初心者の方でも簡単操作の超小型・超軽量一眼レフオートフォーカス一眼レフカメラ Nikon Us(ユーエス)を3月発売

2002年2月21日

株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)は、オートフォーカス一眼レフカメラ

Nikon Us(ユーエス)
ボディ本体(ストラップ付、アイピースキャップ DK-5 付)(希望小売価格 50,000 円(消費税別))
ボディ本体+AFズームニッコール 28~80mm F3.3~5.6G 付(希望小売価格 75,000 円(消費税別))

を、3月からの発売を予定しております。

ニコン Us は、超小型・超軽量のボディに高機能を満載しながら、初めて一眼レフカメラを使う方にも、簡単操作を実現しました。軽量コンパクトなボディとオートモード&イメージプログラム等の機能で、コンパクトカメラを使うような手軽さで、一眼レフカメラならではの写真を撮影することができます。

なお、本カメラを「PMA 2002 トレードショー」(米国 フロリダ:2月24日~27日)に出品する予定です。

  • 「PMA トレードショー(PMA International Convention &Trade Show)」:米国で毎年開催される世界最大規模の映像機材の国際展示会。PMA は Photo Marketing Association の略。

開発の背景

銀塩一眼レフカメラ市場は、来年度も約350万台もの台数が見込まれる市場規模を有しています。その大半を占める普及機クラス市場において昨年3月、ニコン U を発売し拡販に努めました。
今回発売する ニコン Us は、一眼レフカメラを初めて購入される方を対象にしたもので、入門機クラスの市場をターゲットに開発いたしました。ニコン U とともに普及機・入門機市場でシェア拡大を目指す戦略機種です。

ニコン Us は初心者向け入門機ではありますが、3D-5分割マルチパターン測光、撮影者が意図的に露出を決定できる 5 つの露出モード、多彩な機能を持つオートポップアップ内蔵スピードライトなど充実の機能も備えています。

主な特長

  • 大型の表示パネルとダイヤルで簡単操作

    ボディ上面の大型 LCD 表示パネルは、大きな文字ですっきり見やすく撮影情報を表示。また、5 種類のイメージプログラムモードを選択する場合でもダイヤルにあるイラストを選ぶだけで、撮りたいシーンに応じてカンタン操作で撮影モードを設定。

  • オートモード& 5 種類のイメージプログラム

    オートモード
     適切な露出をカメラが自動設定。
    イメージプログラム

    • ポートレートモード

      背景をきれいにボカして、主要被写体をくっきりと立体的に写すことができます。

    • 風景モード

      手前から遠く離れたところまでピントを合わせるので、記念撮影などに最適。

    • クローズアップモード

      被写体に近づいて大きく写す時、背景を柔らかくボカしてその存在感を際立たせます。

    • スポーツ連写モード

      速いシャッタースピードで一瞬を写し止めます。オートフォーカスで被写体を追い続け、シャッターボタンを押し続けると、1 秒間に約 1.5 コマの連続撮影も可能。

    • 夜景ポートレートモード

      シャッタースピードの設定を自動的に遅くすることで夕暮れやイルミネーションを簡単に美しく撮影できます。人物が手前にいる場合でも内蔵スピードライトにより、背景まできれいに撮影することが可能。

  • 高精度3点測距オートフォーカス

    ワイドフォーカスエリア
    3 点のフォーカスエリアのどれかに被写体を合わせて、ピントを合わせます。3 点のフォーカスエリアのうち、いちばん手前にあるものに重なったエリアを使ってピントを合わせますので、被写体が中心から外れていても幅広くカバー。

    動体撮影
    動きのある被写体を撮影する場合に、シャッターが切れる時点でのピント位置を予測し、レンズ駆動を行う予測駆動フォーカス機能を搭載。また、被写体の位置や構図に合わせて、3 つのフォーカスエリアの中から 1 つのエリアを任意に選ぶことができます。撮影中、任意に選んだフォーカスエリアから被写体が外れてしまっても、他のエリアがピント合わせをバックアップ。

  • オートポップアップ内蔵式スピードライト

    暗い場合だけではなく太陽を背にした人物撮影など、いわゆる逆光撮影でも、スピードライトがポップアップして自動的に発光。夜景をバックに人物を撮影した場合などに有効なスローシンクロモードや赤目軽減モードなどといった多彩な機能も搭載。

  • 3D-5分割マルチパターン測光

    撮影画面を 5 つに分け、それぞれの明るさを測光。さらにカメラから被写体までの距離情報を加え(D/G タイプニッコールレンズ装着時)、最適な露出値を決定。順光による一般的な撮影はもちろん、特殊な光の状況や明暗差の大きな被写体、逆光時にも、見たままの明るさを再現。

  • その他

    意図的に露出を決定できる 4 つの露出モード機能やカメラが自動的に露出をずらしながら 3 枚撮影するオートブラケティング機能を搭載。多重露出、長時間撮影なども可能。

主な仕様

型式 モーター、スピードライト内蔵35mm一眼レフレックス電子制御式
フォーカルプレーンシャッターオートフォーカスカメラ
露出制御 [AUTO]:オート
イメージプログラム:ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ連写、夜景ポートレート
[P]:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)
[S]:シャッター優先オート
[A]:絞り優先オート
[M]:マニュアル
画面サイズ 24×36mm
レンズマウント ニコン F マウント(AF カップリング、AF 接点付)
交換レンズ
  • CPU内蔵ニッコール(IXニッコール除く)、特に G タイプまたは D タイプ AFニッコールのご使用をおすすめします(VRニッコールのVR [手ブレ補正] 機能、および AF-S・AF-I ニッコールのオートフォーカス機能に対応しておりません)、
  • CPU内蔵ニッコール以外のレンズは、露出モード [M] のみ使用可(一部装着不可レンズ有り)、露出計は使用できません
ファインダー アイレベル式ミラーペンタ使用、
視度調節機構内蔵(-1.5~+0.8 m-1
アイポイント 17 mm(-1.0 m-1時)
ファインダースクリーン B 型クリアマットスクリーンV(フォーカスフレーム付)
ファインダー視野率 約 89 %(対実画面)
ファインダー倍率 約 0.68~0.60 倍(50mm レンズ使用時・∞・-1.5~+0.8 m-1時)
ファインダー内表示
(イルミネーター付)
  • ピント表示、フォーカスエリア表示、シャッタースピード表示、絞り表示、露出インジケーター/露出補正インジケーター、露出補正マーク、レディライト/スピードライト推奨マーク/フル発光マーク
  • フォーカスエリア 3 点
ミラー クイックリターン式
レンズ絞り 瞬間復元式
オートフォーカス TTL 位相差検出方式、マルチCAM530 オートフォーカスモジュールにより検出、AF補助光付(約 0.5~3 m)
  • 検出範囲:EV-1~+19(ISO100・常温)
レンズサーボ AF:オートAFサーボ:シングルAFサーボかコンティニュアスAFサーボのどちらかを被写体の動きと動く方向によってカメラが自動的に選択する。
  • シングルAFサーボ(ピントが合うとフォーカスロックする)
  • コンティニュアスAFサーボ(被写体の動きに合わせ、ピントを追い続ける)、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行、ロックオン機能付
M:マニュアル
フォーカスエリア 3 カ所のフォーカスエリアの中から 1 カ所を選択可能
フォーカスエリアモード
  • 至近優先ダイナミックAFモード
  • ダイナミックAFモード
  • シングルエリアモード(フォーカスモードがMモード時)
測光方式 TTL開放測光方式
  • 3D-5分割マルチパターン測光:D/G タイプレンズ使用時
  • 5分割マルチパターン測光:D/Gタイプ以外のAFレンズ(F3AF 用、IXニッコールを除く)/AI-Pレンズ使用時
  • 中央部部分測光:露出モードが [M] 時に自動的に切り換え
測光範囲 3D-5分割マルチパターン測光:EV 1~20
中央部部分測光:EV 1~20
(常温、ISO100、F1.4レンズ使用時)
露出計連動 CPU 連動方式
露出補正 +/-2段の範囲で1/2段ステップで補正可能
(露出モードが [AUTO]、[M] モード、プログラムフラッシュモード時を除く)
オートブラケティング 撮影枚数:3 コマ、補正ステップ:-2~+2 段(0.5、1、1.5、2 段ステップ)の間で可能
(露出モードが [AUTO]、イメージプログラム時を除く)
フィルム感度設定
  • DX 方式による自動設定(マニュアル設定不可能)
  • フィルム感度連動範囲:DX 時 ISO 25~5000
  • DX マーク付以外のフィルム使用時は ISO 100 に自動設定
シャッター 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード
  • [AUTO]、イメージプログラム、[P]、[A] モード時:30~1/2000秒(カメラが自動設定)
  • [S] モード時:30~1/2000秒(1/2 段ステップ)
  • [M] モード時:30~1/2000秒(1/2 段ステップ)、タイム
シンクロ接点 X 接点のみ、1/90 秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調
内蔵スピードライト
  • [AUTO]、イメージプログラムモード(風景、スポーツ連写モードを除く)時:オートポップアップ方式による自動発光
  • [P]、[S]、[A]、[M] モード時:押しボタン操作による手動ポップアップ方式
ガイドナンバー12(ISO100・m、常温)、照射角 28mm レンズの画角をカバー
フィルム感度連動範囲:ISO 25~800
スピードライトの
調光方式
TTL 自動調光センサー一体型 ICによる以下の調光制御
  • TTL-BL 調光:内蔵スピードライトとCPUレンズの組み合わせによりTTL-BL調光可能(露出モードが [M] モード時以外)
  • TTL調光:露出モードがMモード時
  • プログラムフラッシュ(外部自動調光):別売スピードライトと CPU レンズの組み合わせにより可能(露出モードが [A]、[M] モード時を除く)
  • フィルム感度連動範囲:ISO 25~800
シンクロモード 先幕シンクロ、スローシンクロ、赤目軽減、赤目軽減スローシンクロ、発光禁止をセット可能
レディライト
  • スピードライト充電完了時:点灯
  • フル発光による露出警告時:点滅
スピードライト推奨マーク [P]、[S]、[A]、[M] モード時にスピードライト撮影を推奨する場合にレディライトが点滅
アクセサリーシュー ホットシュー装備(シンクロ接点、レディ信号接点、GND 付)、
セーフティロック機構(ロック穴)付
セルフタイマー 電子制御式、作動時間10秒
フィルム装填 順巻きイージーローディングプリワインディング方式、
フィルムセット完了後、裏ぶたを閉じることにより撮影可能最大コマ数まで自動空送り
フィルム巻き上げ
  • 内蔵モーターによる自動巻き上げ
  • スポーツ連写モード時、連続巻き上げが可能
  • 巻き上げ速度:約 1.5 コマ/秒(新品電池使用時)
フィルム巻き戻し
  • フィルム終了後、内蔵モーターによる自動巻き戻し
  • 途中巻き戻し可能
多重露出
  • [P]、[S]、[A]、[M] モード時にセット可能
表示パネル情報
  • シャッタースピード表示、絞り表示、露出補正マーク、露出補正値表示、ブラケティングマーク、多重露出マーク、シンクロモード表示、
    フォーカスエリア表示、バッテリーチェック表示、フィルムカウンター、セルフタイマーマーク
クォーツデート
  • 液晶表示によるクォーツデジタルウォッチ内蔵(24時間制、時計精度月差+/-90秒以内)
  • フィルム感度連動範囲;ISO 32~3200(DX 方式による自動設定)
  • データ(年月日・日時分・月日年・日月年・写し込み解除)、月末、うるう年自動修正(2049年12月31日まで対応)
  • 3V CR2025リチウム電池×1 個使用、クォーツデート電池寿命約 3 年
    (ただし、データ写し込み回数、作動時間等により異なる)
裏ぶた 蝶番式、フィルム確認窓付、クォーツデート表示窓装備
電源 3V CR2 リチウム電池×2 本使用
電源スイッチ 電源 ON、OFFの 2 ポジション
半押しタイマー 電源スイッチ ON 後、半押しタイマーが作動し、無操作状態で約5秒後非作動、電源スイッチ ON 時は、シャッターボタンの半押し等の操作に連動して、半押しタイマーが作動
バッテリーチェック 半押しタイマーが作動中で、表示パネルにバッテリーチェック表示を以下の 3 段階で表示(バッテリーチェックマーク)
  • 点灯:電池容量十分
  • 半分点灯:電池消耗
  • 半分点灯が点滅:交換表示(表示消灯時も電池交換)
撮影可能フィルム本数
  • 内蔵スピードライト不使用時:常温(摂氏20度)時:約45本 [67本] 低温(摂氏-10度)時:約27本 [40本]
  • 内蔵スピードライトおよび AF 補助光を 50% 発光時:常温(摂氏20度)時:約11本 [16本] 低温(摂氏-10度)時:約 7 本 [10本]
    AF モード、1/90 秒以上の高速シャッタースピード、AFニッコール 28~80mm F3.3~5.6Gを装着し、無限遠から至近間を1往復、[ ] 内は24枚撮りフィルム使用時
三脚ねじ穴 1/4(ISO1222)
大きさ 約129(幅)×92(高さ)×67.5(奥行)mm
質量(重さ) 約 360 g (ボディのみ、電池を除く)
  • 仕様中のデータはすべて常温(摂氏20度)、新品電池を使用した際のものです。
  • 電池の使用期間は、電池の種類および使用状況により異なりますのでご注意ください。
  • 電池の銘柄、製造日からの保存期間、使用温度により電池性能に差があるため、撮影時間が短い場合があります。

  • こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。