世界で初めて可視光反応タイプ光触媒を採用したメガネフレームニコンメガネフレーム「プローグ・ネクシア」の発売について
2004年3月9日

株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)の子会社、株式会社ニコンアイウェア(社長:後藤 隆)は、世界で初めてメガネフレームに可視光反応タイプ光触媒を採用し、防汚、抗菌、防臭の機能を持ったメガネフレーム「プローグ・ネクシア」を、2004年3月25日から発売します。
発売概要
| 商品名 | ニコンメガネフレーム「プローグ・ネクシア」 (4モデル12種類) |
|---|---|
| 価格 | オープン価格 |
| 発売予定日 | 2004年3月25日 |
| 販売予定数 | 年間 5万本(4モデル計) |
発売のねらい
一般消費者を対象に行った調査によると、メガネに対する要望の第2位として「汚れにくいメガネが欲しい」との回答が挙げられ、丁番やブリッジ(鼻にかかる部分)の汚れが気になる、という声が数多く寄せられています。
株式会社ニコンアイウェアでは、こうした市場の声に応えて、最近注目を集めている技術である「光触媒」の効果に着目し、防汚、抗菌、防臭の機能を持ったメガネフレームを開発しました。現在、光触媒はビル・家屋等の外壁、トンネル照明、空気清浄機など、その効果を利用した製品が増え、応用分野が広がりつつあります。メガネフレームは掛け外しのための耐久性を確保しながら、光触媒の表面処理を施すことに難しさがありましたが、その課題を克服、光触媒を利用したメガネフレームの開発に至ったものです。世界で初めてメガネフレームのコーティングに可視光反応タイプ光触媒を採用、屋外だけでなく、屋内でも効果を発揮し、「いつでも※1きれいなメガネフレーム」を実現します。
今回発売する「プローグ・ネクシア」は、テンプル(つる)の素材にスーパーβチタン※2を採用し、団塊の世代をターゲットとした紳士向けメガネフレームです。今後は、他のラインのチタンフレームにも光触媒技術を展開していく予定です。なお、光触媒には株式会社豊田中央研究所(愛知県愛知郡、所長:石川 宣勝)が開発、豊田通商株式会社(愛知県名古屋市、社長:古川 晶章)が販売している可視光反応タイプ光触媒「V-CAT/ブイキャットTM」を採用しています。「プローグ・ネクシア」は「V-CAT/ブイキャットTM」を株式会社ニコンアイウェアがメガネフレームとして応用、開発した商品です。
- ※1光触媒の作用は半永久的ですが、コーティングの耐久性により効果は変化します。
- ※2スーパーβチタン:軽量でさびない特性に加え、βチタンより強度および弾性を一段と高めた素材。
主な特長
- 半永久的にきれいなメガネフレーム
可視光反応タイプ光触媒を採用しているため、屋外でも屋内でも、光があたれば防汚、抗菌、防臭の効果が働き、「いつでも※1きれいなメガネフレーム」を実現します。
- しなやかな装用感が得られるスーパーβチタンを採用
テンプルに軽量で弾性に富むスーパーβチタンを採用、しなやかな装用感を実現しました。
- さらなる抗菌処理を実現
フレームにコートされた光触媒による抗菌効果とともに、さらにモダン(つるの先部分)と鼻パッドにも抗菌処理を施しています。
光触媒とは?
光触媒とは、光を受けて、それ自身は変化せずに化学反応を促す物質です。光触媒である酸化チタンに光があたると、有機物を分解し、その結果、「防汚」「抗菌」「脱臭」「浄水」「大気浄化」といった効果をもたらします。
従来、光触媒は紫外線に反応するものが主流でしたが、近年、可視光反応タイプ光触媒が開発され、内装材、家電類など屋内への適用も広がっています。光触媒の市場規模は、現在、200-300億円と言われていますが、数年後には1兆円規模に拡大するものと期待されています。
なお、今回発売するメガネフレームには、下記の3つの機能があります。
- 防汚:フレーム表面についた油分を分解することにより汚れを防ぎます。これをセルフクリーニング効果と呼んでいます。
- 抗菌:光触媒は強力な分解力を持っているため、フレーム表面に細菌が繁殖するのを防ぎ、高い抗菌性を発揮します。
- 防臭:フレームに付着した生活空間で発生する匂いの素(生活臭、たばこ臭、生ごみ臭他)を分解、除去します。
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