映像事業部

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2018年9月

常務執行役員 映像事業部長

御給 伸好

Q:2018年3月期の概況をお聞かせください。

カメラ市場の縮小が継続する中で、2018年3月期を、持続的な利益成長を実現できる事業体質への転換を目指す「足元固め」の年と位置付け、構造改革における施策に取り組みました。具体的には、中国の生産子会社の操業を停止したほか、ブラジルにおいてもインターネットでの製品販売を終了するなど、生産、販売拠点の再編と人員適正化による固定費の削減を実施しました。このほかにも、市場変化への対応と高付加価値製品への注力に向けて、開発、生産、販売体制の最適化を図りました。さまざまな取り組みが計画通りの成果を生み、当事業部の収益基盤は1年前に比べて着実に強化が進んでおり、営業利益は前期比76%の増益となりました。

2017年9月に発売したデジタル一眼レフカメラ「D850」は販売が好調に推移し、お客様から極めて高い評価を得るとともに、国内外で多数の賞を受賞しました。当社の実力を改めて証明することができたと考えています。

Q:2019年3月期の方針や目標をお聞かせください。

2019年3月期は、基盤を固める守りから成長を志向する攻めに転じる「反転攻勢の年」と位置付けています。業務プロセス改革をはじめとする構造改革を完遂するとともに、新製品の開発、生産、販売に取り組みます。特に、カメラ市場の成長ドライバーと目される一方で、当社の課題の1つでもあるミラーレスカメラに注力しながら、デジタル一眼レフカメラをはじめ既存製品も従来同様に力を入れていく考えです。ミラーレスカメラは新次元の光学性能を追求した新製品「Z 7」と「Z 6」を今期中に発売します。同時に、事業部として投下資本コストに対する意識をさらに高め、高付加価値製品に引き続き注力することで、カメラ市場の縮小が続き販売台数が減少する中でも営業利益率を維持できる体制を確立します。

映像事業は、当社の売上収益の5割以上を稼ぐ主要事業であり、当社のブランドの源泉ともなっています。ニコンらしい製品と映像体験をお客様に提供することで、新たなニーズをつくり出し、従業員一丸となって成長を実現します。

主要製品

デジタルカメラ/フィルムカメラ/交換レンズ/スピードライト/ソフトウェア/双眼鏡・望遠鏡

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