちで他者と接し共感し合うことの大切さを思い起こさせてくれる一枚です。自己中心になりがちなこの時代だからこそ、グランプリ受賞に相応しい作品です。

受賞作品や世界巡回展の詳細については、「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」ウェブサイトをご覧ください。

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