PRESS RELEASE/報道資料

トリノオリンピックでも活躍した高速画像表示送信ソフトウェア「Pixcruiser」(ピクスクルーザー)の発売について

2006年3月22日

 株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)の子会社、株式会社ニコンシステム(社長:萩元雅夫)は、高速画像閲覧機能と画像情報付加機能、画像送信機能が一体化された高速画像表示送信ソフトウェア「Pixcruiser」(ピクスクルーザー)を発売します。


メイン画面(イメージ)


送信画面(イメージ)

発売概要

商品名 「Pixcruiser」(ピクスクルーザー)
価格 50,000円(税込52,500円)
発売予定日 2006年3月31日
販売予定数 初年度500本

開発の背景

 新聞社・通信社が取材現場でデジタルカメラ撮影した画像を本社に送るためには、まず撮影した大量の画像をパソコンで表示し、その中から必要な画像を選択、画像編集を行い、最後に画像説明を付加して送信するといったワークフローが必要となります。スピードが求められるマスコミ媒体にとっては、こういった画像送信におけるワークフローをいかに短時間で済ますことができるかが重要なポイントとなっています。
 今回、ニコンシステムから発売する「Pixcruiser」は、ニコンが長年培ってきた画像表示および画像伝送までの技術を集約して開発されたものです。
 実際に先月開催されたトリノオリンピックにおいては、本ソフトウェアのカスタマイズ版を先行導入している大手新聞社、通信社で活用され、女子フィギュアスケートで荒川静香選手が金メダルを取った決定的瞬間の画像が日本にいち早く送信されました。

ニコンの画像送信の歴史は、1983年に35mmダイレクト電送装置「 NT-1000」を商品化したことから始まりました。ネガフイルムからダイレクトに電送できる「NT-1000」は、日本の新聞報道の世界に“革命”をもたらしたと言われています。
 その後、新聞紙面のカラー化のニーズに合わせ、1988年に35mmカラーフィルムダイレクト電送機「NT-2000」、1993年には機動性を重視してより小型化・低価格化を実現させた「NT-3000」を発売し、画像伝送分野においてのパイオニアとなりました。
 その後、時代はパソコンの普及と通信インフラの発達などによって、パソコン、フィルムスキャナー、デジタルカメラとの組み合わせによる画像伝送システムが主流となりました。ニコンも専用の電送装置から脱却し、いち早く専用ソフトウェアへの展開を図り、1996年にパソコン画像電送ソフトウェア「IT-1000」、2001年にはデジタルカメラからの入力に特化した「IT-500」を発売し、現在、全国の新聞社・通信社の画像伝送用途においては、高いシェアを誇っています。

主な特長

  1. 簡単かつ管理しやすいソフトウェア

    .NET Framework※1上で起動することにより、インストーラのいらない簡単ソフトウェアを実現しました。パソコンへのセットアップはCD-ROMから「Pixcruiser」フォルダをコピーし、実行ファイルをクリックするだけで完了します。

    • ※1.NET Framework : Microsoft がWindows Updateで提供する開発プラットフォーム
  2. ハイスピードなサムネイル表示

    ハイスピードなサムネイル表示を実現し、入力に際し、マルチウインドウで画像表示します。

  3. 属性情報入力の簡素化

    画像の属性情報項目(NSK-TIFF、JFIF、EXIF)の入力については、必要なタグ項目だけを表示させ入力の簡素化を実現しました。また並び替えも可能です。

  4. 高速な画像拡大表示およびページ送り

    大きいファイル画像の拡大表示も非常に高速です。また、ページ送りに関してもすばやく表示され、作業時間の短縮に貢献します。

  5. 容易な複数画像の比較・検討

    同時に複数画像の拡大表示をさせることができ、同期させての拡大、縮小、移動も可能、容易に比較・検討することができます。

  6. 多彩な送信機能

    画像の送信機能はFTP送信、ZMODEM通信 ※2、Networkコピー、そしてe-mail送信に対応しています。

    • ※2ZMODEM通信 : 一般公衆回線(アナログ回線)を使用して、ファイルを送信する通信プロトコル
  7. 画像送受信時のセキュリティも強化(オプション機能)

    送受信の際に画像ファイルを暗号化することで、セキュリティを強化します。

  8. 次世代画像フォーマット「NewsML※3」を新機能として追加可能

    新機能として追加すれば、日本新聞協会が提唱する次世代画像フォーマットの「NewsML」への対応も可能です。

    • ※3NewsML : XMLをベースにしたニュース配信フォーマット。テキスト、写真、音声、動画などのマルチメディア素材を配信するのに適している。
  9. カスタマイズ対応可能な機能構成

    「Pixcruiser」は機能ごとにパーツ化されており、そのパーツの組み合わせで構成されています。そのため、ユーザーからの要望により新機能を組み込む(アドイン)ことができます。従来の「IT-1000」シリーズ、「IT-500」シリーズでは対応できなかった個別のカスタマイズ対応が可能となりました。

推奨動作環境(発売時には変更となる可能性があります)

OS Windows2000Professional、WindowsXP、Microsoft .NET FrameworkSP1
CPU PentiumIV1.70GHz相当以上
メモリー 512MB以上
ハードディスク 「Pixcruiser」環境のために30MB以上の空き容量
画面 1024画素×768画素以上、256色以上
その他 CD-ROMドライブ(セットアップ時に必要)、IEEE1394インターフェース、USBインターフェース、通信機器(送信時に必要)

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