PRESS RELEASE/報道資料

広い倍率範囲をカバーし、小型化を実現工業用変倍レンズ「Nikon Rayfact VF」を発売

2012年8月20日

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社栃木ニコン(社長:塩釜 吉晴、栃木県大田原市)は、優れた使い勝手と高性能を実現した工業用変倍レンズ「Nikon Rayfact VF(レイファクト ブイエフ)」を開発、発売します。

発売概要

商品名 「Nikon Rayfact VF」
価格 オープンプライス
発売予定 2012年8月31日


※本画像と実際の製品とは異なる場合があります。

発売のねらい

栃木ニコンで開発・販売しているRayfactレンズは、産業用カメラ(ラインセンサカメラ※1・エリアセンサカメラ※2)を使用する外観検査用途に専用設計されたレンズで、シート・フィルム・印刷物・FPD用ガラス基板など、様々な分野の検査における画像取り込みに用いられています。

栃木ニコンでは、主に高精細ラインセンサカメラに適した高性能レンズをこれまで開発・販売しています。今回発売する「Nikon Rayfact VF」は、0.5倍から3.0倍と広い範囲の倍率を確保するとともに、倍率範囲全域において、中心から周辺まで均一な性能を発揮するなど、産業用レンズとして使い勝手に優れたレンズです。さらに、既存製品と比べて小型化を実現しました。

また、当製品はレンズ外径に倍率変更、絞り変更用のギアをつけ外部動力(モータ等)により倍率・絞りを変更できる構造になっています。これにより様々な環境でレンズをフレキシブルに使用できます。

  • ※1ラインセンサカメラ:光を受光する感光部が1列(リニア)に配置されたセンサを備え、検査対象全体を走査して撮影する検査用カメラ。
  • ※2エリアセンサカメラ:光を受光する感光部が面(エリア)となっているセンサを備え、検査対象全体を分割して撮影する検査用カメラ。

主な特長

  1. 可変倍率(0.5倍~3.0倍)、広い倍率範囲をカバー

    1本のレンズで0.5倍~3.0倍まで変倍可能です。倍率範囲全域において良好な性能を発揮し、中心から周辺まで性能の均一性を確保しています。シート、印刷物、FPD、電子部品など、様々な工業製品の外観検査に適した製品です。

  2. 倍率・絞りをフレキシブルに変更可能

    レンズ外径に倍率変更、絞り変更用のギアをつけ外部動力(モータ等)により倍率・絞りをフレキシブルに変更できる構造です。

  3. 可変絞り、明るい開放F4

    可変絞りにより、被写界深度の調整が可能です。また、既存製品の中でも開放F値がF4であり、明るい製品です。

  4. 絞り値を固定できる絞りロックねじを採用

    絞り環、フォーカス環にロック機構を装備しており、設定状態を一定に保つことができます。産業用として使いやすい設計となっています。

  5. 大型ラインセンサカメラに対応したイメージサークル

    イメージサークルφ64mmを確保し、大型ラインセンサカメラ(7μm×8k、5μm×12kなど)に対応した設計です。

主な仕様

型式 L-OVM30093MN
倍率範囲 -0.5倍~-3.0倍
倍率目盛 -0.5倍 -0.7倍 -1.0倍 -1.4倍 -2.0倍 -2.5倍 -3.0倍
焦点距離 91.7mm
絞り目盛 4 / 5.6 / 8
基準波長 546.07nm(e線)
使用波長域 400nm~700nm
像面サイズ(イメージサークル) φ64mm
物体サイズ φ128.0mm φ91.4mm φ64.0mm φ45.7mm φ32.0mm φ25.6mm φ21.3mm
ワーキングディスタンス 239.7mm 187.2mm 147.7mm 121.4mm 101.7mm 92.4mm 86.3mm
フランジバック 98.8mm 117.2mm 144.8mm 181.6mm 236.8mm 282.7mm 328.6mm
マウント M45mm(P=0.75)
外形寸法 φ58mm×67.5mm
質量 約430g

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