構造物の劣化診断を支援 !
株式会社ニコン技術工房と国際航業株式会社が
「赤外線対応画像診断支援ソフト GS-Thermo ver. 1.0」を6月1日発売

2001年3月5日

株式会社ニコン(社長:吉田 庄一郎)の子会社である株式会社ニコン技術工房(本社:東京都品川区二葉1丁目、社長:武部 絋二)は、航空測量大手の国際航業株式会社(http://www.eartheon.co.jp)(東京都千代田区六番町、社長:田中 清隆 氏)と共同で、可視画像と赤外線画像を組み合わせてコンクリート構造物の表面と、内部や背後の変状を効果的に診断できるソフトウェア、赤外線対応画像診断支援ソフト「GS-Thermo ver. 1.0」(希望小売価格120万円(標準価格:カスタマイズの内容に応じて価格は異なります)(消費税別))を開発、平成13(2001)年6月1日より発売いたします。

なお、本商品は、国際航業株式会社からも同時に発売されます。

開発の背景

本商品は、デジタルカメラで撮影した可視画像、赤外線カメラ(赤外線熱画像計測装置)で撮影した熱画像などをコンピュータに取り込み、各種コンクリート構造物の劣化・損傷データの作成、分析などをおこなうための専用ソフトウェアです。

高精細デジタル画像を利用して劣化診断をおこなうニコン技術工房独自の画像診断支援システム「GS」シリーズは、"効率的かつ確実に劣化診断をおこないうるシステム" として、平成10(1998)年7月の発売以来、市場で高い評価を得てまいりました。一方、構造物の維持管理に対する関心が高まる中で、より効果的な構造物の劣化診断をおこなうために、赤外線画像の診断をより強化したソフトウェアの開発が求められております。

今回発売する「赤外線対応画像診断支援ソフト GS-Thermo(サーモ) ver.1.0」は、こうした市場の要求に対応し、ニコン技術工房の独自の画像処理技術と国際航業の構造物の赤外線診断業務におけるノウハウを融合して開発したソフトウェアです。赤外線画像データ処理機能、温度解析機能などを備え、コンクリート構造物の剥離など内部の変状を把握することが可能で、可視画像と赤外線画像のデータを組み合わせ、構造物の損傷の状況を複合的に点検することで、より効果的に診断をおこなうことができます。

主な特長

  • 赤外線画像に対応

    赤外線カメラで撮影した画像データをパソコンに取り込んで輝度値を温度値に変換、モニタに赤外線画像を表示。赤外線画像の分析で、表面からは見ることができないコンクリート構造物の剥離、材料の劣化、漏水など内部の劣化状況の診断が可能。

  • 温度解析機能を装備

    赤外線画像の温度表示範囲や放射率・環境温度などを必要に応じて設定可能。剥離など内部の劣化状況を判読しやすい赤外線画像を表示できます。

  • 画像の重ね合わせ機能を装備

    同一箇所を撮影した赤外線画像と可視画像を重ね合わせたり、画面上に並列表示する機能を装備。2つの画像を効果的に組み合わせ、複合的に劣化状況の診断が可能。

  • 劣化状況の診断をサポートする各種機能を装備

    部分撮影した何枚かの画像を合成する「パノラマ合成機能」、構造物を撮影したときに生じる歪みなどを補正する「あおり補正機能」、ひび割れなどをトレースしてスケッチ図や損傷図を作成する「スケッチ図作成機能」など、多様な機能を装備。これらのデジタル画像処理機能を使用して劣化データの分析を効率的におこなうことが可能。

主な仕様

対応赤外線カメラ ニコン赤外線熱画像計測装置「LAIRD(レアード)-S270」シリーズ
日本アビオニクス社製 ネオサーモ「TVS-600」シリーズ
動作環境 コンピュータ CPU:Pentium II 300MHz 以上
OS:Microsoft Windows95 / 98 / 2000 / ME / NT 4.0 日本語版
メモリ:128MB 以上(推奨 288MB 以上)
HD 容量:15MB 以上の空き
モニタ 解像度:640×480 ドット以上のカラーモニタ
表示:16bit HighColor 以上

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