スペースシャトルディスカバリーにニコンの機材が搭載される
2005年9月7日

日本時間8月9日21時11分、スペースシャトルディスカバリー号が、無事に地球に帰還しました。日本人として二人目となる船外活動を行い、すばらしい活躍を見せた宇宙飛行士野口聡一さんは、新聞やテレビなどのマスコミに大きく取り上げられました。
2003年に起きたコロンビア号の悲劇が記憶に新しいなか、野口さんとステファン・ロビンソン宇宙飛行士はスペースシャトルに不可欠な点検、修理作業や国際宇宙ステーションの維持管理を行いました。また、シャトル底面の耐熱シールドから飛び出していた充てん材の二つの断片を除去するという、シャトル計画でも前例のない作業もみごとに成功させました。
今回のミッションには「F5」ベースのデジタルカメラ(コダック製)、ニッコールレンズ、スピードライトが搭載されました。とくにスピードライト「SB-800」は、NASAが制作した専用のハウジングに収められ船外活動中、シャトル機体表面の撮影に使われました。船外活動で、スピードライト(フラッシュ)が使用されたのは今回が初めてです。また、耐熱シールドの検査のためシャトルを回転させて機体底部の撮影では、国際宇宙ステーションからの望遠レンズによる撮影も行われ、その際にもニッコールレンズが使用されました。
シャトルの耐熱シールドの点検という、きわめて重要な役割にニコンの機材が使用されました。また、シャトル船内、国際宇宙ステーション内でのクルーの活動記録などの撮影にも使用されました。
ニコンのカメラ機材は、アポロ15号以降のすべての米国の有人宇宙飛行に採用され、今回のディスカバリー号に搭載されたニコンの機材と同様に、品質と信頼性の高さを示しています。また、ニコンの米国現地法人Nikon Inc.は、NASAに長年にわたり撮影機材を提供して協力するとともに、宇宙飛行士に対して専門家による撮影のトレーニングなども実施してきました。ニコン製品はその信頼できる機能と技術で、宇宙計画の船外、あるいは船内活動の過酷な要求に耐えて、スペースシャトル計画に寄与しています。

切り離された外部燃料タンク。ディスカバリーの機体後部にF5ベースのデジタルカメラが収納されています。切り離された外部燃料タンクの異常を撮影したのが、このカメラ。きわめて重要な役割を果たしました。
このページに掲載されている画像はNASAより提供いただきました。
- こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

