プラスチック製容器に最適。高解像度で広視野観察が可能

生物顕微鏡用対物レンズ 「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」、「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」を発売

2018年10月29日PRESS RELEASE/報道資料

[写真]

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンインステック(社長:木村 俊一、東京都港区)は、幹細胞を用いた研究や創薬研究で有用な、長作動距離※1と高い開口数を両立した生物顕微鏡用対物レンズ「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」、「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」を発売します。研究で多用されるプラスチック製容器の使用時にも、鮮明な画像を取得できます。
「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」は、明視野観察、蛍光観察、微分干渉観察に使用可能、「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」は、明視野観察、蛍光観察、位相差観察に使用可能です。

発売概要

商品名 生物顕微鏡用対物レンズ「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」
生物顕微鏡用対物レンズ「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」
価格(税別) 「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」650,000円
「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」700,000円
発売時期 2018年10月31日

開発の背景

幹細胞を用いた研究では、安定的に培養できるという理由から、プラスチック製容器を使用した観察が多く行われています。また、創薬研究においては、幹細胞を大量に用いた化合物評価や毒性試験が行われています。これらの研究では、プラスチック製容器の使用時にも、鮮明な画像を効率的に取得するニーズが高くあります。
ニコンは、このようなニーズに応え、長作動距離と、高い開口数(NA)を両立した「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」、「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」を開発。明るく高解像な画像を短時間で取得し、細胞のスクリーニングのスループットを向上させます。

主な特長

1. 長作動距離と高い開口数を両立

観察対象物と対物レンズの距離は、1.3mmから2.3mmの長作動距離を実現。底面が厚いプラスチック製容器を用いた観察や、高さのある細胞塊の観察にも対応します。また、高い開口数(NA)0.70により、明るさが求められる蛍光観察においても、鮮明な画像を短時間で取得できます。

2. 視野数25mmの広視野観察に対応

研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2」に対応した、20倍、視野数※225mmの広視野での観察が可能です。広範囲を効率的に観察し、多くの実験データを短時間で取得。細胞のスクリーニングや画像のタイリング※3の際に、高スループットを実現します。

主な仕様

商品名 CFI S Plan Fluor LWD 20XC
CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC
倍率 20X
開口数(NA) 0.70
作動距離(WD) 1.3~2.3mm
同焦点距離 60mm
プラスチック厚さ補正範囲 0~1.8mm
カバーガラス厚さ補正範囲 0~0.17mm
観察方法 明視野、暗視野、蛍光、微分干渉※1、位相差※2、簡易偏光観察※1
  • ※1CFI S Plan Fluor LWD 20XCのみ観察可能
  • ※2CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XCのみ観察可能

画像例

共焦点レーザー顕微鏡システム「A1+」と生物顕微鏡用対物レンズ「CFI S Plan Fluor LWD 20XC」を用いて画像取得。
HeLa細胞のアクチン、核、ミトコンドリアの蛍光画像を同時取得し、重ね合わせた。

[画像例1]

研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-E」と生物顕微鏡用対物レンズ「CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC」を用いて画像取得。
HeLa細胞全体の位相差画像と、同時取得した核とミトコンドリアの蛍光画像を重ね合わせた。

[画像例2]

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