NIKKOR発売75周年について

2008年3月18日 PRESS RELEASE/報道資料

 株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)の写真用レンズ「NIKKOR(ニッコール)」は、1933年に初出荷し、今年で発売から75周年を迎えました。
 今後も先進機能と高い光学性能を兼ね備えた、お客様の期待にお応えする製品を開発するとともに、発売75周年を記念して、NIKKORブランドの強化・認知向上を促進させます。

「NIKKOR」ブランドについて

「NIKKOR」は、ニコンの写真用レンズのブランドです。「NIKKOR」は、ニコン創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称であった「日光」の英文表記「NIKKO」に、当時、写真レンズの名称の末尾によく使われていた「R」をつけて決定しました。そして、1933(昭和8)年に航空写真用レンズを「Aero-Nikkor(エアロニッコール)」と名づけて初めて販売しました。
その後、「NIKKOR」は民生用、産業用ともに発展を続け、日本を代表する高性能レンズの代名詞に成長しました。第二次大戦後、日本光学工業(現:ニコン)が民生用カメラの製造を始めると、「NIKKOR」はカメラ用交換レンズとして多くの写真家に愛用されるようになりました。また、1950(昭和25)年、ニューヨークタイムズは、ライフ誌のカメラマンが朝鮮戦争で使用したニコンカメラとNIKKORレンズが、当時のドイツ製のカメラ、レンズより優れていると報道し、ニコンと「NIKKOR」が世界的に知られるきっかけとなりました。
「NIKKOR」は常に時代をリードし、1968(昭和43)年には世界で初めて非球面レンズを採用した一眼レフカメラ用魚眼レンズ「OPフィッシュアイ10mmF5.6」を発売しています。
現在、世界最高レベルの解像度を有するニコン半導体露光装置の投影レンズは、1962(昭和37)年に発売した「ウルトラマイクロニッコール105mmF2.8」が発端となり、大きく進歩を遂げたものです。なお、最新の一眼レフカメラ用「NIKKOR」には、半導体露光装置を開発する過程で生み出した、極めて高い反射防止効果を発揮する「ナノクリスタルコート」など、数々の先端テクノロジーが生かされています。

NIKKOR発売75周年記念ロゴ

三日月形のシェイプは、信頼と高性能のNIKKORレンズをイメージしています。

PIE2008でNIKKORを展示

「フォト イメージング エキスポ 2008(PIE2008)」(3月19日~22日、東京ビッグサイト)のニコンブース内で、NIKKOR の歴史に残るレンズなど約20点を展示します。
この展示には、初めてNIKKOR名称で販売した航空写真用レンズ「Aero-Nikkor50cm F4.8」(1933年)、NIKKORが世界に認められるきっかけとなった「NIKKOR-H.C 8.5cm F2」(1949年)、米国のアポロ計画で使用された米国航空宇宙局(NASA)仕様の「NIKKOR 55mm F1.2」(1972年)などを展示する予定です。

NIKKORブランドをアピールするウェブサイトを公開

NIKKORをアピールするウェブサイト(http://www.nikkor.com)を3月下旬に開設します。第一線で活躍する世界のプロフェッショナルフォトグラファーたちの「NIKKORへの思い」「作品」「インタビュー」などを通して、NIKKORブランドの世界観を感じとっていただけます。

(当サイトの公開は4月中の予定に変更となりました。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどお願いいたします。3月31日訂正)

なお、今年は1948年にニコン初の小型カメラ「Nikon I 型」を発売してから60年目にあたり、ニコンカメラは発売60周年となります。

1933(昭和8)年に販売した航空写真用レンズ「Aero-Nikkor50cm F4.8」

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