PRESS RELEASE/報道資料

コンクリート構造物劣化診断を支援画像診断支援ソフト GS-1 ver. 5.0 の発売について

2002年6月14日

株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)の子会社、株式会社ニコン技術工房(東京都品川区二葉1丁目、社長:石坂 直)は、各種画質調整を一括して行えるマクロ処理機能や、充実した画像合成機能・損傷図スケッチ機能などを備え、効率的に橋梁・トンネルなどのコンクリート構造物の劣化診断をサポートするを開発、平成14年6月24日より販売を開始します。

発売の概要

製品名 画像診断支援ソフト GS-1 ver. 5.0
価格 <税別> 94万円(標準価格)
※ カスタマイズの内容により価格は異なります。
発売予定日 平成14 年6月24日
販売予定数 初年度 200 本

開発の背景

本製品は、デジタルカメラや赤外線カメラなどで撮影した画像をコンピュータに取り込み、各種コンクリート構造物の劣化・損傷データの作成、分析などを行うための専用ソフトウェアです。
高精細デジタル画像を利用して劣化診断を行うニコン独自の画像診断支援システムは、現場での長時間にわたる点検作業やその後の繁雑な事務処理を低減し、簡単に劣化診断を行えるシステムとして、平成10年の発売以来高い評価を得ています。
構造物の維持管理に対する関心が高まる中、昨年4月にはコンクリート診断士の資格制度も導入され、道路・橋梁・トンネルなど多岐にわたるコンクリート構造物について、より効率的で詳細な劣化診断が必要とされてきています。
今回販売を開始する「画像診断支援ソフト GS-1 ver. 5.0」は、こうしたニーズに対応するために、平成13年6月発売の「GS-1 ver. 4.0」の機能をバージョンアップし、製品化したものです。
フォルダ内の画像の画質調整を一括して行えるマクロ処理機能を追加、さらに画像合成機能や損傷図スケッチ機能などを強化、より効率的に作業を行え、多様なコンクリート構造物の劣化診断をサポートします。

主な特長

  • 充実した画像合成機能を装備

    部分撮影した画像の指定した数箇所の点をあわせることで的確に合成することができる多点画像合成機能や、指定した座標値に基づき複数枚の画像を一括合成する自動合成機能、さらに画像の重複部のパターンマッチングによるマニュアル合成機能など充実した画像合成機能を装備。用途にあわせて的確に部分画像を合成し、全体画像を高精細に再現することができます。

  • 画像調整機能を装備

    指定したフォルダ内の画像をすべて一括して画像調整するマクロ処理機能を装備。
    画像の明るさ・コントラスト・ひび割れの特徴抽出など、さまざまな画像調整を効率的に行えます。

  • 損傷スケッチ図にスケール表示が可能

    ひび割れなどをトレースして作成する損傷スケッチ図の指定箇所に座標に応じてスケールを表示、プリントアウトすることも可能です。
    ひび割れや損傷部分の長さ・幅などを簡単に把握することができます。

  • 曲率補正機能を強化

    曲率をもった対象面の画像を補正し、正対した状態の平面画像に変換する曲率補正機能を強化。特に、トンネルなど湾曲した画像の多い構造物の診断に有効です。

  • 充実した画像計測機能を装備

    ひび割れを自動トレースする機能や、ひび割れの座標データ(X.Y)をそのまま「Microsoft Excel」にダウンロードする座標データ出力機能など、充実した画像計測機能を装備。
    詳細なデータにより、正確な劣化診断が可能です。

  • ニコンデジタルカメラに対応

    一眼レフタイプのニコンデジタルカメラ「D1 シリーズ」や「D100」(6月22日発売予定)に対応。
    高画質な画像データを取り込んで、より詳細なひび割れのデータ分析が可能です。

主な動作環境

コンピュータ CPU:Pentium III 300MHz 以上
OS:Microsoft Windows95 / 98 / 2000 / ME / XP / NT 4.0 日本語版
メモリ:256MB 以上(推奨 512MB 以上)
HD 容量:2GB 以上の空き
モニタ 解像度:640×480ドット以上のカラーモニタ
表示:16bit High Color 以上

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