国連責任投資原則(PRI)への署名機関投資家グループがニコンをリーダー企業に選定

2010年4月22日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷道郎、東京都千代田区)は、企業・団体に向けた「人権」「労働基準」「環境」「腐敗防止」に関する自主行動の10原則である「国連グローバル・コンパクト※1」に2007年7月から参加しています。参加表明後は、ニコングループのCSR活動内容を報告したCSR報告書を毎年国連グローバル・コンパクト事務局に提出しており「Nikon CSR REPORT 2008」が「Notable COP(優れた活動報告)※2」として選定されています。

このたび当社は「Principles for Responsible Investment(PRI:責任投資原則) ※3」に署名している機関投資家グループから、「Notable COP(優れた活動報告)」に認められた企業の中でも特に投資家に有用で良質な報告書を作成したとして、「Leaders」企業の1社に選定されました。PRIを重視する機関投資家グループは、2008年からこのような評価を開始しており、3回目となる今年度はニコンを含めた20カ国44社が「Leaders」企業として選定されています。

ニコングループでは、今後も国連グローバル・コンパクトの10原則の実践に努めていくとともに、CSRを重視した透明性の高い、誠実な事業活動を行っていきます。

  • ※1国連グローバル・コンパクト
    1999年に前国連事務総長のコフィー・アナン氏が提唱し、翌年にニューヨークの国連本部にて正式に発足。参加する世界各国の企業・団体に対して、10原則への支持と自主的な実践を求めている。
  • ※2Notable COP(優れた活動報告)
    国連グローバル・コンパクトを支持する団体に提出が義務付けられている、10原則の実現に向けて行った活動報告であるCommunication on Progress (COP)の中から、国連グローバル・コンパクト事務局が、基準に則って審査・選定を行っている。
  • ※3PRI:責任投資原則
    コフィー・アナン元国連事務総長が金融機関に対して提唱した、投資に関する社会的責任のイニシアティブ。環境、社会、企業統治に関する課題を投資の意思決定プロセスに反映させるという内容を掲げた6原則から成る。国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)と国連グローバル・コンパクトが推進している。

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