高精細・大型ラインセンサに適した低倍率産業用レンズ

ラインセンサ用高性能レンズ「Nikon Rayfact VWシリーズ」の発売について

2009年9月17日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷道郎、東京都千代田区)の子会社、株式会社栃木ニコン(社長:黒澤知至、栃木県大田原市)は、ラインセンサカメラを用いた画像取り込みに適した高性能産業用レンズ「Nikon Rayfact VW(レイファクトブイダブリュー)シリーズ」を開発。2009年10月から発売します。

発売概要

商品名 「Nikon Rayfact VW 0.14倍」
「Nikon Rayfact VW 0.25倍」
「Nikon Rayfact VW 0.35倍」
価格 オープンプライス
発売予定日 2009年10月

開発の背景

「Nikon Rayfact VWシリーズ」は、FPD用ガラス基板やフィルム・シートなど、高い精度が要求される各種工業製品の外観検査用に専用設計したレンズです。
外観検査市場は、被検物の微細化に伴い、求められる精度がより厳しくなり、高精細・大型ラインセンサカメラによる画像処理技術を利用した検査が主流になりつつあります。また、被検物の大型化も進み、検査の効率化の観点から、一度に広視野の画像を取り込み、検査スループットの向上が期待できる低倍率レンズへの要求が高くなっています。
今回発売する「Nikon Rayfact VWシリーズ」は、このような市場の要求に応えることを目的に開発された製品です。レンズ性能については、産業用としてご好評を頂いております「Nikon Rayfact シリーズ」レンズの性能を継承しつつ、イメージサークルφ62mmを確保し、高精細・大型ラインセンサカメラの性能を存分に引き出すことができる設計になっています。また、低倍率レンズの要求に合わせて、0.1倍~0.4倍の倍率範囲を満たす機種をラインアップしています。

主な特長

1. 大きな被検物の外観検査に適した低倍率ラインアップ

お客様の使用条件などに合わせて、0.14倍、0.25倍、0.35倍の3機種から選ぶことができます。

2. 高精細・大型ラインセンサカメラに適したイメージサークル

イメージサークルφ62mmを確保し、大型ラインセンサカメラ(7μm×8k、5μm×12kなど)に対応した設計になっています。

3. 均一高画質

中心から周辺まで高解像度、性能の均一性を確保しております。大型ラインセンサカメラに対応し、中心から周辺までカメラ性能を存分に引き出せる光学設計となっています。

4. 歪曲収差を低減

イメージサークルφ62mmにおいて、徹底した歪曲収差の低減を実現しました。優れた光学性能により、歪みのない画像を得ることができます。

5. 絞り値を固定できる絞りロックねじを採用

絞り環にロック機構を装備することにより、絞りの設定状態を一定に保つことが出来ます。また、絞り値をクリックストップ以外の任意の位置に固定することが出来るなど、産業用として使いやすい設計となっています。

主な仕様(基準倍率時)

品名 Nikon Rayfact
VW 0.14倍
Nikon Rayfact
VW 0.25倍
Nikon Rayfact
VW 0.35倍
型式 L-OFM014012MN L-OFM025020MN L-OFM035026MN
焦点距離 125.5mm 124.9mm 125.2mm
基準倍率 -0.14× -0.25× -0.35×
使用倍率範囲 -0.1×~-0.18× -0.18×~-0.28× -0.28×~-0.4×
基準波長 546.07nm(e線)
像面サイズ φ62.0mm
物体サイズ φ442.9mm φ248.0mm φ177.1mm
絞り目盛 4.9/5.6/8/11
ワーキング
ディスタンス
960.2mm 562.9mm 419.8mm
マウント M55(P=0.75)
フランジバック 120.0mm 133.9mm 147.5mm
外形寸法 φ73.5mm
×98.7mm
φ73.5mm
×97.7mm
φ73.5mm
×97.7mm
質量 約740g 約740g 約740g

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。