東京大学に「ニコン イメージングサイエンス寄付研究部門」を開設

2012年4月3日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の寄付により、東京大学生産技術研究所は2012 年4月1日に、「ニコン イメージングサイエンス寄付研究部門」を開設しました。これは、次世代の光学産業をリードする優秀な人材を育てることにより、日本の光学技術を持続的に発展、向上させていくことを目的とするものです。

「ニコン イメージングサイエンス寄付研究部門」の概要

開設場所 東京大学生産技術研究所(東京大学駒場リサーチキャンパス内)
開設期間 2012年4月1日~2017年3月31日(5年間)
講座名 「光工学特論」他
担当教員 志村 努 教授(東京大学 生産技術研究所 基礎系部門)
大木 裕史 特任教授(株式会社ニコン 常務執行役員 コアテクノロジーセンター研究開発本部長)

講座開設の背景と目的

光学産業は伝統的に日本が極めて強い分野ですが、技術革新のスピードに加え、新興諸国の参入もあって、世界レベルで高い競争力を維持していくことは困難になっています。
かつて大学の理学部で教えられていた光学は、光学産業と直結したものでした。しかしその後、大学における光学研究は量子光学や非線形光学といった先端技術に注力されるようになり、産業との隔たりが指摘されるようになりました。
このような背景のもと、2006年11月、当社の寄付により東京大学生産技術研究所は「ニコン光工学寄付研究部門」を開設し、当社の現役レンズデザイナーによる指導のもと、プロ用の設計ソフトウエアを用いてレンズ設計実習を行うなど、これまでに100名近い大学院生に対して産業に直結する光学教育を実施してきました。この「ニコン光工学寄付研究部門」は、2012年3月末をもって終了しました。
このたび開設された「ニコン イメージングサイエンス寄付研究部門」は、「ニコン光工学寄付研究部門」を発展的に継承するものです。特徴ある講義を継続して実施するとともに、新たな取り組みとして、将来の日本の光学技術を担う研究者と技術者の交流を活性化させる場を提供し、産学協同による世界的競争力強化につなげていきます。

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