社員紹介

計測技術のさらなる高みを目指して、
幅広い技術知識の習得に挑む日々。

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生産技術開発
吉家 健太郎
ガラス事業室
専攻:化学
2011年入社

高品質なガラスをつくるために

ガラス事業室で扱っているガラスは社内で合成され、物性計測まで行い、生産品として完成します。わたしの部署の役割は高品質なガラスを安定して生産するために、生産工程を改良することや、新しい製品の生産工程を確立することです。そのなかで、わたしは半導体露光装置に搭載されているガラスの物性計測に関する業務を担当しています。具体的には、合成されたガラスの検査装置の立ち上げもそのひとつ。また、新しく開発されたガラスのレーザー耐性評価を行って、さらに高品質なガラスを生産するための合成条件を提案するなど、業務は多岐にわたります。実験により見いだした新しい高精度な計測方法が、生産品に適用されたときには非常にやりがいを感じます。

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レベルの高い計測技術に驚く

大学時代は光触媒の研究をしていました。当時学んだ材料に関する基本的なことは、ガラスの物性を扱ううえで役立っています。入社後、一番ギャップを感じたことは計測技術のレベルの高さです。社内で扱っている計測装置は、高精度に計測するため既製品を改造したものや、自社でゼロから開発したものばかりでした。今は計測技術の理解を深めるために、装置の原理や機構を勉強したり、部品の特性を調べたりしていますね。化学・光学・物理・機械など幅広い知識が必要ですが、社内研修への参加や専門的な知識を持つ先輩に教わることで、少しずつ学んでいます。

2年目で任された評価装置の高精度化

入社2年目のときに、レーザー耐性評価装置の高精度化を担当しました。このときはじめてひとりで大きなテーマの仕事を任されました。試行錯誤の連続でしたが、目標としている精度をなんとか達成。課題に対し自分なりの解決策を実行し、検証するという一連のプロセスを学ぶことができました。また装置の仕様について、システムを依頼している会社の方と打ち合わせを行い、改造を加えるなど、社外の方との連携についても学びました。立ち上げた装置を使用して得た結果が、露光装置の光学設計担当者に役立ったときは、とても嬉しかったです。

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大学時代の知識と組み合わせる

ニコンには経験を問わず、新しいことにチャレンジできる風土があると思います。わたしは計測技術について入社してから学びましたが、大学で学んだ材料の知識と組み合わせると、ガラスの合成と計測に関して、いろいろな視点で物事を見ることができるようになりました。仕事を進めていくうえでの、課題に対する解決方法は一人ひとりに任されますが、方向性に迷ったときは上司や先輩に気軽に相談でき、専門分野以外のことは他部門の社員に教えてもらうこともあります。20年以上前の実験データや論文をすぐに出して説明してくれる、何でも知っているすごいひともいます。

計測技術世界No.1

計測技術のスペシャリストを目指す

計測技術を突き詰めて、スペシャリストになりたいです。ガラス事業室は露光装置など自社製品のガラスをつくるだけでなく、ガラス材料そのものをマスク基板や光学部品の材料として、社外に販売もしています。お客様のニーズはさまざまで、用途に応じて求められる物性値も計測する方法も大きく変わります。その都度、改良を加えたり、ときにはゼロベースで考えたりする必要がありますが、新しいことに挑戦するのはとてもやりがいがあります。扱う製品が変わっても、ニコンの計測技術が世界のトップであり続けるように、日々努力していきたいと思っています。

ある一日のスケジュール

08:20 出社
メールチェックからはじめ、他部門から技術的な問い合わせが来ていたので回答する。その後、1日の作業予定を立てる。
09:00 実験
装置を立ち上げ、実験をはじめる。うまくいかない点について、先輩に相談してみる。話しているといくつかアイデアが出てきたので、さっそく試してみる。
11:00 資料まとめ
来週、現在進めているプロジェクトの報告会があるので、これまでの実験結果を整理し資料にまとめる。午後のミーティングで資料内容について確認できるように、まず自分の考えをまとめておく。
12:00 昼食
同じ部署の先輩と製作所内の食堂で昼食をとる。実験が立て込んで忙しいときは、お弁当を買って自分のデスクで済ますことも。
13:00 ミーティング
週1回行われる部署での定例ミーティング。各自直近の業務内容について報告する。午前中に作成した資料について報告し、資料の修正点や追加で行うべき実験内容についてメンバーから意見をもらう。
15:00 実験、データ整理
午前に行った実験を続ける。本日予定していた内容を完了後、実験データを整理。過去の結果との比較が気になったので、社内の報告書や論文を探す。実験結果から次の実験内容を検討する。
18:30 帰宅
メールの送信漏れがないか帰宅前に確認する。翌日の大まかなスケジュールを考え、帰宅する。

化学系の主な仕事内容

  • 基礎研究
  • 材料・要素技術開発
  • バイオ技術開発
  • 生産技術開発
  • 生産管理 / 品質管理
  • 技術サービス / 知財・特許
  • 上記はあくまでも参考です。さまざまな領域で活躍のチャンスがあります。