惑星分光観測衛星SPRINT-A(ひさき)に、ニコン製主鏡を搭載

2013年9月17日PRESS RELEASE/報道資料

2013年9月14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所より、惑星分光観測衛星SPRINT-Aを搭載したイプシロンロケットの打ち上げに成功しました。その後、SPRINT-Aは無事軌道に投入され、「ひさき」と命名されました。「ひさき」は地球を回る高度約1000kmの人工衛星軌道から金星や火星、木星などを遠隔観測する世界で最初の惑星観測専用の宇宙望遠鏡です。

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)は、このプロジェクトに望遠鏡の主鏡(口径20cm)製造で参加しています。主鏡の母材はSiC(炭化ケイ素)で、この材料は非常に硬く加工が難しいものですが、当社の精密加工技術を駆使することで完成させました。

当社はこれまでも陸域観測技術衛星「だいち」(打ち上げ:2006年1月)、赤外線天文衛星「あかり」(同2006年2月)、金星探査機「あかつき」(同2010年5月)など多くの人工衛星や探査機の開発に参加してきました。これからも自社の持つ高精度な光学設計や加工技術で、宇宙空間の観測・測定に挑戦するプロジェクトをサポートしていきます。

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