高分解能24ビットを実現

多回転アブソリュートエンコーダ「MAR-M50A」を発売

2015年5月19日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、小型サーボモータ向け多回転アブソリュートエンコーダ「MAR-M50A」を発売します。多回転アブソリュートエンコーダとして、世界最高水準の薄さ12.74mmを実現し、最大24ビットの高分解能による高精度の制御が可能です。

なお、本製品は「TECHNO-FRONTIER 2015・第33回モータ技術展(日時:2015年5月20日~22日、場所:幕張メッセ)」に出展予定です。

発売概要

商品名 アブソリュートエンコーダ「MAR-M50A」
価格 オープンプライス
発売日 2015年5月19日
[写真]
多回転アブソリュートエンコーダ「MAR-M50A」
写真左:内部構成となるM系列スケール
写真右:本体外観

主な特長

1. 世界最高水準の薄さを実現

ニコン独自のM系列を応用したアブソリュートパターン技術とエンコーダ内部の光学検出系に反射光学系を導入した革新的な光学設計により、高さは世界最高水準の薄さ12.74mm、外径は35mmのコンパクト形状を実現しました。ロボットや工作機械など各種産業機械に使用される小型ACサーボモータへの搭載に最適な形状です。

2. 一回転24ビットの高分解能を実現

一回転内の分解能は、最大24ビット(2の24乗:16,777,216分割/回転)を実現しています。精密な位置決めが可能となり、さらに速度制御の安定性向上にも大きく貢献します。

3. 最高95℃までの保証温度

保証温度は最高95℃まで対応し、余裕のある装置設計が可能となります。(電気二重層コンデンサ搭載品は、85℃までの対応)

4. 双方向フルシリアル通信フォーマットを装備

信号線4本の省配線が可能で、コントローラーとエンコーダで互いに通信が可能な双方向フルシリアル通信「ニコンAフォーマット」を装備し、通信フォーマットを従来機種と共通化することによりお客様のモータ選択の幅が広がります。好評を博した従来製品「MAR-M40A」とも互換性があります。

5. 最高16Mbpsの高速通信を実現

従来製品の2.5Mbps、4Mbps(オプション)のシリアル通信を、6.67Mbps、8Mbps、16Mbpsまで高速化が可能です。(オプション対応)

主な仕様

基本仕様

分解能 1回転部分 最大224(16,777,216分割)
多回転信号 216(65,536)回転
応答回転速度 主電源ON時 6000 min-1
バッテリバックアップ時 10000 min-1
電源 主電源ON時 DC 5V
バッテリバックアップ時 DC 3.6V
消費電流 通常動作時 130mA(TYP)
外部バッテリ使用時 30μA(TYP)
動作温度範囲
 電気二重層コンデンサ非搭載品
 電気二重層コンデンサ搭載品

-20℃~+95℃
-20℃~+85℃
寸法 外径 φ35mm
高さ 12.74mm(TYP)

機械的仕様

軸慣性モーメント 3.25×10-7 kg・m2
許容回転角加速度 1.0×105 rad/sec2

通信仕様

伝送規格 EIA規格RS-485準拠
伝送方式 NRZ半2重シリアル通信
ボーレート 2.5Mbps(オプション:4Mbps、6.67Mbps、8Mbps、16Mbps)
信号線数 4本(6本)
バス接続(オプション) 最高8軸までエンコーダを接続可能

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