簡単操作の小型・軽量ボディに、本格的機能を搭載35mm(135)判オートフォーカス一眼レフカメラ「Nikon U(ユー)」を3月24日発売
2001年2月28日

株式会社ニコン(社長:吉田 庄一郎)は、質量 400 g(ボディのみ、電池を除く)の軽量・小型ボディに、よりよい撮影のための本格的な機能を備えながら、簡単操作を実現した35mm(135)判オートフォーカス一眼レフカメラ、「Nikon U(ユー)」ボディ本体(リモコン、ストラップ付)(希望小売価格:61,000 円(消費税別))「AF Zoom-Nikkor 28~80mm F3.3~5.6G」付(希望小売価格:86,000 円(消費税別))(写真:右)を平成13(2001)年3月24日に発売※ いたします。
- 注※「Nikon U」:「Nikon U(ユー)」は、「遊び」、「優しさ」、「友だち」、「みんな誘って」そして「With You」......などのいろいろな「U」にちなんだ親しみを込めたネーミングです。なお、「Nikon U」は、昨12(2000)年9月にドイツ・ケルンで開催の展示会「photokina(フォトキナ)2000」に、「Nikon F65」の名称にて出品し、海外では昨年末から国内に先行して発売しております。
発売の背景
「Nikon U」は、一眼レフカメラをはじめて購入される方からステップアップを目指す方まで、幅広いユーザー層を対象に開発いたしました。ボディ上面には、撮影情報が一目で分かる大型 LCD を採用、ファインダーには、視度調整機能を内蔵、運動会などでも活躍する、2.5 コマ/秒の連写機能といった、「F80」シリーズ(平成12(2000)年4月27日発売)の高機能の多くを踏襲しながら、お求めやすい価格で、しかも小型・軽量化を実現。オートポップアップ式内蔵スピードライト、シーンに応じて最適な露出などのコントロールをカメラがおこなう 5 種類のイメージプログラム機能......などの使いやすい機能から、高精度 5 点測距オートフォーカス、3D-6分割マルチパターン測光、金属製レンズマウントの採用などといった一眼レフカメラとしての本格的な機能も備えています。
主な特長
- 大型の表示パネルとダイヤルで操作は簡単
ボディ上面の大型 LCD 表示パネルは、撮影情報を大きな文字ですっきり見やすく表示。また、スイッチ、ボタン、ダイヤル類などの操作部材は、機能・用途に応じた機能の割り付けと配置と大きさなどを、使うひとの身になって徹底的に追究。たとえば、「電源スイッチ」は、ニコンの現行商品のAF一眼レフと同様に、シャッターボタンの周囲に設けており、「露出モードダイヤル(6 種類の撮影モードを選択)」と別にしています。
- 多彩な機能のスピードライト
暗い場合だけではなく、太陽を背にした人物撮影など、いわゆる逆光撮影でも、スピードライトがポップアップして自動的に発光。また、スローシンクロ、後幕シンクロも設定できます。
- 6種類の撮影モード
6 種類の撮影モード([AUTO]、5 種類のイメージプログラム、マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)[P]、シャッター優先オート [S]、絞り優先オート [A]、マニュアル [M])の選択は「露出モードダイヤル」で。撮りたいシーンに応じて、たとえば、
- [AUTO(オート)] モード:
気軽にシャッターボタンを押すだけで、適切な露出をカメラが自動設定。
- イメージプログラム/「ポートレート」モード:
背景をきれいにボカして、主要被写体をくっきりと立体的に写すことができます。
- イメージプログラム/「風景」モード:
手前から遠く離れたところまでピントを合わせるので、記念撮影などに好適。
- イメージプログラム/「クローズアップ」モード:
被写体に近づいて大きく写す時、背景を柔らかくボカしながら存在感を強調。
- イメージプログラム/「スポーツ連写」モード:
速いシャッタースピードで一瞬を写し止めます。オートフォーカスは被写体を追い続け、シャッターボタンを押し続けると、1 秒間に約 2.5 コマの連続撮影も可能。
- イメージプログラム/「夜景」モード:
シャッタースピードの設定を自動的に遅くすることで、夕暮れやイルミネーションを簡単に美しく撮影できます。人物が手前にいる場合でも内蔵スピードライトを使用して、背景まできれいに撮影することも可能。
などの撮影モードを、簡単な操作で設定できます。
- [AUTO(オート)] モード:
- 高精度 5 点測距オートフォーカス
「U」は、AF センサに「F80」シリーズと同じCCDセンサである「マルチ CAM900」オートフォーカスモジュールを搭載。-1 EV の低輝度でも合焦。
さらに「U」は、「F5」、「F100」、「F80」シリーズで高い信頼を得ている 5 つのフォーカスエリアを持つ合焦機能を継承。5 つのフォーカスエリアを、上下方向に広がりを持たせて配置し、縦位置・縦位置撮影で使用感が変わることはありません。 たとえば、「至近優先ダイナミックAF」では、5 点のフォーカスエリアのうち最も手前にある被写体と重なっているフォーカスエリアを使用して自動的にピントを合わせます。そして、動きのある被写体を撮影する場合には、シャッターの切れる時点でのピント位置を予測してレンズ駆動をおこなう「予測駆動フォーカス機能」が有効です。また「u」は、被写体の位置や構図に合わせて、5 つのフォーカスエリアの中から 1 つのエリアを任意に選べます。
- 3D-6分割マルチパターン測光
撮影画面を 6 つに分け、それぞれの明るさを測光。さらにカメラから被写体までの距離情報を加味して(=D/Gタイプニッコール装着時)演算、最適な露出値を決定。順光による一般的な撮影はもちちろん、特殊な光の状況や明暗差の大きな被写体、逆光時にも、まるで見たままのような明るさを再現。
- 視度調整機構をファインダーに内蔵
視度を、-1.5~+0.8 m -1 の範囲で調節できます。大型 LCD パネルの採用、文字や記号を大きめに印刷した操作ボタン類などと同様に、幅広い年齢層に使っていただくことを配慮した設計を貫いています。
- 電子プレビュー機構
電子制御式プレビューボタンを押せば、レンズを設定した絞り値まで絞り込んで、その効果をファインダースクリーン上で視ることも可能。
- リモコンを標準装備
付属品のリモコンは、2 種類のリモコンモードを選択することができます。「2 秒リモコンモード」は、送信ボタンを押してから 2 秒後にシャッターが切れ、記念撮影に好適。「瞬時リモコンモード」は、ボタンを押すと同時にシャッターが切れるので、ケーブルレリーズ代わりにも使えます。
主な仕様
| 型式 | モーター、スピードライト内蔵35mm一眼レフレックス電子制御式 フォーカルプレーンシャッターオートフォーカスカメラ |
|---|---|
| 露出制御 | [AUTO]:オート イメージプログラム:5 種類(ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ連写、夜景) [P]:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能) [S]:シャッター優先オート [A]:絞り優先オート [M]:マニュアル |
| 画面サイズ | 24×36 mm |
| レンズマウント | ニコン F マウント(AFカップリング、AF 接点付) |
| 交換レンズ | CPU レンズ(IX ニッコールを除く)、CPU 内蔵ニッコール以外のレンズは露出モード [M] のみ使用可(一部装着不可レンズ有り)、露出計は使用不可 |
| ファインダー | アイレベル式ペンタミラー使用、視度調節機構内蔵(-1.5~+0.8m -1) |
| アイポイント | 17 mm(-1.0 m-1時) |
| ファインダースクリーン | B 型クリアマットスクリーン V(フォーカスフレーム付) |
| ファインダー視野率 | 約 89 %(対実画面) |
| ファインダー倍率 | 約0.68~0.60 倍(50 mm レンズ使用時・∞・-1.5~+0.8 m-1時) |
| ファインダー内表示(イルミネーター付) |
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| ミラー | クイックリターン式 |
| レンズ絞り | 瞬間復元式、プレビューボタン付 |
| オートフォーカス |
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| レンズサーボ |
AF:オートAFサーボ:シングルAFサーボかコンティニュアスAFサーボのどちらかを被写体の動きと動く方向によって自動的に選択。
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| フォーカスエリア | 5 カ所のフォーカスエリアの中から 1 カ所を選択可能 |
| フォーカスエリアモード |
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| 測光方式 | TTL 開放測光方式
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| 測光範囲 | 3D-6 分割マルチパターン測光:EV 1~20、中央部重点測光:EV 1~20、(いずれも常温、ISO 100、F1.4 レンズ使用時) |
| 露出計連動 | CPU 連動方式 |
| 露出補正 | +/-2 段の範囲で 1/2 段ステップで補正可能(露出モードが [AUTO]、[M] モード時を除く) |
| オートブラケティング | 撮影枚数:3コマ、補正ステップ:‐2~+2 段(0.5、1、1.5、2 段ステップ)の間で可能(露出モードが [AUTO]、イメージプログラム時を除く) |
| フィルム感度設定 |
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| シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター |
| シャッタースピード |
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| シンクロ接点 | X 接点のみ、1/90 秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調 |
| 内蔵スピードライト |
フィルム感度連動範囲:ISO 25~800 |
| スピードライトの調光方式 | TTL 自動調光センサー一体型 IC による以下の調光制御
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| シンクロモード | 先幕シンクロ、スローシンクロ、後幕シンクロ、赤目軽減、赤目軽減スローシンクロ、発光禁止をセット可能 |
| レディライト |
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| スピードライト推奨マーク |
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| アクセサリーシュー | シュー(ISO518):シンクロ接点、レディ信号接点、TTL 自動調光用接点、 モニター信号接点、GND 付、セーフティロック機構(ロック穴)付 |
| セルフタイマー | 電子制御式、作動時間10秒 |
| リモートコントロール機能 | 専用赤外光を利用、送信ボタンによるスタート、「瞬時シャッター作動」と「2秒後シャッター作動」のいずれか選択可能、到達距離はカメラ正面で約 5 m、3V CR2025リチウム電池×1 個使用、送信機電池寿命約 5 年(ただし、送信回数や作動条件等により異なる) 寸法(幅×高さ×厚み)(約):60×28×7 mm、質量(重さ):約10g(電池含む) |
| プレビューボタン | 電子制御式プレビューボタンにより絞り込み可能 |
| フィルム装填 | 順巻式イージーローディング、フィルムセット完了後、裏ぶたを閉じることによりフィルムカウント「1」まで自動空送り(シャッター、ミラーは不作動) |
| フィルム巻き上げ |
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| フィルム巻き戻し |
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| 多重露出 |
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| 表示パネル情報 |
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| クォーツデート |
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| 裏ぶた | 蝶番式、フィルム確認窓付、クォーツデート表示窓装備 |
| 電源 | 3V CR2 リチウム電池×2 本使用、バッテリーパック「MB-17」により単 3 形電池(アルカリ、リチウム、ニカド、ニッケル水素)×4本使用可 |
| 電源スイッチ | 電源 ON、OFF の 2 ポジション |
| 半押しタイマー | 電源スイッチ ON 後、半押しタイマーが作動し、無操作状態で約5秒後非作動、電源スイッチ ON 時は、シャッターボタンの半押し等の操作に連動して、半押しタイマーが作動 |
| バッテリーチェック | 半押しタイマーが作動中で、表示パネルにバッテリーチェック表示を以下の3 段階で表示(バッテリーチェックマーク)
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| 撮影可能フィルム本数 |
AF モード、1/90 秒以上の高速シャッタースピード、「AFニッコール 28~80mm F3.3~5.6G」を装着し、無限遠から至近間を 1 往復、[] 内は内蔵スピードライトとAF補助光を 50% 発光させた場合
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| 三脚ねじ穴 | 1/4(ISO1222) |
| 寸法(W×H×D)(約) | 139.5×92.5×68 mm |
| 質量(重さ)(約) | 400 g(ボディのみ、電池を除く) |
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