超小型軽量・高画質・高機能を実現した赤外線CCDカメラ赤外線熱画像計測装置「LAIRD-S270A」を平成12(2000)年2月1日発売、赤外線熱画像計測装置「LAIRD-S270ME」を平成11(1999)年12月1日発売

1999年11月26日
改訂(「赤外線画像計測装置事業を終了」へリンク):2001年5月18日

株式会社ニコン(社長:吉田 庄一郎)は、"B6判サイズ" の超小型ボディに高画質・高機能を凝縮させた赤外線 CCD カメラ「赤外線熱画像計測装置 LAIRD(レアード)-S270」のバリエーションモデルとして、「赤外線熱画像計測装置 LAIRD-S270A」(写真:右)(価格 3,100,000 円(消費税別)(価格はセット内容により異なります))を平成12(2000)年2月1日から「赤外線熱画像計測装置 LAIRD-S270ME」(写真:右下)(価格 3,900,000 円(消費税別)(価格はセット内容により異なります))を平成11(1999)年12月1日から、それぞれ発売いたします。

なお、このうち「赤外線熱画像計測装置 LAIRD-S270A」は、「国際画像機器展」(平成11(1999)年12月1日(水)~3日(金) 、於:パシフィコ横浜(みなとみらい21))に出展いたします。

  • 「LAIRD(レアード)」:Leading Application of InfraRed Detector の頭文字から取った造語。

開発・商品化の背景

赤外線による観測は、物体が放射するエネルギーを非接触で検知できることから、夜間監視、視界不良下での観測・捜索はもとより、研究開発、製造検査、設備診断等、さまざまな分野で活用されています。近年では建築物などインフラストラクチャーの欠陥・老朽部分の発見、そして医療分野における炎症箇所の限定等、さらに利用分野が広がっています。

ニコンが平成10(1998)年6月15日に発売した「赤外線熱画像計測装置 LAIRD-S270」は、携帯用としては世界最高水準の自社開発27万画素赤外線 CCD を搭載、"小型軽量・高画質・高機能な赤外線 CCD カメラ" として、好評を博してまいりました。今回発売する「赤外線熱画像計測装置 LAIRD-S270A」は、高温用レンズを使用すれば 1,500 度までの高温が測定可能になるとともに、観測温度範囲(標準レンズ:- 20~+ 250 度 / 高温用レンズ:+ 100~+ 1,500 度)を、レンジ切り換えなしで取り込めるなど、測温機能をより強化したモデルです。金属・ガラス溶解などの高温物体の観測・監視など、より幅広い分野で活用いただけます。

また、「熱画像計測装置 LAIRD-S270ME」は、医療用具としての認定を取得(医療用具業許可番号:08BZ5004号)し、医療現場での活用が可能となっております。

赤外線熱画像計測装置「LAIRD-S270A」の主な特長

  • 温度計測機能を強化
    • 新開発の高温用レンズ(21mmF12)を使用すれば、最高 1,500 度までの測定が可能。
      金属・ガラス溶解などの高温物体の観測・監視に便利。
    • 観測温度範囲(標準レンズ:- 20~+ 250 度 / 高温用レンズ:+ 100~+ 1,500 度)をフルレンジ切り換えなしで取りこめます。
    • フィールドタイム 1 / 60 秒の高速撮影ができ、リアルタイムに測温。
  • 高精細な赤外線画像

    自社開発27万画素赤外線 CCD を搭載。わずかな温度差も敏感にとらえ、高画質で撮影(撮像)。

  • すぐれた携帯性 & 操作性
    • "B6判サイズ"、2.5 kg の超小型ボディ。測定現場へ楽に持ち運べます。
    • 携帯用バッテリーを使用すれば、狭いところや動きながらの観察など、電源ケーブルに縛られない使用が可能。
    • 5.6 型カラー液晶モニター を取付可能。画面を見ながら撮影・操作可能。
    • メモリカードドライブ(Flash ATA TYPE I / II 対応) を接続可能。熱画像データの保存、運搬などに便利。
  • さらに充実した交換レンズ群
    • 最高 1,500 度までに対応できる高温用レンズ(21mmF12) を新開発。
    • 標準レンズ(21mmF1.2) に加え、広角レンズ(14mmF1.2)、望遠レンズ(45mmF1.2)、拡大アタッチメントレンズ など、各種交換レンズ群 をラインナップ。
  • パワフルなデータ解析機能
    • 赤外線熱画像計測システム で、多彩な解析、レポート作成が簡単に。
    • カードバス経由でパソコンに直結して、デジタル熱画像データを簡単・高速取込み

赤外線熱画像計測装置「LAIRD-S270ME」の主な特長

  • フィールドタイム 1 / 60 秒で高速撮影 &-20~+60度の範囲をリアルタイムに測温
  • "B6判" サイズの超小型軽量ボディ

    携帯用バッテリ で使用でき、電源ケーブルに縛られることなく測定が可能。また、メモリーカードドライブ(Flash ATA TYPE I / II対応) を使えば、デジタル熱画像データをより簡単にパソコンなどに取り込めます。

  • 自社開発の 27 万画素赤外線 CCD を搭載

    わずかな温度差も敏感にとらえ、高画質で撮影。

  • 5.6(インチ)型カラー液晶モニターを取付可能

    液晶画面を見ながらの撮影・操作が可能。

  • 赤外線熱画像計測システム で、多彩な解析、レポート作成が簡単に
  • カードバス経由でパソコンに直結し、デジタル熱画像データを簡単に高速で取込み
  • 印はオプションです。

主な仕様

LAIRD-S270A LAIRD-S270ME
使用ディテクタ ニコン製27万画素 PtSi(プラチナシリサイド) ショットキー型 IR CCD
検出波長 3~5μm
総画素数 537(H)×505(V)ピクセル(27万画素)
有効画素数 475(H)×442(V)ピクセル
観測温度範囲 -20~+250度(標準レンズ使用時・フルレンジ対応)
+100~+1,500度(高温用レンズ使用時・フルレンジ対応)
-20~+60度
NETD 0.09度(S / N改善時) 0.09度(S / N改善時)、
0.2度(標準時)
視野角度 19度(H)×14度(V)(21mm レンズ使用時)、
29度(H)×21度(V)(14mm 広角レンズ使用時)
撮影距離 50cm~∞(21mm 標準レンズ使用時)、
25cm~∞(14mm 広角レンズ使用時)
フィールドタイム 1 / 60 sec.
電源電圧 12V DC
消費電力(本体のみ) 50W
寸法(レンズを除く)
(W×H×D)(約)
98×120×165 mm
質量(レンズを除く)(約) 2.5 kg
使用環境 0~40℃、30~85 % RH
インターフェース ビデオ出力:NTSC
カメラコントロール:RS-232C
搭載機能 ゲイン調整、レベル調整、
電動レンズコントロール、
静止画モード、画質改善モード、
時刻・日時表示、
ポイント温度表示(5 点)、カラーバー温度表示、疑似カラー表示
標準構成品 カメラ本体、電源ケーブル、AC / DC コンバータ、ストラップ
- レンズ(14mmF1.2 または 21mmF1.2)、
5.6 型液晶モニター、
リモコンユニット

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