眼底の約80%の領域の画像に加え、網膜の中心部の断層画像をとらえる

OCT付き超広角走査型レーザー検眼鏡「Monaco」を発売

2019年3月28日PRESS RELEASE/報道資料

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OCT付き超広角走査型レーザー検眼鏡「Monaco」

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンヘルスケアジャパン(社長:川辺 憲一、東京都品川区)は、眼底の約80%の領域の画像と網膜の中心部の断層画像をとらえることができる、OCT付き超広角走査型レーザー検眼鏡「Monaco」を発売します。

発売概要

商品名 OCT付き超広角走査型レーザー検眼鏡「Monaco」
発売時期 2019年4月1日

超広角走査型レーザー検眼鏡は、眼底にある網膜の微細な血管や視神経を撮影し、眼の異常をとらえる機器です。ニコンは、超広角走査型レーザー検眼鏡を製造、販売する英国のOptos Plc(以下、Optos社)を2015年に完全子会社化しました。Optos社は、網膜画像診断市場における世界的企業であり、最先端の光学技術を有しています。

Optos社が有する独自のUWF(Ultra-Widefield)技術により、1回の撮影で、眼底の約80%の領域の画像取得ができます。瞳孔を広げる散瞳薬を用いずに、画角約200度の高解像な画像をとらえることが可能なため、検査時間の短縮に寄与し、患者への負担も減らすことが可能です。またOCT技術により、網膜の断層像や網膜の奥にある脈絡膜まで撮影することが可能となり、状態をより詳細に把握することができます。

ニコンは、「失明のない世界」の実現を目指すとともに、世界中の人々のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していきます。

主な特長

1. 眼底の約80%の領域の画像と、網膜の中心部の断層画像を1台でとらえる

「Monaco」は、UWFとOCTを1つの機器に統合しているため、網膜の周辺部の画像と断層画像の取得を短時間で行うことができます。さまざまな疾患の早期発見や、重症度の確認、治療を促進する臨床情報の提供など、診断をサポートします。

2. 網膜から脈絡膜までの観察が可能

波長の異なる複数のレーザーを光源に用い、画像処理をすることで、網膜から脈絡膜までの各階層にわたる眼底画像を観察できます。取得した画像は、付属のビューアーソフト「OptosAdvance」で表示。UWF画像やOCT画像など複数の画像を重ねたり同時表示したりすることで、診断のためのデータを提供します。

主な仕様

超広角
画像撮影
画像タイプ optomap plus(レッドおよびグリーンレーザー):
合成カラー画像
レッドフリー画像
レッドレーザー画像
optomap af(グリーンレーザー):眼底自発蛍光
解像度 optomap plus:14μm
波長 レッドレーザー:635nm
グリーンレーザー:532nm
撮影時間 0.4秒未満
OCT
画像撮影
シグナルの種類 組織からの光学散乱
シグナル源 スーパールミネッセントダイオード(SLD)830nm
光パワー レーザー安全クラス-1、IEC/EN60825-1:2014に適合
通常の軸方向分解能 <10μm(組織内)、デジタルオンスクリーン<6μm
横方向分解能 <20μm(組織内)
スキャナー X、Yミラー搭載ガルバノスキャナー
スキャン深度 最大2.5mm
OCTスキャン特性 スペクトラルドメインOCT
最大70,000Aスキャン/秒
アクティブアイトラッキング
自動スキャン位置決定
OCTスキャンの種類 Widefield Line Scan
Widefield Raster Scan
Retinal Topography
ONH Topography
RNFL Circle Scan
本体寸法 幅:550mm
奥行き:500mm
高さ:650mm
質量 40kg
レーザークラス 目に使用する機器として、レーザー安全クラス-1、IEC/EN 60825-1:2014、21 CFR1040.10および1040.11に適合
ただし、2007年6月27日付のLaser Notice 50による偏差を除く。
システム電圧 単相100V、50/60Hz
消費電力 最大300VA

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