PRESS RELEASE/報道資料

株式会社オキサイドとの業務提携により光学単結晶関連事業を強化

2006年6月21日

 株式会社ニコン(社長:苅谷 道郎)は、株式会社オキサイド(社長:古川 保典)と光学単結晶の分野における業務提携を行います。今後、オキサイドが開発する光学単結晶のニコン製品への活用を図るとともに、両社の技術を融合した高付加価値の光学結晶や関連応用製品を市場に提供していきます。

 なお、この業務提携を推進し成果を確実なものとするために、ニコンはオキサイドへの資本参加を行っています。

業務提携の経緯

 ニコンは光学技術、精密技術をコアとして広範な製品とサービスを提供していますが、独自技術をベースとして光学結晶を用いた新製品の開発も行っています。
 こうした中、当社が必要とする高性能光学単結晶の開発ならびに安定供給を促進するために、2005年より協力関係にあり、優れたオプトエレクトロニクス単結晶技術を有するオキサイドとの関係を強化・拡大することになったものです。

提携の内容

  • 光学単結晶開発に関する技術協力。
  • 関連応用製品開発に関する技術協力。
  • オキサイドによるニコンへの光学単結晶の供給。

今後の展開

 ニコンの光学技術、精密技術と、オキサイドの光学単結晶技術を融合させることで、高付加価値の光学単結晶部品や、光学単結晶部品を応用した関連製品を市場に提供していくなどの展開を視野に入れています。

株式会社オキサイドの概要

代表者 取締役社長 古川保典
所在地 山梨県北杜市武川町牧原1747番地1
設立 2000年10月
資本金 2億6000万円
従業員数 23人
事業内容
  • オプトエレクトロニクス単結晶の製造販売
  • 光デバイスの製造販売
  • 各種単結晶・光デバイスの委託開発・生産およびコンサルタント業務
株式会社オキサイド 取締役社長 古川保典氏のコメント
 弊社は、独立行政法人 物質・材料研究機構の研究成果を実用化するために、2000年に設立したオプトエレクトロニクス単結晶の製造販売を手がけるベンチャー企業です。
 これまでに、国立研究所で開発された二重坩堝法と呼ばれる新技術を製造技術に高め、定比組成タンタル酸リチウム単結晶、定比組成ニオブ酸リチウム単結晶と呼ばれる新しい光機能単結晶の製品化に成功しております。これら新材料は、高速・高密度光通信、光加工、光計測分野で重要なキーデバイスとなる光変調デバイスや波長変換デバイス、光スイッチデバイスなどに使われる材料として利用され、今後の大きな市場発展が期待されています。
 この度、事業会社およびベンチャーファンドを対象に第三者割当増資を実施しました。増資資金は、これまでの弊社の単結晶製品の事業拡大に加え、新たに光情報家電分野や光計測・加工分野、および医療バイオ分野での応用が期待される新しいセシウムリチウムボレート単結晶やホウ酸バリウム単結晶など新材料の開発、および光デバイス・モジュール事業への設備投資に充当する計画です。
 今回の業務提携により、株式会社オキサイドにとっては人的資源を拡充し、新たな応用分野で期待される新材料開発により事業の一層の展開を図れることになります。

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