社長メッセージ

成長への新たな挑戦を。

ニコンは、光学や精密制御といった高度な技術を基盤とし、FPDや半導体露光装置、顕微鏡、測定機などを通して、社会や科学技術の発展に貢献してきました。一方で人間の感性に訴え、文化の発展にも貢献してきた映像事業で、"Nikon"というグローバルブランドを築きあげてきました。

そしてこの春、新たな中期経営計画を発表し、成長に向けたさまざまな施策をスタートさせました。ニコンがこれからも社会に貢献する企業として在り続けるためには、利益を生み出すことはもちろん、イノベーションで成長を実現することが必要だと考えています。そこで2021年度までは成長のための仕込みの期間として、成長への基盤づくりを目標とするさまざまな施策を実施します。

その一つが「新たな収益の柱の創出」です。市場規模が大きく成長が見込める領域であること、そしてリーダーシップポジションの獲得が可能であることから、期間中、特に材料加工事業に注力していきます。すでに発売した光加工機などでこの領域のマーケットニーズを探りながら、短納期かつ低コストで高精度な材料加工を実現する革新的な装置やシステムの開発を目指します。その結果、ものづくり分野において、新たな市場・産業を創造することを目標とします。もう一つが、「既存事業の収益力強化」です。映像事業、FPD装置事業、半導体装置事業の主要3事業の収益力向上とコスト改革により、成長への基盤づくりを実行しながら、2021年度にROE 8%以上を目指します。

ニコンの企業理念は「信頼と創造」です。この不変の理念のもと、お客さまの要望や期待にお応えする製品やサービスを提供します。そして、こうした企業活動を通じてさまざまな社会課題の解決の一翼を担い、精密・光学のリーディングカンパニーとして世界中の人々の快適で豊かな毎日をサポートしてまいります。

代表取締役 兼 社長執行役員 兼 CEO
馬立 稔和