シンプル操作の絞り優先オート露出・マニュアルフォーカス35mm(135)判一眼レフカメラ「ニコン FE10」を2月22日発売
1997年2月

FE10(写真は、Aiズームニッコール35~70mmP3.5~4.8sを装着した状態)
株式会社ニコンは、絞り優先自動露出機能を搭載したマニュアルフォーカス一眼レフカメラ「Nikon FE10」を、日本国内で平成9(1997) 年2月22日より発売いたしました。
「FE10」は、写真撮影の基本的要素である絞り値、シャッタースピード、ピント(フォーカス)をひとつひとつ確かめながら、簡単な操作で撮影が楽しめる一眼レフカメラです。
発売の背景
一眼レフカメラは現在、ほとんどの機能を自動化したオートフォーカス機が主流ですが、一方で、これから写真の基本を身につけたい方や、さらに写真の腕前を磨きたい方々にとっては、むしろマニュアルフォーカス機の方が好都合であったり、若い世代の方々の中にはマニュアルフォーカス機に新鮮味を感じる向きもあって、その人気は衰えておりません。
ニコンでは現在、「ニコン F3」、「ニコン New FM2」、「ニコン FM10」の計 3 機種のマニュアルフォーカス機を日本国内で販売しておりますが、今回、自動露出 (AE) 機能を搭載し、性能も希望小売価格もベーシックな「ニコン FE10」を追加することで、お客さまのご要望にお応えいたします。
主な特長
- 絞り優先自動露出 (AE) 機能を搭載
作画上重要な要素であるレンズ絞りの効果 (被写界深度) を生かした撮影が楽しめる、絞り優先自動露出機能を採用。
絞り優先AE撮影は、シャッタースピードダイヤルをA (オート) にセットし、レンズの絞り値を決めると、8~1/2,000秒の範囲で適正なシャッタースピードに電子制御。
- 表現の幅を広げるマニュアル露出撮影が可能
マニュアル露出時のシャッター最高速度も、オート露出時と同じく 1/2000 秒。意図的に露出をオーバーあるいはアンダーにすることで、写真表現のねらいを強調することも可能。
- 機能的なファインダー内表示
撮影モード (絞り優先オート、マニュアル)、シャッタースピード、露出オーバー警告、AEロックなどを、ファインダー内にLED (発光ダイオード) にて見やすく表示するので、素早く、正確に確認できます。
- 基本的機能の充実
- 中央部重点測光方式
画面中央部を重点的に測光しながら、周囲の光の状況を加味するオーソドックスな測光方式。 - 多重露光機構
同一フィルムコマ上に異なる映像を重ねて撮影できます。 - バルブ (B) 機構
長時間露光が可能です。ネジ込み式ケーブルレリーズも装着できます。 - プレビュー機構
主要被写体と背景のボケ具合など、絞り値の効果を事前に確認できます。 - AEロック
露出値を固定でき、絞り優先オート時に構図を変えて撮影する場合などに便利。 - 露出補正機構
1/3段ステップで+/-2段までの露出補正が可能。 - アルミダイキャストボディ
ボディダイキャストには、軽量で高剛性、高耐蝕性のアルミダイキャストを採用。 - 伝統のニコンFマウント
豊富な AI および AI AF ニッコールレンズ群を装着でき、一眼レフならではの撮影が楽しめます。
- 中央部重点測光方式
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