ニコンと仏・ エシロール社が合弁企業設立で基本合意

1999年5月

株式会社ニコン(社長:吉田 庄一郎)とエシロールインターナショナル(会長:ザビエル・フォンタネ)の二社はこのたび、眼鏡事業分野で出資比率50:50の合弁企業を、日本において設立することで基本的合意に達しました。この合弁企業は1999(平成11)年夏以降正式契約書の調印を経て、できるだけ早い時期に営業を開始する予定です。この合弁企業設立は、ニコンの持つ高度で多様な光学技術力、日本国内での販売力及び高品質で信頼を得ているニコンブランドと、この業界の世界最大手であるエシロールの持つ高い生産性とワールドワイドな販売ネットワークを最大限に活かすことで相互補完を実現し、眼鏡レンズ事業の一層の拡大発展を目指すものです。

合弁企業のアドバンテージ

両社の持つ内外の工場を活用すると共に両社の光学技術を生かすことで、生産コストの削減と、超高屈レンズをはじめ市場の多様なニーズに応える豊富な品揃えを実現します。また、グローバルブランドとして信頼されるニコンブランド製品にエシロールグループの海外販売網が加わることで、一層の販売力強化を図ることができます。技術開発においても、ニコンの持つ総合的な光学技術力と、世界初の累進焦点レンズを開発したエシロールの光学技術力との融合が相乗効果を生み、新たな眼鏡レンズの技術向上が期待できます。

合弁企業のアドバンテージ

社名 株式会社ニコン・エシロール(英文名:Nikon-Essilor Co., Ltd. )
本社所在地 東京都
営業開始日 1999(平成11)年夏以降

ニコンは、本体の眼鏡事業部門のほか株式会社ニコンオプティカル(東京都墨田区両国2丁目)をはじめとする眼鏡事業関連の生産販売子会社群を、原則として新しい合弁企業のもとに集結させ、眼鏡事業の一層の強化を目指していきます。なお、ニコンのフレーム・サングラス事業については、今回の合弁企業とは別にニコンの100%子会社を設立し、グローバルレベルでのさらなる発展を目指した事業展開を図ります。

エシロールインターナショナルの概要

1972年、フランス眼鏡業界の大手である ESSEL 社と SILOR 社が合併して誕生。眼鏡レンズをはじめ、コンタクトレンズ、眼鏡フレーム、眼鏡レンズ加工機器の製造・販売を手掛ける業界最大手の総合眼鏡メーカー。1998年度の売上高は102億フラン。眼鏡レンズの売上高が 88 %。工場はフランスの他にアイルランド、米国、メキシコ、ブラジル、プエルトリコ、フィリピン、タイ、中国などに計18カ所、ラボは世界各地に約140カ所。年間1.5億枚の生産能力をもつ。従業員数は40カ国に所在の現地法人を含め、グループ全体で約20,000人。1958年に世界初の累進焦点レンズ「バリラックス」を開発。


  • こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。