PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン 相談役 吉田庄一郎のIEEEからのロバート N. ノイス メダル受賞について

2006年6月14日

 株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)の相談役 吉田庄一郎はIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.電気電子学会)よりロバート N. ノイス メダル(IEEE Robert N. Noyce Medal)を受賞しました。授賞式は6月24日に米国ミネアポリスで行われる予定です。

 IEEEは世界150か国余りの電気・電子技術者約37万人が会員となっている国際的な学会です。ロバート N.ノイス メダルは2000年に創設され、マイクロエレクトロニクス産業に於いて、技術開発、事業の発展、産業におけるリーダーシップ、技術方針や標準化の推進などの分野で顕著な貢献をした個人に対してIEEEから授与される権威ある賞です。これまで日本人では日本電気会長の佐々木元氏(2001年)、テキサス・インスツルメンツの西義男氏(2002年, 当時研究開発グループシニアヴァイスプレジデント兼ディレクター)が受賞しており、ここ2年ではクレイグ・バレット氏(2004年、当時インテル社長兼CEO)とウィルフレッド・コリガン氏(2005年、当時LSIロジック会長兼CEO)が受賞しています。

 今回の受賞理由は「集積回路(IC)の露光技術および露光機事業における貢献とリーダーシップ」が高く評価されたものです。ICの製造には、「史上最も精密な機械」と呼ばれるステッパーまたはスキャナーという縮小投影型の露光装置が使われます。当社は縮小投影型露光装置(ステッパー)NSR-1010Gを昭和55年に発表し、翌年1月に出荷をはじめて以来、この分野で世界をリードして参りました。吉田はステッパーの開発に大きな足跡を残し、半導体産業の発展と情報社会の進展に貢献しました。

 吉田庄一郎はこれまで科学技術庁長官賞(昭和59年4月)、藍綬褒章(平成3年4月)、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ(平成15年7月)などを受賞しています。吉田の略歴は以下の通りです。

吉田庄一郎の略歴

  • 生年月日:昭和7年8月25日(東京都出身)
  • 主要職歴(社内)
    昭和31年4月 日本光学工業株式会社入社
    (昭和63年4月1日より株式会社ニコンに社名変更)
    昭和58年6月 取締役精機事業部長
    昭和62年6月 常務取締役
    平成元年6月 専務取締役
    平成5年6月 取締役副社長
    平成9年6月 取締役社長
    平成13年6月 取締役会長兼CEO
    平成17年6月 相談役
  • 主要職歴(社外)
    昭和60年10月 新技術事業団(現:科学技術振興機構)
    創造科学技術プロジェクト「吉田ナノ機構」総括責任者
    (平成2年9月プロジェクト終了)
    平成9年5月 社団法人 日本半導体製造装置協会(SEAJ)会長
    (平成11年5月任期満了)
    平成10年7月 Chairman of SEMI Board of Directors
    (平成11年7月任期満了)
    平成12年3月 社団法人 精密工学会会長
    平成13年7月 Director Emeritus of the SEMI Board
    平成14年5月 社団法人 日本望遠鏡工業会 会長
    平成14年6月 日本光学工業協会 会長

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