映画『TAIZO』展に協賛

2004年4月16日

一ノ瀬泰造、愛用のニコン。そして彼のヘルメットや常に携帯していた従軍記者章...

ベトナム、カンボジアの戦場の人々を撮り続けた泰造の、熱い鼓動を伝える貴重な品々が初めて一般公開。そして、泰造をより深く感じることのできるその他数々のイベントが行われる

映画『TAIZO』展

にニコンが協賛します。

日時 2004年4月18日(日)~4月25日(日)
12:00~21:00 (最終日は20:00まで)
開催場所 六本木ヒルズ
テレビ朝日本社ビル1F 多目的スペースUMU
入場無料
  • 映画「TAIZO」特別上映 時間18:15~19:51

映画をご覧になる際

「The Spirit of TAIZO」の刻印を施したドッグ・タグ(1,000円・税込み)が、整理券代わりとなりますので、ご購入が必要となります。

ドッグ・タグは、「TAIZOを100万人に伝える会」の活動に賛同し、その輪に加わった著名人の皆さんに、Spiritの証としてお渡ししているものと同じです。

なお、ドッグ・タグの裏面には通し番号が刻まれていますので、手にされたものは世界に1つだけの、自分だけのものとなります。詳細は、ドッグ・タグ専用のサイトをご覧ください。

期間中、監督を務めた中島多圭子さんが、会場にいらっしゃる予定です。

監督 中島 多圭子からのメッセージ

ニコンを首から下げ、戦場でヘリコプターから飛び下りる一ノ瀬泰造 -

この一枚のモノクロ写真が泰造さんと私の出会いです。この写真を見た瞬間、彼の何かを追い求める強い眼差しに惹かれました。

今から6年程前、私はテレビの世界で仕事をしていました。その頃は、自分が何を目標にしていたのかを見失いかけていた時期でもありました。スタジオで喋る自分の言葉に自信が持てず、自分自身を仕事の中に見い出せなかったのです。今、私に必要なのはもっと現場に足を運んで取材経験を積むこと。そう分かっていながら、日々の仕事に追われ、今までのテレビでの喋り手としての経験を捨てる勇気が持てなかったのです。

そんな時に出会ったのが泰造さんです。愚直なまでに自分の夢に突き進む彼の生きざまに心を動かされました。「やりたい事があるなら自分を信じて進んでいけばいい」そう言われたような気がしたのです。

そして以前から趣味で撮っていた写真を勉強し直しました。テレビを辞めて個人的な取材活動を始めるためです。その時、私が初めて手にした一眼レフカメラがニコンでした。泰造さんが残した日記や手紙の中に度々出てくるニコン。ニコンF2、ニコマート、ニコノス・・・泰造さんの文章を何度となく読んでいた私にとって、「カメラ」=「ニコン」というイメージが自然についていたのです。

その後、泰造さんの映画を作る事になろうとは夢にも思っていませんでした。
2001年春に撮影を開始し、2003年11月に映画「TAIZO」が完成しました。映画のタイトル前に使った、ベトナムで被弾したニコンF。銃弾が貫通したボディーから浮かび上がるアンコールワットは、泰造さんが「命を賭けてまで向かったアンコールワット」の本当の意味を、自分なりにこの映画で追求したかったからです。泰造さんが夢に賭ける思い、それは私達一人ひとりの中にある夢に繋がるはず、そんな思いでこの数年間、泰造さんの遺した2万コマの写真を見つめてきました。それらからは、泰造さんの夢に賭ける強い思いと人間に対する深い愛情が伝わってきます。

そして今回の「映画『TAIZO』展」で展示されるニコマート。1973年9月にアンスヌ-ルの激戦を撮影中に水に濡れて故障してしまったカメラです。その時の彼の記述から、銃弾が降り注ぐなか兵士達の表情を捉えようと果敢にシャッターを切りながらも、負傷した“戦友”を必死に助ける泰造さんの姿が目に浮かびます。

「映画『TAIZO』展」では、ニコマート以外にも、泰造さんが戦地で使用していたヘルメットや記者章なども展示されます。皆様にとって「一ノ瀬泰造」を感じる事ができる、そんな場になることを心より願っています。

映画「TAIZO」監督 中島 多圭子

  • こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。