株式会社ヘリオスと再生医療の実用化に向けた業務・資本提携契約を締結

2017年2月22日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、株式会社ヘリオス(社長:鍵本 忠尚氏、東京都港区、以下「ヘリオス」)との間において、本日付けで、業務・資本提携契約書(以下「本契約」)について合意しました。

本契約に基づき、当社はヘリオスによる20億円の第三者割当増資を引き受けるとともに、両社が有する強みを活かし、再生医療の実用化を推進します。

ヘリオスについて

再生医療は、世界中の難治性疾患の罹患者に対する新たな治療法として期待されている分野であり、製品開発・実用化へむけた取り組みが本格化し、近い将来大きな市場となる可能性を持っています。

ヘリオスは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)等を用いた再生医薬品開発のフロントランナーであり、実用化の可能性のあるパイプラインを複数保有するバイオテクノロジー企業です。

2011年に設立、2015年に株式上場(東証マザーズ:4593)し、国内ではこれまでに目の難病である加齢黄斑変性を対象とした再生医薬品の開発を進めています。

眼科領域以外でも、幹細胞製品による脳梗塞急性期の治療法開発を開始、2016年後半から治験段階に入っています。その他、臓器原基の移植により体内で機能的なヒト臓器を創り出す再生医薬品の研究開発も進めています。
(詳細につきましては https://www.healios.co.jp/ をご覧ください)

これまでの協業の経緯

当社は2013年8月にヘリオス(当時:株式会社日本網膜研究所)による5億円の第三者割当増資を引き受け、ヘリオスが取り組むiPS細胞を利用した加齢黄斑変性の再生医療実現などを支援してきました。

本契約締結の目的

本契約の締結を通じ、弊社は、ヘリオスが進める再生医薬品の開発を資本面でサポートするとともに、画像解析技術を基礎として培ってきた生きた細胞の品質評価、再生医療用細胞等の培養・生産等の技術面でのソリューションを提供していきます。

ヘリオスが取り組みを進める再生医薬品開発・生産の主要パートナーとして、その早期実用化を後押ししていきます。

当社事業への意味合い

本契約の締結により、当社は再生医療用細胞等の受託生産において幅広い事業機会を得ることとなります。

具体的には、ヘリオスが日本における再生医療等製品の開発ライセンスを取得し、その再生医療等製品の細胞生産において第三者への製造委託を検討する場合、特定の分野を除いて当社はヘリオスから独占交渉権または優先的な交渉機会を得ます。

また、当社は、再生医療分野における新規事業展開に資すると考えられる細胞受託生産や細胞の画像評価等に関するシーズについてヘリオスから有益な情報提供を受けることが可能となります。

本契約の締結により、両社が有する技術と知見を最大限活用することで、いまだ有効な治療法のない疾患に対する新たな治療法の提供を目指し、再生医療の実用化の促進および再生医療関連産業の拡大に貢献します。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。