ヘルスケア事業

より多くの人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上のために

一般的な光学顕微鏡よりも解像度に優れた超解像顕微鏡や、ヒト由来細胞を用いた再生医療と新薬開発の支援、網膜画像診断領域における検査・診断支援。これらのソリューションを提供し、世界中のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献していきます。

顕微鏡ソリューション例

生命科学や医学の研究において、ライブセル観察をサポート

超解像観察システム

生きている細胞の動きをより鮮明に観察できる「超解像顕微鏡N-SIM S」と、たんぱく質の相互作用を1分子レベルで観察できる「超解像顕微鏡N-STORM」を、一台の超解像観察システムに統合することで、目的に応じてイメージングモジュールを柔軟に切り替えられる多機能なナノスケール観察プラットフォームを構築できます。

細胞ソリューション(再生医療・創薬支援)例

細胞の培養プロセスに貢献

細胞培養観察装置 BioStation CT

iPS細胞を創薬や再生医療に利用するためには、培養して増やす必要があります。細胞培養観察装置BioStation CTは、細胞を培養しながら、その生育状態を観察できます。さらに、「iPS細胞培養品質評価」の開発により、細胞の品質の客観評価を実現して培養工程管理の自動化に貢献。iPS細胞の量産化を支援するソリューションを提供しています。

眼科ソリューション例

網膜画像診断を超広角走査型レーザー検眼鏡で支援

超広角走査型レーザー検眼鏡による検査

ニコングループのOptos社製超広角走査型レーザー検眼鏡は、散瞳剤を使うことなく200度もの広範囲な網膜撮影が瞬時に行えるため、患者さんへの負担も大幅に軽減し、網膜剥離や網膜裂傷、緑内障、糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性症などの診断をサポートします。

製品紹介

超解像顕微鏡 N-SIM S

ニコン独自開発の画期的な高速照明システムによる最速毎秒15フレーム※1の高速イメージングと、従来の光学顕微鏡の2倍の解像度(水平解像度115 nm※2)を実現。早い動きの生命現象を、超解像でいきいきと捉えることができます。研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-E」をプラットフォームとする光学顕微鏡システムとしても活用できます。

  • ※1512×512画素を2D-SIMモードで2 msec露光時
  • ※2直径100 nmのビーズを3D-SIMモードで488 nmレーザー励起した場合の半値幅。TIRF-SIMモードでは直径40 nmのビーズを用いた488 nmレーザー励起で86 nmを達成。

超解像顕微鏡 N-STORM

ハーバード大学から「STochastic Optical Reconstruction Microscopy(確率論的な再構築光学顕微鏡法)」のライセンスを受け、分解能を従来の光学顕微鏡の10倍以上に高めました。細胞内の構造体から生命現象の分子レベルの理解に踏み込む情報が得られます。

研究用倒立顕微鏡 ECLIPSE Ti2

圧倒的な広視野性能と多彩なアクセサリーとの高速連携により、大量データの高速取得を可能にしたライブセルイメージングの統合プラットフォームです。操作手順をナビゲーションするアシストガイド機能により、ユーザーの熟練度を問わず最先端の生命科学研究を強力にサポートします。

細胞培養観察装置 BioStation CT

インキュベーター内の安定した環境で細胞を培養しながら、その経過を観察記録することができます。研究者の負担を軽減するとともに、細胞へストレスを与えることなく確実な追跡観察が行えます。

超広角走査型レーザー検眼鏡

Optos社製の超広角走査型レーザー検眼鏡は、眼底の80%以上の領域をカバーする画角200度の範囲を無散瞳、非接触で、撮影することが可能です。従来、観察が困難だった眼底周辺部の病変も、見逃すことなく捉えることができます。