タイの洪水被害に関するお知らせ(第3報)

2011年11月4日PRESS RELEASE/報道資料

タイ中部アユタヤ県のロジャナ工業団地にある当社連結子会社であるニコンタイランド社[Nikon (Thailand) Co., Ltd.]の浸水被害について、現時点での情報を下記のとおりお知らせいたします。

1. 被害の状況について

すべての建物において1階部分が浸水被害を受けており、操業は10月6日より停止しています。人的な被害の報告はありません。なお水位は、ニコンタイランド社があるロジャナ工業団地の発表として、工業団地の計測ポイントにおいてピーク時より約40cm低下しています。

2. 業績への影響について

現時点で予測可能な範囲での今回の洪水による平成24年3月期連結業績へのマイナスの影響は、売上高 650億円、営業利益 250億円を見込んでおり、本日15時発表の平成24年3月期第2四半期決算における通期連結業績予想に織り込んでいます。

3. 今後について

当社では社長を本部長とする緊急対策本部のもと支援体制を構築し一日も早い復旧に努めるとともに、生産設備の新規調達やニコングループ全体での生産体制の見直しなどにより、生産再開に向けてあらゆる対応を開始しています。なお、工業団地の排水に関して、10月31日にロジャナ工業団地当局より早ければ11月上旬から排水作業を開始し、11月中に終了するとの説明がありました。当社では2011年12月よりニコングループの生産拠点およびタイ国内の協力工場での代替生産を順次開始するとともに、2012年1月にはニコンタイランド社の操業を一部再開し、2012年3月末にはデジタル一眼レフカメラと交換レンズを通常の生産量に戻す計画です。

製品供給等でお客様には多大なご迷惑ご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。

以上

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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