世界最小・最軽量※1のAF一眼レフIX240判AF一眼レフカメラ「ニコン PRONEA S」を9月26日発売
1998年9月1日
- ※1「世界最小・最軽量」:レンズ交換式AF一眼レフカメラの体積比で世界最小。
同じく標準ズームレンズ付きで世界最小・最軽量(1998年9月1日現在)

株式会社ニコンは、IX240判(APS=アドバンストフォトシステム)AF一眼レフカメラ、「ニコン PRONEA S(プロネア エス)」(希望小売価格 54,000 円(ボディのみ、リモコンML-L1、ストラップ付)(消費税別))、(希望小売価格 74,000 円(IXニッコール 30~60mmF4~5.6レンズ付)(消費税別))を、平成10(1998)年9月26日に発売いたします。
発売の背景
コンパクトカメラの高性能化、とりわけ内蔵ズームレンズの高倍率化の進展にもかかわらず、これらのカメラにはあきたらない新しい写真愛好家層、特に女性を中心とした層が、近年育ちつつあります。ニコンは、これら顕在化したニーズにお応えすべく、「いつでも、どこでも、誰にでも」写真を楽しんでいただける新発想のカメラ「ニコン PRONEA S(プロネア※2 エス)」を開発いたしました。
「PRONEA S」は、1)操作が簡単で携帯に便利なコンパクトカメラのメリットと、2)一眼レフカメラのもつ高性能・高機能、をあわせもつカメラです。レンズ交換式AF一眼レフカメラとして世界最小・最軽量※1 の、手のひらにのるほどのボディは、どこへでも "連れて" 行きたくなる洗練されたエレガントなデザインを目指しました。
また、IX240判(APS=アドバンストフォトシステム)フィルム採用によるワンタッチのフィルムローディングや、露出モードダイヤルをセットするだけの簡単な操作性は、初めてカメラを使う方にも、写真を楽しんでいただくことができます。
さらに、レンズ交換の可能な一眼レフカメラならではの高性能・高機能が、コンパクトカメラにあきたらないユーザーの表現の可能性を広げるとともに、高品質な画質を実現します。「ニコン PRONEA S」は、"写真を通して感性の自己表現を求める" 女性にもぴったりの新しい時代のカメラです。
なお、「ニコン PRONEA S」のイメージキャラクターとして、ドラマやヒットチャートなどで活躍中の人気アイドルグループ「MAX(マックス)」と契約、「WOMAN'S Nikon」のキャッチコピーとともに、女性層にもアピールするカメラとして、「ニコン PRONEA S」の宣伝広告活動を展開していく予定です。
- ※2「PRONEA(プロネア)」:"Progressive(先進的な)" と "New(新しい)" を融合した造語。
ニコンのIX240判(APS=アドバンストフォトシステム)AF一眼レフカメラの世界統一サブブランドネームです。
主な特長
- 世界最小・最軽量※1 で携帯性・操作性に優れたデザイン
レンズ交換式AF一眼レフカメラとしては、世界最小・最軽量※1。手のひらサイズの、シルバーメタリックボディは、女性にも使いやすいエレガントなデザインを目指しました。
また、「ニコン PRONEA S」のボディデザインにマッチしたフィニッシュの3本のIXニッコールレンズ群との組み合わせで、軽快でおしゃれなイメージを演出。
- 誰にでも簡単な使いやすい操作性
- ワンタッチのフィルムローディング
IX240判(APS=アドバンストフォトシステム)カートリッジフィルムを入れて、蓋を閉めるだけでフィルム装填は完了。フィルムが1コマ目までセットされていれば、撮影途中で不用意に蓋が開かないセーフティ構造。
- "絵表示" ダイヤルによる露出モードの選択
35mm(135)判AF一眼レフカメラ「ニコン F60D パノラマ」と同様に、"絵表示" の露出モードダイヤルを回して、マークに合わせるだけで、多彩な露出モードの選択が可能。たとえば、カメラマークのついた「AUTO」を選択すれば、あとはシャッターを押すだけ。簡単でわかりやすい操作性を実現。「ニコン PRONEA S」では「AUTO」の他に、4種類のイメージプログラムを含めた7種類の露出モードを、被写体や撮影意図に応じて、簡単に切り換え可能。
- ワンタッチのフィルムローディング
- IX240システムならではの、写真を楽しむ便利で多彩な機能
- フィルム途中交換(MRC)機能
フィルム途中交換(MRC=ミッド・ロール フィルム チェンジ)機能により、テーマ別、撮影者別、ネガ / ポジ別、フィルム感度別といったフィルムの使い分けが可能。
- 3種のプリントタイプを途中切り換え可能
ワイドタイプ(タテヨコ比 = 9:16)[H]、従来のタイプ(タテヨコ比 = 2:3)[C]、パノラマタイプ(タテヨコ比 = 1:3)[P] の3つのプリントタイプを、撮影の途中で1枚ごとに切り換え可能。もちろん、選択したプリントタイプに連動してファインダーの視野も同時に切り換わります。
- プリント裏面にメッセージやタイトルを印字可能
プリント裏面に、12言語30種類のメッセージや行事タイトルを入れることができます。また、プリント表面には日付・時刻などを印字可能。
- フィルム途中交換(MRC)機能
- 一眼レフならではの高性能
- ニコン独自の「3D-6分割マルチパターン測光」
目で見た時の明るさを写真に再現するために、撮影画面内を6分割して測光を行い、距離情報も加味した最適な露出値を決定。
- 高性能オートフォーカス( [AF-A] オートAFサーボ、AF補助光)搭載
被写体が止まっているか / 動いているかをカメラが自動的に判断してピントを合わせる [AF-A] オートAFサーボを搭載。被写体の動きに合わせて、 [AF-S] シングルAFサーボや [AF-C] コンティニュアスAFサーボに、自動的に切り換わります。また、動きのある被写体には、予測駆動フォーカスが作動してピントを合わせるので、撮影者はシャッターチャンスに集中することができます。さらに、暗闇でもオートフォーカスが可能な、AF補助光を内蔵。スピードライトをポップアップした状態で 0.5~3 m(収納した状態では 0.5~2 m)の範囲で、ピント合わせが可能。
- AFニッコールレンズ群を使用可能
「PRONEA」専用のIXニッコールレンズ群に加え、焦点距離 16~600 mm までのAFニッコールレンズ群が使えます。豊富なレンズバリエーションにより、映像表現の世界がさらに広がります(IXニッコールレンズ、AFニッコールレンズ以外のニッコールレンズの使用には制限があります)。
- ニコン独自の「3D-6分割マルチパターン測光」
- その他、便利で多彩な機能
- ガイドナンバー16(ISO200・m)の多機能・内蔵スピードライト

ガイドナンバー16(ISO200・m)、24mmレンズの画角をカバーする照射角のスピードライトを内蔵。ワンタッチでポップアップするスピードライトは、被写体と背景光との両方の明るさを、バランスよくコントロールする、TTL-BL調光をおこなえます。また、多彩なシンクロモード(ノーマルシンクロ、スローシンクロ、赤目軽減、赤目軽減スローシンクロ、発光禁止)も設定可能。
- リモコンML-L1が付属(到達距離:カメラ正面から約 5 m)
送信ボタンを押してから約2秒後にシャッターが切れる「2秒リモコンモード」は、セルフタイマーがわりに記念写真を撮る時に便利。また、「瞬時リモコンモード」はワイヤレスのケーブルレリーズがわりとしても使えます。もちろん、ボディには、設定してから10秒後に自動的にシャッターが切れるセルフタイマー機能も内蔵しています。
- 露出補正機能
光のトーンが微妙な時、そして写真の露出をオーバーあるいはアンダーに変えてオリジナリティのある写真を撮りたい時に使います。露出補正ボタンを押しつつ、コマンドダイヤルを操作し、1 / 2 段ステップで +/- 2 段 までの露出補正をおこなえます。
- 視度調節機構
ファインダーの視度を - 1.5~+ 0.5 ディオプターの範囲で補正可能。
- ガイドナンバー16(ISO200・m)の多機能・内蔵スピードライト




主な仕様
| Nikon PRONEA S | |
|---|---|
| 型式 | IX240システム一眼レフオートフォーカスカメラ |
| 露出制御 | AUTO(オート):オートモード P:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)、 S:シャッタースピード優先オート、 A:絞り優先オート イメージプログラム(4種類:プログラムシフト可能):1)ポートレートモード、2)風景モード、3)クローズアップモード、4)夜景モード、 |
| 使用フィルム | IX240判カートリッジフィルム (35mm(135)判フィルムはご使用になれません) |
| 画面サイズ | 16.7×30.2 mm |
| プリントタイプ切り換え機能 | [H]、[P]、[C]の3種類のプリントタイプ選択可能 |
| レンズマウント | ニコンFマウント |
| 使用レンズ | IXニッコール、Dタイプ※3AFニッコール、AF-S・AF-Iニッコール:フル機能使用可 Dタイプ以外のAFニッコール(F3AF用を除く):3D-6分割マルチパターン測光を除く機能使用可 Ai-Pニッコール:3D-6分割マルチパターン測光およびオートフォーカスを除く機能使用可 CPU内蔵ニッコール以外(Ai-S、Ai、シリーズE、改造Ai)のレンズ:露出モードはSモードで可(露出計は使用不可)、f/5.6 以上明るいレンズでフォーカスエイド可 |
| ファインダー | アイレベル式ペンタダハミラー使用 アイポイント長:約 18 mm |
| ファインダースクリーン | クリアマットスクリーンIV(フォーカスフレーム付)標準装備 |
| ファインダー視野率 | 約 87 %(対実画面・50 mm レンズ使用時) |
| プリント視野率 | 約 95 %(対プリント画面・[H]、[P]、[C]タイプとも) |
| ファインダー倍率 | 約 0.72~0.79 倍(50 mm レンズ使用、∞) |
| 視度調節 | - 1.5~+0.5 Dpt. |
| ファインダー内表示 | ピント表示、露出値(シャッタースピード、絞り値)、警告表示、露出補正マーク、フォーカスフレーム・プリントタイプ[H]、[P]、[C]用フレーム、レディライト(充電完了、フル発光時の警告)・スピードライト推奨マーク |
| オートフォーカス | TTL位相検出方式、 AF補助光付(22~180mmレンズで使用可能、測距可能範囲:約 0.5~3 m(スピードライト収納時約 0.5~2m)、シャッターボタン半押しで作動、検出範囲:EV0~20(ISO 200、常温) |
| レンズサーボ AF | [AF-A]オートAFサーボ:[AF-S]シングルAFサーボ または [AF-C]コンティニュアスAFサーボのいずれかを、被写体の動きと動きの方向によってカメラが自動的に選択、 [AF-S]シングルAFサーボ:ピントが合うとフォーカスロックする [AF-C]コンティニュアスAFサーボ:被写体の動きに合わせ、ピントを追い続ける、 [M]マニュアル:マニュアルフォーカス |
| フォーカスロック | [AF-S]シングルAFサーボ時は、シャッターボタンの半押し操作で合焦したとき、シャッターボ タンの半押し中は可能 |
| 測光方式 | 3D-6分割マルチパターン測光:IXニッコール・DタイプAFニッコール・AF-S・AF-Iニッコール装着時 6分割マルチパターン測光:Dタイプ以外のAFニッコール(F3AF用を除く)、Ai-Pニッコール装着時、 |
| 測光範囲 | EV2~21(ISO 200、50 mmF1.4レンズ使用時) |
| フィルム感度設定 | IX方式による自動設定、 フィルム感度連動範囲:ISO 25~10,000 |
| 半押しタイマー | 電源スイッチON後、無操作状態で5秒、 または電源スイッチON状態で、シャッターボタンの半押し後シャッターボタンから指を離してから5秒、 レリーズ直後は2秒(スピードライト撮影時は5秒) |
| 露出補正 | 補正範囲:1/2段ステップで +-2段の補正可能 |
| シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター |
| シャッター スピード※4 |
UTO(オート)モード、Pモード、Aモード、ポートレートモード、風景モード、クローズアップモード、夜景モード時:30 秒~1 / 2000 秒(カメラが自動設定) Sモード時:バルブ(Bulb)、30 秒~1 / 2000 秒、タイム(リモコン使用時) |
| セルフタイマー | 電子制御式、作動時間 10 秒、途中解除可能 |
| リモートコントロール機能 | 専用赤外光を利用、送信ボタンによるスタート、 1)瞬時シャッター作動、2)2 秒後シャッター作動のいずれかを選択可能、 到達距離はカメラ正面で約 5 m、 送信機電池寿命約 10 年、 寸法・重量(約)60×27×10 mm(幅×高さ×厚み); 13 g(電池含む) |
| シンクロ接点 (内蔵スピードライトのみ) (外部接点なし) |
X接点のみ(半導体方式)、 1 / 125 秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調、 スピードライト使用時には、1 / 2000 ~1 /180 秒に設定してあるシャッタースピードは 1/125 秒に自動切り換え |
| 内蔵スピードライト | 解除レバー操作による手動ポップアップ方式、
ガイドナンバー:16(ISO 200・m、20 ℃)、 照射角:24 mmレンズの画角をカバー(撮影距離1m 以上)、 フィルム感度連動範囲:ISO 25 ~ 800 |
| スピードライトの調光方式 | TTL自動調光センサー一体型ICによる以下の調光制御が可能 1)TTL-BL調光:CPU内蔵ニッコールレンズとの組み合わせ時、 2)TTL調光:CPU内蔵ニッコールレンズ以外のレンズとの組み合わせ時 |
| シンクロモード | 1)ノーマルシンクロ、2)赤目軽減、3)赤目軽減スローシンクロ、4)スローシンクロモード、5)発光禁止の選択が可能 |
| スピードライト推奨マーク | スピードライト撮影推奨時(低輝度時):レディライト点滅 |
| レディライト | 1)スピードライト充電完了時:レディライト点灯(充電時間、最短で約 3~3.5 秒) 2)フル発光による露出警告時:レディライト点滅(レリーズ後3秒間) |
| フィルム装てん | ワンタッチローディング方式(カートリッジ装てん後、カートリッジ蓋を閉じることにより、未露光部の最初のコマまで自動巻上げ) |
| フィルム巻き上げ | 内蔵モーターによる自動巻き上げ、1コマ巻き上げ |
| フィルムカウンター | 液晶によるデジタル表示、逆算式 |
| フィルム巻き戻し | フィルム終端で自動巻き戻し開始、40EX(枚撮り)で約 20 秒 |
| フィルム途中取り出し | 途中巻き戻しボタン操作により取り出し可能、 撮影途中のフィルムを再装てんすることにより、撮影可能な未露光部の最初のコマまで自動巻き上げ |
| クォーツデート / タイトル機能 | 液晶表示によるクォーツデジタルウォッチ内蔵(時計精度月差+- 90 秒以内)
デートデータ、タイトル:磁気(Mag)記録 記録内容:プリント表面には、年月日、月日年、日月年、時分、写し込み解除、 プリント裏面には、年月日、時分(写し込み解除時)、 月末とうるう年自動修正(2029年12月31日まで対応) タイトル:12言語、30タイトルをプリント裏面に印字可能 電源:カメラ本体より電源供給、カメラ本体の電池を取り外した状態で約 5 分間デートデータを記憶 |
| 表示パネル | 液晶表示により以下の内容から表示: 露出値(シャッタースピード、絞り値) / デート、シンクロモード、露出補正マーク、露出補正量、フィルムカウンター、警告表示、カートリッジ在中マーク、セルフタイマーマーク、バッテリーチェック、データ記録マーク、言語 / タイトルマーク、リモコンマーク |
| 撮影可能なフィルム本数(約) | 3V CR2リチウム電池× 2 本使用時:常温(20℃)時、41本[19本]、低温(-10℃)時、約20本[11本] 別売パワーパックMB-11(1.5V LR6単三形アルカリ電池× 4 本)使用時:常温(20℃)時、41本[19本]、低温(-10℃)時、約11本[ 6 本] 別売パワーパックMB-11(1.5V FR6単三形リチウム電池×4本)使用時:常温(20℃)時、129本[57本]、低温(-10℃)時、約42本[24本] 試験条件:フォーカスモード AF、シャッタースピード 1 / 125 秒以上、IXニッコール 30~60mmF4~5.6を装着し、1コマごとに半押しタイマーを 5 秒 ON の後、レンズを無限遠から至近間を 1 往復させてシャッターをきった場合、25枚撮りフィルムの本数。 [ ]内は、スピードライトを 50 % 発光させた場合の本数 |
| 使用電池 | 3V CR2リチウム電池×2本、 別売パワーパックMB-11使用時は、1.5V LR6単三形アルカリ電池または 1.5V FR6単三形リチウム電池×4本 |
| 電池容量チェック | 半押しタイマー ON 状態のとき、表示パネルに電池容量のチェック表示を3段階で表示 |
| 三脚ネジ穴 | 1/4(インチ)径(JIS規格) |
| 寸法(約) | 116(幅)×87(高さ)×57(奥行き)mm |
| 質量(約) | 325 g(ボディのみ、電池を除く) |
- ※3「Dタイプレンズ」の「D」とは、Distance(距離)を表し、レンズの距離リングに連動するエンコーダを内蔵して、被写体までの距離情報をカメラボディ側へ電子的に伝達する機能を持ったレンズの総称です。
- ※4実際に作動する低速側のシャッタースピードは、測光範囲下限(EV0:ISO200、F1.4レンズ)の制限を受けます。
- こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
