ニコンデジタル一眼レフカメラ「ニコン Df」が、「カメラグランプリ 2014 大賞」「カメラグランプリ 2014 あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞

一眼レフカメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の「カメラグランプリ 2014 レンズ賞」を合わせてトリプル受賞を達成

2014年5月20日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)のデジタル一眼レフカメラ「ニコンDf」が、カメラグランプリ 2014(カメラ記者クラブ主催)において、「カメラグランプリ 2014 大賞」および「カメラグランプリ 2014 あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞しました。一眼レフカメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」も「カメラグランプリ 2014 レンズ賞」を受賞し、ニコンはトリプル受賞を達成しました。

ニコン Df
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

「Df」は、2013年4月1日から2014年3月31日までの1年間に日本国内で発売されたスチルカメラの中から、もっとも優れた1機種として「カメラグランプリ 2014 大賞」に選出されたと同時に、一般ユーザーの投票により選ばれる「カメラグランプリ 2014 あなたが選ぶベストカメラ賞」を受賞しました。
「あなたが選ぶベストカメラ賞」では、過去7回のうち、ニコンのデジタル一眼レフカメラが6回、2011年からは4年連続受賞しており、ニコンのカメラが多くのユーザーから高い支持を頂いたためだと認識しています。
また、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」が、もっとも優れたレンズに与えられる「カメラグランプリ 2014 レンズ賞」を受賞し、「カメラグランプリ 2014」の4つの賞のうち3つをニコン製品が受賞しました。

なお、「Df」は世界的に権威のある写真・映像関連の賞「TIPA アワード 2014」にて「ベスト プレミアム カメラ」も受賞しています。

「Df」の主な特長

  • 「操る愉(たの)しみ」を提供する直感的なダイヤル操作と精密機械の感触、高画質を、携行性の高いニコンFXフォーマット最小・最軽量ボディーで実現
  • 大型の金属製メカニカルダイヤルによるシンプルで視認性に優れた操作系と、精緻なボディーデザイン
  • 有効画素数1625万画素、FXフォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載
  • 可倒式露出計連動レバーの採用により非AIレンズの装着が可能なため、往年のNIKKORレンズと最新のデジタルテクノロジーを備えたボディーとの組み合わせによるさまざまな表現を「愉しむ」ことが可能

「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の主な特長

  • ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の大口径標準単焦点レンズ
  • 夜景撮影時などに、点像の周辺に鳥が羽を広げたような像が写る現象「サジタルコマフレア」の発生を極限まで抑えることで、開放絞りでも画面周辺部まで「点光源」をゆがみやにじみのない「点」として描写することが可能
  • ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケ味により、画面に自然な奥行き感が広がり、人物や静物の撮影で被写体を印象的に撮影できる

「Df」の選考理由

<カメラグランプリ 2014 大賞> カメラグランプリ 2014実行委員会のコメント

「効率化やハイスペック化が最優先のデジタル全盛の時代にあって、かつて流れていたであろう「スローライフ」的な写真撮影の豊かな時間と、精密機器を操るという愉しみを、今一度取り戻すための“提案”として大ヒット。ともすれば、「懐古趣味」や「後ろ向きの商品」との批判も寄せられたが、「肩の力を抜いて撮影に臨む」というスタイルの提案は、今の時代にあって新鮮な共感をもって迎え入れられた。
また、その復古調のデザインがもたらす操作性と基本性能の高さ、旧ニッコールレンズ(非AIレンズ)への対応などは、往年の銀塩カメラファンのみならず、このカメラをきっかけにデジタルカメラの門を叩いたという新たな層をも呼び込んだ。その功績は大きく、加えて開発者の顔が明確に見える、近年まれなデジタルカメラという点は、まさにイヤーカメラとして相応しい。」

<カメラグランプリ 2014 あなたが選ぶベストカメラ賞> 一般ユーザーのコメントの一部

  • ニコンにしかできないカメラ
  • これまでのデジタル一眼レフカメラには無かったコンセプト。必ずお金をためて購入したいと、これほどまでに思わせるカメラは今までになかった。メカとしてのカメラを久しぶりに感じた
  • 写真を撮ることの本質、喜びを感じさせる、明快なコンセプトが素晴らしい
  • じっくりと考えながらシャッターを切りたくなってくる、電気製品ではなく、「写真機」の風格があるカメラ。シャッター速度、絞り値、感度をじっくり考えて設定したい。特に広い感度幅を安心して使えるために撮影の自由度が広いのが良い。動画機能を入れていないのは、この機種にとっては大正解。杓子定規なマーケティングや商品戦略からは出てこないであろうこのカメラを出してくれたニコンに満点をあげたい

「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G 」の選考理由

<カメラグランプリ 2014 レンズ賞> カメラグランプリ 2014実行委員会のコメント

「開放絞りでの遠景撮影で点を点として描写しつつも、近接撮影時のボケ味の美しさを併せ持つ現代版ノクトニッコール。絞りや撮影距離の変化による描写の違いを、1本のレンズで味わえる点も魅力。大きさやバランス重視の流れの中で、あえて個性的であり、使いこなす歓(よろこ)びを提案した意欲作。開発者のこだわりが伝わってくる一本。」

  • 1977年に発売された「AI Noct Nikkor 58mm F1.2」

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