独自画像処理による顕微鏡画像の高解像化を実現

共焦点レーザー顕微鏡用画像統合ソフトウェア「NIS-Elements C-ER」を発売

2015年10月15日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、共焦点レーザー顕微鏡で得られる画像の高解像化を実現する顕微鏡用画像統合ソフトウェアの新製品、「NIS-Elements C-ER」を発売します。
従来の画像取得方法はそのままに、新開発の独自画像処理により、手軽に、高解像度の画像を提供します。
なお、本製品は、「Neuroscience 2015 - Society for Neuroscience(北米神経科学会議)」(10月17日~21日、於:米国 シカゴ)に出展します。

発売概要

商品名 共焦点レーザー顕微鏡用画像統合ソフトウェア「NIS-Elements C-ER」
価格(税別) コンフォーカル画像取得、解析パッケージ 135万円~
「NIS-Elements C」に対するER機能追加 42万円~
(価格は仕様により異なります)
発売日 2015年10月末

開発の背景

生命科学分野における共焦点レーザー顕微鏡の応用範囲は広く、その高解像化が求められています。このような期待が高まる中、ニコンは共焦点レーザー顕微鏡で、手軽に高解像度画像が得られるソフトウェア「NIS-Elements C-ER」を開発しました。

主な特長

1. 共焦点レーザー顕微鏡の高解像度化を実現

従来の光学顕微鏡の観察においては、見分けられる二点間の最小距離には約200nmの理論的な解像限界があります。共焦点レーザー顕微鏡では、さらに近接した距離を解像する能力が潜在していましたが、これまでは十分に活かしきれていませんでした。今回開発した独自の画像処理技術により、この潜在能力を最大限に活かして、手軽に高解像度の画像を得ることができるようになりました。

2. 操作性の向上

ワンクリックの操作で、ソフトウェアが取得画像の状態を自動判別して処理するため、複雑なパラメータを入力すること無く、高解像度画像を得ることができます。

従来の共焦点レーザー顕微鏡画像と、NIS-Elements C-ERによる画像の比較

[写真]
従来イメージ
[写真]
NIS-Elements C-ERイメージ
標本情報 マウス内耳蝸牛管、生後2日目
染色 Atto-565-phalloidin
標本ご提供 神戸大学大学院医学研究科 分子細胞生物学分野 富樫 英 先生

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