次世代の動画圧縮規格「H.264」の複数データを自動検証H.264 評価ツール「NH264V1」の発売について
2005年6月20日
株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)の子会社 株式会社ニコンシステム(社長:萩元 雅夫)は、2004年7月の発売開始から多くの研究開発技術者の方に利用され、ユーザから高い評価を得ているH.264解析ツールの解析およびエラー検出技術をベースにした自動検証用の評価ツール「NH264V1」を開発。2005年7月から販売を開始します。
なお、本製品を6月29日から7月1日まで開催される「組込みシステム開発技術展(東京ビッグサイト)」に出品する予定です。
また、各種ストリームの検証業務を開始し、ユーザに幅広いサービスを提供します。
販売概要
| 商品名 | H.264 評価ツール「NH264V1」 |
|---|---|
| 価格 | 900,000円(税込945,000円) |
| 販売開始時期 | 2005年7月 |
| 販売予定数 | 初年度200本 |
開発の背景
「H.264」規格は、ビデオ・データの圧縮方式の一つであり、従来方式(MPEG-4、H.263)に比べて、約2倍の圧縮率が可能になる国際規格です。最近、地上デジタル・テレビ放送の携帯端末向け放送や次世代DVDのCODEC(データを圧縮/伸張するソフトウェア)に採用されるなど、「H.264」規格への関心は非常に高まっています。
今後、携帯端末や次世代DVD、カーナビゲーションシステムといったアプリケーションの急速な発展に伴い、製品を開発する方々から「H.264」規格に準拠した大量の評価データを効率的に検証する手段が求められています。
今回発売する「NH264V1」は、H.264解析ツールで高い評価を得た解析およびエラー検出技術をベースに、複数のデータを自動検証するバッチ機能を搭載し、専門的な知識がなくてもデータの検証や互換性のチェックなどが効率的に行えます。
主な特長
- エラーチェック機能
指定プロファイルによるチェックと、ファイル内で定義されているプロファイルによるチェックが行えます。
- レンジチェック機能
レンジ幅を持つパラメータを、指定したレンジ幅でチェックすることができます。
- パラメータ出力機能
全パラメータ/任意パラメータ/エラーパラメータをそれぞれファイル出力することができます。
- 統計処理機能
ビット量/ビットレート/MBタイプ、サブMBタイプ/参照フレーム/量子化係数の2次元表示/動きベクトルの2次元ヒストグラム/イントラ予測モードの出現頻度をそれぞれファイル出力することができます。
- ストリーム概要出力機能
プロファイル、レベル/フレーム数(ピクチャタイプ毎の総数)/最大参照フレーム数/SEIの有無/使用されているエントロピー符号化/使用されているPAFF、MBAFF/画像サイズをファイル出力することができます。
主な仕様
| 対応フォーマット | MPEG-4 AVC/H.264 |
|---|---|
| 対応プロファイル | ベースラインプロファイル、メインプロファイル、ハイプロファイル |
| 検証ストリーム | JVT Conformance Stream |
動作環境
| CPU | Pentium4 2GHz以上 |
|---|---|
| OS | Windows 2000 / Windows XP |
| メモリ(RAM) | 512MB以上の空きメモリ(1GB以上推奨) |
- ※Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
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