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[PRESS RELEASE/報道資料]

ニコンFXフォーマット採用、超高感度、高画質と超高速性能、プロフェッショナルの期待に応えるデジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」の発売について

2007年8月23日

デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」

デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」
AF-S ニッコール 24-70mm F2.8G ED装着時

 株式会社ニコン(社長:苅谷 道郎)の子会社、ニコンカメラ販売株式会社(社長:西岡 隆男)は、自社新開発の35mmフィルムの画面サイズに準じる大型CMOSセンサー(撮像サイズ36.0×23.9mm)を搭載したデジタル一眼レフカメラ「D3」を発売します。これまでのデジタル一眼レフカメラとは一線を画す高画質・高感度・高速性能を実現し、プロフェッショナルを中心とするお客さまの高度で広範なニーズにお応えします。
 「D3」は、ニコンが新開発した大型CMOSセンサーを搭載し、有効画素数は12.1メガピクセルの高画素数に加え、ISO200~6400の極めて広い撮像感度を常用できます。また、12.1メガピクセルで約9コマ/秒、5.1メガピクセル設定時には約11コマ/秒の超高速連続撮影ができ、スポーツ撮影などに威力を発揮します。
 なお、「D3」には、35mmフィルムの画面サイズ36×24mmに準じた撮像サイズ36.0×23.9mmのCMOSセンサーを搭載していますが、ニコンでは、この撮像フォーマットを「ニコンFXフォーマット」と名付けました。
 また、ニコンは、独自に蓄積を重ねてきたデジタル画像のテクノロジーやノウハウ、いわゆる「画作り」といわれる包括的な画像処理コンセプトを「EXPEED (エクスピード)」と名付け、「D3」から「EXPEED」に基づいた最新の画像処理システムを搭載しています。
 その他、思い通りの画像の仕上がりを選択・調整できるニコンピクチャーコントロールシステム、世界最多高密度51ポイントAFシステム、シーン認識システム、高精細・広視野角3型VGA TFT液晶モニター、2つのライブビューモード、CFカード ダブルスロット、HDMI(デジタルハイビジョン)出力対応など多くの新機能を搭載しています。

2007年8月23日現在 当社調べ

●発売概要

商品名 デジタル一眼レフカメラ 「ニコンD3」
価格 未定
発売予定 2007年11月
予定生産台数 当初月産約 8千台

●開発の背景

 報道やスポーツ、コマーシャル撮影などのプロフェッショナルユーザーを中心に「常用撮影での高感度化」、「さらなる高画素数、高精細化」、「より広いダイナミックレンジ」など、デジタル一眼レフカメラの総合的な画質性能の向上を望む声を多数お寄せいただくようになってきました。また、「フィルムカメラで慣れ親しんできた焦点距離と画角の関係を、デジタル一眼レフカメラでも感覚的に使いたい」との根強いご要望もいただいていました。
 このようなご要望に対応するため、新たに35mmフィルムの画面サイズ36×24mmに準じた自社開発大型CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「D3」を発売するにいたりました。

●ニコンFXフォーマットについて

 「D3」には、35mmフィルムの画面サイズ36×24mmに準じた撮像サイズ36.0×23.9mmのCMOSセンサーを搭載しています。ニコンでは、この撮像フォーマットを「ニコンFXフォーマット」と呼びます。
 ニコンは、画面サイズ約24×16mmのフォーマットを「ニコンDXフォーマット」と名付け、1999年に発売した「D1」以来、13機種のデジタル一眼レフカメラに採用してきました。あわせて、「ニコンDXフォーマット」専用の交換レンズとして「DX NIKKOR レンズシリーズ」を発売し、現在は12本のラインアップを有して、画質、操作性、大きさ、価格などバランスの優れたデジタル一眼レフカメラのシステムとして定評を得ています。
 そして、さらに高い総合画質性能を必要とするユーザーに向けては、「ニコンFXフォーマット」のデジタル一眼レフカメラおよび「NIKKORレンズ」を提供していきます。
 今後、ニコンは「ニコンFXフォーマット」と「ニコンDXフォーマット」をデジタル一眼レフカメラの2本の基軸として、各機種の性能、価格、ユーザーニーズに柔軟に応えていくため、「ニコンFXフォーマット」あるいは「ニコンDXフォーマット」を選択的に採用します。そして、プロフェッショナル、アマチュアともに、最大限のメリットを提供できるようデジタル一眼レフカメラ、NIKKORレンズおよびアクセサリー、ソフトウェアなどの開発に積極的に取り組みます。

●主な特長

  1. 自社新開発 大型撮像素子 有効画素数12.1メガピクセル
     画面サイズ36.0 ×23.9 mmの「ニコンFXフォーマット」CMOSセンサーを採用しています。「高い S/N 比」、「広いダイナミックレンジ」に有利な大きな画素サイズに加え、光の利用効率を高める素子構造の採用、画素からの電荷の効率的な増幅を可能にする回路配置の工夫などによって、低感度から高感度まで、広い感度域において優れた画質を提供します。さらに高速12チャンネル読み出しによって12.1メガピクセルで約9コマ/秒の高速連続撮影、ライブビュー撮影の実現に貢献する高速性能も実現しています。
  2. 広範な撮像感度
     常用撮像感度は ISO 200〜6400と極めて広範囲です。低感度設定時の高画質は当然のことながら、特に高感度側は、ISO 6400でノイズの心配のない高画質を実現しています。これまで満足な撮影ができなかった暗いシーンでも、高画質な画像を撮影できます。さらに、ISO 6400に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 12800相当)、2段(ISO 25600相当)までの増感、ISO 200 に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 100相当)までの減感が可能で、幅広い撮影の可能性を提供します。また、撮像感度の自動制御も可能です。
  3. プロフェッショナルに応える高速性能
     レリーズタイムラグは、ほぼメカニカルな限界と言われる、「D2XS」と同等の37msを達成。連続撮影時は撮像範囲がFXフォーマット(36×24)、または5:4 (30×24)時には約9コマ/秒、DXフォーマット(24×16)時には約11コマ/秒の高速連続撮影ができます。また、デジタル一眼レフカメラとして初めて次世代高速カード(UDMA)に対応しており、「D2XS」の約4倍のカード記録速度35MByte/秒を達成。 FXフォーマットで撮影された約6MB(JPEG・画像サイズL、FINE)のデータを毎秒5コマ以上の速度で記録できます。また起動時間については、待ちのストレスを感じさせない、「D2XS」よりもさらに約0.08秒短縮した約0.12秒を達成しています。
  4. ニコンの画像処理コンセプトを具現化した「EXPEED」
     ニコンが長年にわたって育み、蓄積した、「画(え)作り」と「画像処理」の思想、ノウハウを集大成した独自の包括的デジタル画像処理コンセプト「EXPEED (エクスピード)」。これに基づくテクノロジーを応用・最適化した、画像処理システムを新開発し、高画質化・処理速度高速化のための様々な新機能、高性能を実現しています。
  5. 新機能 ピクチャーコントロールシステム
     初心者からプロまで各々のスキルに応じて、画作りの選択や調整が簡単にできる、まったく新しい画作り設定システムです。この「ピクチャーコントロールシステム」を搭載したカメラであれば、機種の異なるカメラであっても、同じ設定で撮影するとほぼ同じ画作りの画像が得られます。
     「D3」では「スタンダード」、「ニュートラル」、「ビビッド」、および「モノクローム」の4種の「ピクチャーコントロール」を用意しており、いずれかを選択してそのままお使いいただくことも、それぞれの「ピクチャーコントロール」の画作り構成要素(輪郭強調・コントラスト・明るさ・色の濃さ・色合い)の設定を好みに応じて調整してお使いいただくこともできます。
  6. 新開発 高密度51ポイントAF採用のAFシステム
     51のAFポイントを持つ、マルチ CAM3500FX オートフォーカスセンサーモジュールを搭載。被写体に即して選べる多彩なフォーカスエリアモードで、さまざまに活用できます。特に、中央部の15点は、すべて、装着レンズの開放F値がF5.6まで、被写体捕捉性能に優れたクロスセンサーとして機能します。しかも、シーン認識システムとの連動を図り、優れた被写体捕捉性能、動体予測性能を発揮します。AFポイントの選択は51点すべて、もしくは選択しやすいように11点に限定したAFポイントから、任意の1点を選べます。ダイナミックAFモードでは、広範囲に密度高く配置された多数のAFポイントで構成される面で被写体を捉え、最適なフォーカス動作を実行します。さらに、移動被写体の画面内平面方向の動きを自動的に追尾する新機能、3D-トラッキングも選べます。オートエリアAFモードでは、人物もしくは近距離被写体の優先度を上げてAFポイント選択を行います。
  7. シーン認識システム
     1005分割RGBセンサーシステムを改良発展させ、AE、AWBに加えてAFにも情報活用領域を広げました。例えば、シーン認識機能によって実現したAFにおける3D-トラッキング機能では、画面内の被写体の移動に即してAFポイントが自動的に追従します。また、AE、AWBの精度向上にも寄与しています。
  8. 3種類の撮像範囲
     「FXフォーマット(36×24)」「DXフォーマット(24×16)」「5:4 (30×24)」の3種類の撮像範囲が選べます。「DXフォーマット」「5:4」の2種の撮像範囲が選択された場合、ファインダー視野も撮像されない領域は自動的にマスクされます。なお、DXレンズ装着時には、自動的にDXフォーマットに切り換えることも可能です。
  9. 高精細3型VGA広視野角TFT液晶モニター
     約92万ドットVGA (640×480 ピクセル)の超高精細、強化ガラス採用、視野角170°の3型液晶モニターを搭載しています。撮影画像を拡大表示してのピントの確認などに極めて有効です。また、ライブビューの「手持ち撮影モード」では大きな視野角が威力を発揮します。
  10. 新開発 2種類のライブビュー機能
     液晶モニターで被写体を確認しながら撮影できるライブビュー機能を、2種類搭載しています。
     「手持ち撮影モード」は撮影前の構図調整を目的としたモードで、通常のAF撮影と同様にクロスタイプAFポイント15点を含む全AFポイント51点を用いたTTL位相差検出方式AFでピント合わせができます。「三脚撮影モード」は三脚固定状態での厳密なピント合わせを目的としたモードで、画面上の任意のポイントで、コントラストAFによるピント合わせができます。
  11. 視野率100%、FXフォーマットで倍率約0.7倍を確保した光学ファインダー
     アイレベル式高屈折率ペンタプリズム使用のファインダーは視野率100%、倍率0.7倍。FXフォーマットならではの大きく明るいピントの切れの良いファインダー像を提供します。
     なお、アイポイントは18 mm(-1.0 m-1時)。-3〜+1 m-1の範囲で視度調節ができます。
    50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0 m-1のとき
  12. 優れた耐久性
     外観カバー、シャーシー、ミラーボックスに軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を使用しています。さらに、Oリングなどにより接合部を厳重にシーリングし、高い防滴・防塵性を実現しています。
     また、自社開発シャッターユニットには炭素繊維+ケブラーのハイブリッド新素材シャッター羽根を採用。実装状態で30万回のレリーズテストをクリアーする高い耐久性を確保しています。またシャッターモニターを搭載しており安定した精度を保障しています。
  13. CFカード ダブルスロット
     2枚のCFカードをセットして[順次記録]、[バックアップ記録]、[RAW+JPEG分割記録]、および画像の[スロット間コピー]ができます。
  14. ワイヤレストランスミッターWT-4(別売)を用意
     WT-4は有線LAN (10BASE-T、100BASE-TX)、無線LAN (IEEE 802.11b/g/a) をサポートし、新機能としてサムネイルセレクトモードを搭載しています。サムネイルセレクトモードは、1台のパソコンにワイヤレス接続した最大5台までのカメラで撮影した画像を、WT-4を経由してパソコン上にサムネイル画像で表示し、欲しい画像として選んだ撮影画像だけをPCに転送できます。また、「Camera Control Pro 2(別売)」と併用することにより、「D3」のライブビュー機能を活用して、ワイヤレスでリモートビュー/コントロール撮影が可能です。
  15. 新機能 アクティブD-ライティング
     従来のニコンデジタル一眼レフカメラに採用している「D-ライティング」は撮影した画像を後から編集する機能です。「D3」ではその「D-ライティング」に加え、新開発の「アクティブD-ライティング」を搭載しました。「アクティブD-ライティング」では撮影前に予め「強め」、「標準」、「弱め」を選択します。DR(ダイナミックレンジ)を単純に拡大する方式とは異なり、局所的な階調制御によって軟調化を軽減し、白とび、黒つぶれを改善しながら、適度なコントラストを保った画像を提供します。
  16. プロの厳密なピント合わせに対応したAF微調節機能を搭載
     万一レンズごとの合焦誤差がある場合に、ユーザーが任意にオートフォーカスの合焦位置を微調節できます。登録したレンズごとに一つの微調節値を設定し、登録されたレンズと同じ種類のレンズが装着された時に登録された微調節値を適用して補正を行う方法と、その他の非登録レンズに対して一律に微調節を行う方法が同時に活用できます。レンズは20本まで登録できます。
  17. 拡張されたファンクションボタン機能
     専用のファンクションボタンに加え、プレビューボタン、AE/AFロックボタンにもファンクションボタン機能を割り当てることができ、撮影者ひとりひとりが、よりフレキシブルに最適な操作性を実現できます。
  18. HDMI(デジタルハイビジョン)出力対応
     世界基準のデジタル映像信号とデジタル音声信号の伝送が可能なHDMI(High Definition Multimedia Interface)Ver. 1.3 aに対応しています。Type A汎用コネクターを採用しています。
  19. Info表示
     液晶モニターにシャッタースピード、絞り値などの撮影情報を表示できます。
     文字表示は、撮影場所の明るさに応じて、明るい場所に適した[黒文字表示]、暗い場所に適した[白文字表示]が選択でき、さらに明るさに応じて自動切り換えするモードも設定できます。
  20. デジタル水準器
     カメラの傾きをボディーに内蔵した「傾斜センサー」で検出し、左右方向の傾き状態を背面液晶モニターに表示できます。また、上面表示パネル、およびファインダー内表示パネルの露出インジケーターで、簡易表示もできます。
  21. 付属のSoftware Suite CD-ROMに画像管理ソフトウェア(ViewNX / Nikon Transfer)を収録
     View NX(ビューエヌエックス): 画像をストレスなく高速表示するビューアアプリケーションです。
     Nikon Transfer:撮影した画像をパソコンへ簡単に転送するためのアプリケーションです。
  22. 撮影者の集中力を高めるジュージアーロのデザイン
     エルゴノミックを重視し、コマンドダイヤルなどの傾きや上面表示パネルの傾きなどの細かな操作感や、グリップ形状などのホールディング感などへの細やかな配慮を形にしました。世代を越えて貫かれる贅肉のない凝縮感・精密感に加え、レンズの光軸に向けて収束するペンタ部、グリップ、側面のラインの方向性、一段とシャープさを増した赤い三角モチーフの形状など、緊張感を演出しています。

●デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」の主な仕様

型式 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ
有効画素数 12.1メガピクセル
撮像素子 36.0×23.9 mmサイズCMOSセンサー、総画素数12.87メガピクセル、ニコンFXフォーマット
記録画素
(ピクセル)
撮像範囲 サイズL サイズM サイズS
FXフォーマット
(36 × 24)
4256 × 2832 3184 × 2120 2128 × 1416
5:4
(30 × 24)
3552 × 2832 2656 × 2120 1776 × 1416
DXフォーマット
(24 × 16)
2784 × 1848 2080 × 1384 1392 × 920
ISO感度(推奨露光指数) ISO 200~6400(1/3、1/2、1段ステップ)、ISO 200 に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 100相当)の減感、ISO 6400に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 12800相当)、2段(ISO 25600相当)の増感が可能、感度自動制御が可能
レンズマウント ニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付)
交換レンズ ・ G/Dタイプレンズ(IXニッコールを除く):フル機能使用可(PCマイクロニッコールを除く)
・ DXレンズ:撮像範囲[DXフォーマット(24×16)]でフル機能使用可
・ G/Dタイプ以外のAFレンズ(F3AF用を除く):3D-RGBマルチパターン測光IIを除く機能使用可
・ Pタイプレンズ:3D-RGBマルチパターン測光IIを除く機能使用可
・ 非CPUレンズ:露出モードA、Mで可、開放F値がF5.6より明るい場合フォーカスエイド可、レンズ情報手動設定によりRGBマルチパターン測光、絞り値表示など使用可(非AIレンズは使用不可)
電源 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL4a/4 1個使用、AC アダプター EH-6(別売)
大きさ(W×H×D) 約159.5×157×87.5 mm
質量 約1,240 g(バッテリー本体、メモリーカード、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)
付属品 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL4a、クイックチャージャー MH-22、USBケーブル UC-E4、オーディオビデオケーブル EG-D2、ストラップ AN-D3、ボディーキャップ BF-1A、アクセサリーシューカバー BS-2、アイピースDK-17、バッテリー室カバー BL-4、USB ケーブルクリップ、Software Suite CD-ROM
  • 仕様中のデータは、特に記載のある場合を除き、すべて常温(20℃)、フル充電バッテリー使用時のものです。
  • CompactFlash(コンパクトフラッシュ)は米国SanDi sk社の登録商標です。
  • その他の会社名、製品名は、各社の商標、登録商標です。

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

記載の会社名、製品名は、各社の商標、登録商標です。
モニター上に表示される製品写真の色は、実物の色とは異なります。

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