第二回アースウォッチ・ボランティア・フォトコンテスト
「わたしがウォッチした地球」
グランプリ(ニコン賞)ほか発表
2002年12月27日

グランプリ受賞作品 「ダイブ・アンド・キャッチ」
株式会社ニコン(社長:嶋村 輝郎)が協賛した、EARTHWATCH Japan(東京都千代田区三番町、代表:難波 菊次郎 氏、http://www.earthwatch.jp/)主催のフォトコンテスト、第二回アースウォッチ・ボランティア・フォトコンテスト 「わたしがウォッチした地球」グランプリ(ニコン賞)が、伊藤 善宜 氏の「ダイブ・アンド・キャッチ」に決定いたしました。
国際的なNGO「アースウォッチ」は、科学者・教育者・一般市民の密接な協力(パートナーシップ)で、地球上の自然資源と人類の文化遺産の持続可能な開発と恒久的保存に必要なデータを収集する科学的調査・研究の現場に積極的に参加し、地球上に起きている変化の実状を知る市民、政策立案者、ビジネスリーダをふやし、人々のグローバルな認識を広げようとする組織です。
株式会社ニコンは、この趣旨に賛同し、「アースウォッチ・ジャパン」に法人会員として参加しております。
フォトコンテストの概要
「アースウォッチ」では、広くボランティアを募り、野外の調査・研究プロジェクトに携わる科学者に資金的・人的資源を提供、プロジェクトを支援しています。
ボランティアの任務は、各種の調査活動、発掘作業、植物や昆虫の採集、動物の追跡や行動調査、記録や計測などであり、全く予備知識を必要としないものから、多少の技能が要求されるものまでさまざまです。
「アースウォッチ・ジャパン」でも、1993年の設立以来、延べ938人のボランティアを国内外の調査・研究プロジェクトに送り出しています。
第二回アースウォッチ・ボランティア・フォトコンテスト「わたしがウォッチした地球」は、日本から国内外のプロジェクトに参加したボランティアたちがその調査の期間中に撮影した、自然・歴史の素晴らしさ、活動の楽しさ、驚き、発見などを表現した写真を、より多くの方たちと分かち合うことを目的に開催されました。
63点の応募作品の中から、撮る側がどんなあたたかな心で捉えたのか ? 一方それを観た者がどのように心を動かされたのか ? の「心」を焦点に、審査がなされると同時に、アースウォッチの活動の特色も見て取れる写真が選ばれました。
フォトコンテストの結果発表
| 賞 | 受賞者 | 作品名 | 参加プロジェクト名 |
|---|---|---|---|
| グランプリ (ニコン賞) |
伊藤 善宜 氏 | 「ダイブ・アンド・キャッチ」 | ケニアの野生遺産 |
| 部門賞 | 前原 広 氏 | 「おサルの病院」 | スリランカのサル群団 |
| 審査員賞 | 森川 友理子 氏 | 「食事に夢中」 | フロリダのマナティ |
グランプリ(ニコン賞)受賞者、伊藤 善宜 氏のコメント

グランプリを頂き、ありがとうございます。
今回のコンテストには、3 点ほど応募しました。いずれも、1998年に参加した「ケニアの野生遺産」のプロジェクトで撮影しました。
賞をいただいた作品は、ナイバシャ湖畔に生息するフィッシュイーグルが獲物を獲る瞬間を撮影したものです。こんな素敵なパフォーマンスに遭遇できたことはラッキーだったと思います。
ボランティア達は 3 班に分かれていたので、ちょうどそのときに私はナイバシャ湖にいあわせて、フィッシュイーグルが獲物を求めてダイブする瞬間を見ることができたということです。
急降下してくるイーグル、獲物を捕まえた瞬間、そして舞い上がっていく美しい姿は、今でもはっきり覚えています。日本に帰ってきて、プリントした写真を見て、足に認識票が付けられているのが判りました。私が参加したときのプロジェクトは、フィッシュイーグルについては調査しませんでしたが、研究者から「ナイバシャ湖の生態系の頂点に位置する捕食動物であり、その生息状況は、湖の環境変化に大きく影響を受ける」というお話を伺っています。
こういった写真を撮影するときはいつも、「写真を撮りたい」という気持ちと、「自分の眼でしっかり見たい」という気持ちの葛藤があります。
写真を撮って記録に残すのと、冷静に(興奮しながら、か)観察するのと、このへんのバランスが難しいです。
正直いって、今回の写真がグランプリを受賞できるとは思っていませんでした。ブレ気味だし、ピントもやや甘いし、色もいまいち......。あらためて、このパフォーマンスを見せてくれたフィッシュイーグルと、選んでいただいた審査員の方々に感謝いたします。
最後に、賞品を提供していただいたニコン様、ありがとうございました。私は現在、35mm(135)判一眼レフカメラ「Nikon F80D」を愛用しております。 賞品のデジタルカメラ「COOLPIX 3500」をどうやって使っていこうか、いまから楽しみです。
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