顕微鏡専用デジタルカメラ「DS」シリーズのラインアップを拡充ニコン顕微鏡専用デジタルカメラ「DS-Fi1」他の発売について
2006年5月17日

ニコン顕微鏡デジタルカメラ「DS-Fi1」/コントロールユニット「DS-L2」
(工業顕微鏡「LV100D」に装着時)
株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)は、顕微鏡で得られた画像の観察・保存・簡易計測を行う、顕微鏡専用デジタルカメラ「DSFi1」、モニターで観察が可能なコントロールユニット「DS-L2」とパソコン接続タイプのコントロールユニット「DS-U2」を2006年6月5日から発売します。
ネットワーク経由の画像伝送や簡易計測機能を搭載する多機能型の「顕微鏡デジタルイメージングシステム」として、生物・医学・医療などの最先端の研究機関や一般の医療機関、また産業分野では、研究開発・品質保証・検査部門など、幅広い分野での利用が可能です。
発売概要
| 商品名 | ニコン顕微鏡専用デジタルカメラ「DS-Fi1」 |
|---|---|
| 価格 | 「DS-L2」セット 497,500円 (税込522,375円) 「DS-U2」セット 868,400円~(税込911,820円~) |
| 発売予定日 | 2006年6月5日 |
| 販売予定数 | 初年度3000セット |
開発の背景
顕微鏡用デジタルカメラとして、2000年4月に「DXM1200」、2001年5月に「DN100」、2003年4月に「DS5ML1」、2004年2月に「DS5Mc」、2005年4月に「DS-2Mシリーズ」を発売し、お客様から高い評価を得てきました。また2003年6月には、接眼レンズのないマウスクリックだけで操作が可能なデジタル顕微鏡「COOLSCOPE」を発売するなど、光学顕微鏡とデジタルカメラの技術を融合させた「顕微鏡デジタルイメージングシステム」のラインアップの拡充に努めてきました。
今回発売する製品は、従来の仕様や機能を引き継ぎながら、色再現性や解像度といった画像品質の改良、動画表示能力を向上させました。また、NIKONソフトウエア(NIS-elements)との組み合わせにより、ユーザニーズに対応したソリューションを提供します。
主な特長
- 画像品質の向上
新開発した画像処理エンジンを搭載し、ニコン独自の画像処理技術により、解像度の向上と画像ノイズの低減を実現しました。また、色再現機能を充実し、標本の色に近い色表現を行います。
- 画像表示スピードの改善
500万画素の高解像度に加え、高い動画性能を持ち合わせています。「DS-L2」は、1280x960ピクセルの画像で12フレーム/秒、1280x480ピクセルの中央部切り出し画像で、23.3フレーム/秒の高フレームレート表示を実現しました。内蔵の8.4インチ高輝度液晶モニターにより、接眼レンズを覗かなくても観察することができます。また「DS-U2」は、USB2.0インターフェースの転送速度向上により、640x480ピクセルの画像を最大23.3フレーム/秒で、パソコン上に表示することが可能です。
- シーンモードの機能を拡張
内蔵の新画像処理エンジンを駆使し、表現力を高めました。シーンモードは、明視野、蛍光、DIC/位相差、IC・プリント基板・金属標本の観察方法ごとに、撮影設定パターンをメニューとして用意し、ワンクリックで、簡単に最適な撮影が可能です。さらに、従来の観察方法毎のモードに加え、微妙な色再現が必要とされる医療用サンプルについては、HE染色、酵素抗体法のサンプル毎のシーンモードを追加しました。
- 各種機能を充実 [DS-L2]
ネットワーク、USBデバイスインターフェース、CFカード以外にUSBメモリーも標準サポートし、外部インターフェースをさらに充実させました。USBホストインターフェースを2ポート用意しました。マウス、キーボード、USBメモリーなどのUSB周辺装置をUSBハブなしで、同時に使用することができます。
PictBridge規格に対応しているので、規格対応のプリンターに接続すると、パソコンを介さずに、ボタン一つでプリントアウトが可能です。ツール機能では、面積測定・グリッド線表示・自由直線描画の3つの機能を新設しました。さらに、操作性も改善し、サンプル画像への簡易計測・カウント・添え書きができます。 - マルチカメラヘッド、マルチコントロールユニットのシステム展開
コンバーチブルシステムとして、カメラヘッドとコントロールユニットの組み合わせ選択が可能です。サンプルの種類、観察目的、パソコンの有無に応じたシステム構築が可能です。
主な仕様
DS-Fi1
| 撮像素子 | 2/3型カラーCCD 総画素数:5.24メガピクセル、有効画素数:5.07メガピクセル |
|---|---|
| カメラマウント | Cマウント |
| 感度 | ISO64相当(感度切替可能 ISO32~1600相当) |
| ライブ表示モード (DS-L2使用時) |
最大 5.9fps(2560x1920ピクセル) 最大 12fps(1280x960ピクセル) 最大23.3fps(1280x480ピクセル・ROIモード時) |
| ライブ表示モード (DS-U2使用時) |
最大 8fps(1280x960ピクセル) 最大12fps(640x480ピクセル) 最大23fps(640x480ピクセル・ROIモード時) |
| 記録画素数 | 2560x1920ピクセル、1280x960ピクセル、640x480ピクセル |
DS-L2
| 露出制御 | プログラムAE/シャッタースピード優先AE/フォーカスAE/マニュアル AEロック機能付き 露出補正:±2.0 ステップ1/3 |
|---|---|
| 電子ズーム | 最大16倍(8段階) |
| 測光方式 | 平均/ピークホールド測光 測光エリアの位置/サイズ選択可 |
| 画像補正 | ガンマ、黒レベル、彩度、色相、特殊効果、シェーディング補正 |
| ツール機能 | 測定機能(距離,角度,円周/直径,面積)、カウントマーキング、テキスト入力、ペン描画、XY計測、スーパーインポーズ機能、スケール表示、クロスライン/グリッド表示 |
| シーンモード | 生物系(5種)/工業系(3種) |
| 記録画像ファイル形式 | BMP、JPEG(圧縮率4段階選択) |
| インターフェース | ネットワーク(IEEE802.3準拠 10/100Base-TX DHCP対応) USB2.0デバイスI/F(制御PC/PictBridge対応プリンター接続) USB2.0ホストI/F (2ポート USB周辺機器/ニコン顕微鏡接続) CFカード(Type I,Type II,マイクロドライブ対応) 外部入出力端子:ステレオピンジャック |
| 内蔵LCDディスプレイ | 8.4インチTFT液晶ディスプレイ 1024x768(XGA) |
| 外部画像出力 | DVI-I方式 (デジタル:DVI規格1.0準拠/アナログ:0.7Vp-p[75Ω]) SXGA(1280x1024)/XGA(1024x768)選択 |
DS-U2
| 露出制御 | プログラム AE/シャッタースピード優先 AE/フォーカス AE/マニュアル AEロック機能付き 露出補正:13段階 |
|---|---|
| 測光方式 | 平均/ピークホールド測光 測光エリアの位置/サイズ選択可 |
| 画像補正 | ガンマ、黒レベル、彩度、色相、特殊効果、シェーディング補正 |
| シーンモード | 生物系(5種)/工業系(3種) |
| インターフェース | USB2.0デバイスI/F(制御PC接続) USB2.0ホストI/F (ニコン顕微鏡接続) 外部入出力端子:ステレオピンジャック |
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