「赤谷プロジェクト」への支援

国内ニコングループは、生物多様性復元と持続可能な地域づくりに取り組む「赤谷プロジェクト」を2005年から継続的に支援しています。
本プロジェクトは、群馬県みなかみ町を中心に新潟県境まで広がる約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」において実施される、生物多様性の復元のための科学的かつ実証的な森づくりで、国、地域住民、公益財団法人日本自然保護協会により活動が推進されています。
2014 年からは、絶滅危惧種のニホンイヌワシの保全に向けた生息環境向上などの取り組みが行われており、ニコングループが提供した双眼鏡やデジタルカメラが、イヌワシのモニタリング活動に活用されています。また、ニコンは「赤谷の森のカスタネット」を子ども向けワークショップなどで継続的に活用し、森から計画的に出た木材(間伐材等)を有効活用する取り組みにも協力しています。

多様性豊かな森で進む「イヌワシ」の行動調査

日本自然保護協会調査員によるイヌワシの定点モニタリング
撮影:日本イヌワシ研究会 折内 耕一郎氏(2010年11月 赤谷の森にて)

赤谷の森は、希少種であるとともに生態系のアンブレラ種であるイヌワシ、クマタカ、ツキノワグマなどの生息地になっています。2014年からはプロジェクトの一環として、日本初となるイヌワシ(ニホンイヌワシ。絶滅危惧ⅠB類指定)の生息環境向上を目指した試験が進められています。
この取り組みには、1km以上遠方のイヌワシの個体を識別し、その行動を記録する必要があり、ニコン製の双眼鏡、フィールドスコープ、デジタルカメラが活躍しています。2016年は、赤谷の森に暮らすイヌワシが7年ぶりに子育てに成功し、その貴重な記録を残すことができました。

「赤谷の森のカスタネット」ワークショップ

ニコンでは、赤谷の森を題材とした生物多様性の啓発活動として「赤谷の森のカスタネット」ワークショップに取り組んでいます。2017年3月期は「水戸市環境フェア2016」と港区の「企業と環境展2016」で開催しました。
このカスタネットは、赤谷の森で倒れてしまった木材や間伐材などが活用され、カスタネットの購入代金の一部は赤谷プロジェクトの活動に役立てられています。

『赤谷ノート』の企画・制作

『赤谷ノート』は、「赤谷の森」の生物多様性を多彩な挿話と豊富な写真・イラストで紹介している環境啓発冊子です。ニコンが「赤谷プロジェクト」に関わる人々と協力しながら、企画・制作しました。
読み進めるうちに子どもたちが自然の仕組みや役割に気づき、生物多様性の重要性を少しずつ理解できるよう、赤谷の森で繰り広げられるさまざまなエピソードや、生き物たちの不思議な生態が楽しくつづられています。
『赤谷ノート』はこれまでに約7,000冊を教育機関などへお届けしました。

『赤谷ノート』
『赤谷ノート』は、理科の授業やサマースクールなど、さまざまな環境教育の場で活用されています。
『赤谷ノート』の頒布について

『赤谷ノート』を1冊1,000円(+送料)で頒布しています。この冊子の収益は、赤谷プロジェクトの活動に寄付されます。
ご希望の方は、日本自然保護協会までFAXでお申し込みください。

お申し込み先
日本自然保護協会保護プロジェクト部 赤谷担当
FAX:03-3553-0139
件名を「赤谷ノート希望」として、お名前・ご住所・電話番号・FAX番号・Eメールなどの連絡先・必要部数を書いてお送りください。
  • 小・中学校の授業等で活用をお考えの場合は、下記へFAXでお問い合わせください。FAXには、教育機関名・ご担当氏名・ご住所・電話番号・FAX番号・メール、ご要望を書いてお送りください。
教育機関からのお問い合わせ先
株式会社ニコンCSR 推進部 赤谷ノート係 FAX:03-6433-3751