PRESS RELEASE/報道資料

国際的な顕微鏡写真コンテスト「SMALL WORLD PHOTOMICROGRAPHY COMPETITION 2003」の入賞作品発表について

2003年11月12日


1位:Dr.Torsten Wittmann

株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)の子会社で、米国における顕微鏡・測定機等の販売会社である Nikon Instruments Inc.(社長:日下 裕文)は、このほど同社が主催している国際的な顕微鏡写真コンテスト「Small World」の2003年度の入賞作品を発表しました。

「Small World」は、「優れた顕微鏡写真を通じ、人々に新鮮な驚きや感動を与えるとともに、最先端の科学技術の重要性を伝える」ことを目的に、1975年より開催している国際的な顕微鏡写真コンテストです。

29回目を迎える今年は、世界46の国と地域より前年の1.5倍にあたる1200点の応募がありました。応募者は、顕微鏡愛用者から生物学の最先端研究者まで多岐にわたり、インターネット経由でのデジタル画像による応募が全体の90%を占めるなど急増したのが今年度の特長です。

作品は、米国の科学雑誌のディレクターや大学の研究者など5名の選定委員により、「独自性」「学術的価値」「ビジュアル面のインパクト」「撮影テクニック」などの視点から審査され、1位には、蛍光顕微鏡と冷却CCDデジタルカメラを用いてマウスの線維芽細胞内のアクチンと微小管を撮影したDr.Torsten Wittmann (スクリップス研究所、米国 カリフォルニア州)の作品が選出されました。


2位:Dr.Greg W.Rouse


3位:Dr.Heiti Paves

なお、入賞作品は、例年どおり「2004 Small World Calendar」に掲載されるとともに、12月より米国・カナダの博物館や美術館など17ヵ所で行われる写真展に展示されます。

SMALL WORLD PHOTOMICROGRAPHY COMPETITIONの詳細については、http://www.microscopyu.com/ をご覧ください。(インターネットでカレンダーの購入も可能です。)

「Small World 2004」作品募集について

◆応募作品 光学顕微鏡を使用した写真。使用する顕微鏡の種類、観察方法等は問わず
◆応募資格 18歳以上で顕微鏡写真に興味がある人。職業、国・地域問わず
◆応募方法 35mmサイズポジフィルムもくしくはデジタル画像での応募。インターネットを通じての応募も可
◆応募期間 2004年6月30日まで
◆コンテストの詳細
1 位 Dr.Torsten Wittmann(米国 スクリップス研究所)
題名 「Filamentous actin and microtubules in mouse fibroblasts (cells) <1000×>」
マウスの線維芽細胞内のF-アクチンと微小管
観察法 蛍光
蛍光顕微鏡と冷却CCDカメラで撮影。蛍光観察画像を重ね合わせ擬似カラー化。
2 位 Dr.Greg W.Rouse(オーストラリア 南オーストラリア博物館)
題名 「Myrianida Pachycera, a polychaete (worm) <60×>」
多毛環形動物 学名:Myrianida Pachycera
観察法 暗視野
ファイバー照明を使用した暗視野観察での撮影。
3 位 Dr.Heiti Paves(エストニア 分子遺伝学研究所)
題名 「Dorsal root ganglion neurons of an ambryonic rat <100×>」
ラット胎児の後根神経節細胞
観察法 蛍光

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