米国Carbon3D社への出資に関して

2016年9月16日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、産業機器事業の強化の一環として革新的な技術で3Dプリンターを手掛けるベンチャー企業、Carbon3D, Inc.(CEO:Joseph M. DeSimone、米国カリフォルニア州)に対して優先株の増資を引き受け、10百万米ドル(約10億円)を出資しました。

近年3Dプリンターの普及は急激に進み、用途の多様化からさらなる性能向上が求められていますが、Carbon3D社は独自造形技術であるCLIP (Continuous Liquid Interface Production)を自社開発し、従来方式を超える造形速度、造形物の剛性と機械特性および表面平滑性を実現しています。

今回の出資により、当社では、産業における開発、試作、生産といった一連のものづくりに関わる分野における多様なソリューション提供を目的に、産業機器に関わる事業領域の拡大を目指していきます。

Carbon3D, Inc.の会社概要

本社所在地 312 Chestnut St, Redwood City, CA, USA
代表者 CEO Joseph M. DeSimone
事業内容 3Dプリンター装置および材料の開発・製造・販売
設立 2013年
株式の種類 非上場

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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