経営方針

ニコンは2021年度を最終年度とする中期経営計画を策定し、新たな一歩を踏み出しました。持続的・中長期的に企業価値を向上させるために、さまざまな戦略施策を進めていきます。

ニコンが中長期的に目指す姿

精密・光学分野で規模とリーダーシップポジションを有する事業から構成される、精密・光学のリーディングカンパニー

本中期経営計画の位置付け

持続的企業価値の「成長基盤構築」を目標とし、「仕込み」のための積極的投資を行う期間とします。

戦略施策の全体像

新領域への積極投資を通じた「新たな収益の柱の創出」を戦略の柱とします。同時に、既存主要3事業(映像、FPD、半導体)の収益力向上も図ります。

新たな収益の柱の創出

新領域への積極投資を通じた
新エンジンの早期獲得
(材料加工事業の立ち上げ)

既存事業の収益力強化

既存主要3事業の
収益力向上
(映像、FPD、半導体)

  • 映像事業:ニコンの基盤事業として、安定的に200億円以上の営業利益を確保
  • FPD装置事業:中長期的に安定需要が見込める市場で、引き続きリーダーシップポジションを堅持
  • 半導体装置事業:収益性重視の事業戦略の下、継続して安定的なキャッシュフローを創出

コスト改革

  • 3年累計:180億円
  • サプライチェーン最適化
  • 管理間接部門の機能・業務・コストをゼロベースで見直し
  • 販売、生産体制の最適化
  • 工程刷新、工期短縮

ものづくり基盤の強化

ガバナンス体制の強化

デジタルマニュファクチャリングによる「ものづくり体制」の構築

ガバナンス体制の強化

経営陣の指名と後継者育成計画

戦略的意思決定の監督・評価を実効的に行える体制

長期成長領域

さまざまな社会的課題と、それらの解決に応用できるニコンのアセット。この二つを考慮し、「デジタルマニュファクチャリング」「ビジョンシステム/ロボット」「ヘルスケア」の3つを長期成長領域に定めました。

マクロトレンド(社会課題、ニーズ)

デジタルトランスフォーメーション、インダストリー4.0、IoT、AI、医療費増大、高齢化

長期成長領域

デジタル
マニュファクチャリング

ビジョンシステム/
ロボット

ヘルスケア

既存アセット

光学技術 精密計測・加工技術 画像処理技術 制御技術 顧客基盤 サプライチェーンマネジメント

材料加工事業の立ち上げ

本中期経営計画期間は、デジタルマニュファクチャリング領域で材料加工事業の立ち上げに注力します。

経営数値目標

本中期経営計画にて達成すべき数値目標として、2021年度ROE8%以上を設定しました。さらに、2023年度以降は安定的にROE10~12%を目指します。