社員紹介

設計から組立まで
多くのひとの力を感じ、
自分も一員だと感じる充実感。

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光学設計
羽根坂 円彩
コアテクノロジー本部
専攻:物理
2009年入社

ものをつくる一員としての責任

テレビ、タブレット端末などのディスプレイパネルをつくる装置(FPD露光装置)の投影レンズ設計を担当しています。求められる性能を考えて設計を行い、部品加工から組立が実施されます。各工程において誤差なく組み立てられるわけではないので、設計時には公差管理をする必要があります。製品全体を通したときに性能が満たされるよう、そのレンズに合った精度を多くの部署と話し合いながら決めていきます。設計はもちろん、組立まですべての工程を見ることができるので、1台の製品に多くのひとの力が集約されているのだと強く感じることができます。わたし自身も製品をつくる一員であるという責任感と充実感があります。

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常に大切な学びの姿勢

学生時代に所属していた研究室は、主体的に何でも自由に取り組める環境でした。納得がいかないことはそのままにせず、きちんと解決する姿勢は、このときに身につけることができたと感じています。レンズに合った精度を決める際は、製品にマッチすることはもちろん、部品製造においても加工できる値であるかを見極めなくてはなりません。そのため、光学設計以外のことも積極的に学ぶことが重要です。この学びの姿勢は、学生時代の経験がいかされているのではないかと思います。

協力体制で挑んだ「立ち上げ」

2014年に発売されたFPD露光装置の「FX-86SH2」は、大面積かつ2.2µmL/Sという高解像度露光が可能な装置で、4K・8Kテレビや高精細タブレット端末の製造に役立っています。これが、今の部署ではじめて「立ち上げ」を経験したレンズです。
FPD露光装置の光学性能は、原版をガラスプレートに転写する投影レンズと、その原版を照明する照明光学系により決まります。わたしはこの投影レンズの設計を担当し、投影レンズのスペックを決めるために、はじめて照明光学系のメンバーと条件設定を一緒に検討しました。結像光学系の性能を決定するのは、投影レンズだけではなく、照明光学系を含めた光学系であると感じることができました。

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自分を高められる場所

同じ部署の全員が仕事の相談に気軽に乗ってくれるアットホームな雰囲気なので、安心感を持って仕事ができる環境です。また、仕事は常にベストを考え絶対に手を抜かない、まじめなひとが多い職場ですね。検討した内容を報告し話し合う機会も多く、気になることや困ったことがあると、知識力や解決力が高い先輩から的確な助言をもらえるので、自分を高めることができます。私も同じことができるようになりたいと、目標となる先輩がたくさんいます。

社員一人ひとりが自分のアイデアや考えを更に言える環境づくり

誰もが発言しやすい環境を

製品の開発は、光学設計のほかに鏡筒設計や部品加工、組立の工程など多くのひとの力を集結しなくては完成しません。求められる製品を製造するためには、各工程で公差管理をしていく必要があります。例えば1µmという単位ひとつでも、部品によって大きさの感じ方は変わります。このようなことを各工程の担当者が理解し、工夫しながら製品を開発すれば、より迅速な開発および製造が可能になると思います。そのため、社員一人ひとりが自分のアイデアや考えをもっともっといえる環境づくりを目指していきたいと考えています。

ある一日のスケジュール

09:00 出社
メールをチェックし、本日の仕事内容を納期も含めて確認する。特に納期が近いものは優先順位を高くして取り組むようにしている。
09:15 投影レンズ計測結果確認
昨日、計測された投影レンズの結果が他の部署から送られてくる。この結果から、どんな傾向があるかをまとめ、次のミーティングにて報告する予定。
10:00 チーム内ミーティング
同じ部署の先輩と一緒に鏡筒設計、組立調整担当部署のひとたちと定例報告会。先程まとめた投影レンズ計測結果の報告、および進捗確認を行う。必要検討項目が出てきたため、持ち帰り検討することに。
12:00 昼食
製作所内の食堂のホームページを見て、本日の献立をチェック。3階の食堂に行って、ラーメン(生麺使用)を食べることに。
12:45 昼礼
毎日ひとりずつ業務内容や報告したいことを発表する。本日は隣の席の先輩が話すことになり、内容は業務の報告だった。
13:00 設計業務
翌日に納品する最終設計の依頼があった。現状での光学部品データと製造技術上の課題を再確認し、設計に着手。要求性能を達成しつつ、諸収差をバランスよく補正した最適解をまとめあげた。
19:30 帰宅
翌日の予定を確認して業務終了。同じ部署の先輩たちも早めに仕事を終えたので、一緒に食事へ。

物理系の主な仕事内容

  • 基礎研究 / 光学設計
  • 光学技術開発
  • 制御・計測技術開発
  • ソフトウェア・ファームウェア開発
  • 材料・要素技術開発
  • 生産技術開発
  • 生産管理 / 品質管理
  • 技術サービス / 知財・特許
  • 上記はあくまでも参考です。さまざまな領域で活躍のチャンスがあります。