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vol.04

ニコノス 海中からの復活

1978年、オーストラリア東部の島ニューカレドニアの海岸に打ち上げられたアルミニウム製トランク。4年前に高波を受けて沈没した船の荷物の一つでした。中には所有者※1が愛用していた35mm付「ニコノスⅡ」※2一式。その後若干のクリーニングによって完全に作動し、撮影可能となりました。日本光学製品の堅牢さを改めて証明した出来事でした。

※1 幸いにも所有者は一命を取り止め、ニコノスは彼の手に戻っています。
※2 1963年に登場した「ニコノス」。優れた気密、耐蝕、耐圧、耐寒性を備え、水深50mの海中撮影をはじめ、暴風雨などの悪天候、カメラの消毒が必要な医療用、砂漠などの苛酷環境用と幅広い用途に対応し、「全天候カメラ」の別称が付けられました。

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