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Nikon
株式会社ニコンJapan
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平成18年3月30日

各位

東京都千代田区丸の内3丁目2番3号
株式会社 ニコン
(コード番号 7731)
問合せ先 執行役員コーポレートセンター
広報・IR 部ゼネラルマネジャー 平井 秀始
TEL 03-3216-1032

ニコングループの中期経営計画(06年度〜08年度)を策定

株式会社ニコンは、このたび2006年度(2007年3月期)から2008年度(2009年3月期)までの3年間の中期経営計画を策定しましたのでお知らせいたします。

2004年度から2005年度における業績回復を受け、本中期経営計画は、収益力拡大スピードの一層の加速と、業績の継続的な成長を実現できる強靭な企業体質の構築を図るものです。

●中期経営計画の概要
  1. 経営方針
    事業環境の変化にかかわらず、継続的な成長を実現できる企業体質をもった 「強いニコン」を創りあげる。
  2. 重点施策
    主力事業の競争力強化
    新規事業の創出・育成
    ものづくりの強化
    財務体質の改善
    CSR重視の経営
    自由闊達な風土の醸成
  3. 2008年度連結目標数値
    • 売上高:9,000億円
    • 営業利益:900億円(営業利益率10%)
    • 経常利益:800億円
    • 有利子負債自己資本比率:30%以下

中期経営計画の詳細、ならびに各施策の具体的内容は以下の通りです。

■中期経営計画の詳細
  1. 経営方針 −強いニコンの実現をめざして−
    事業環境の変化に大きく影響を受けてきた企業体質から脱却し、継続的な成長を実現できる 「強いニコン」を創りあげる。
    • お客様の信頼に応える強い製品力
    • 成長のための投資を継続できる強い財務体質
    • 強い意思をもって、目標達成に邁進する優れた人財
  2. 重点施策
    1. 先進的な技術力・商品力を中核とした、主力事業の競争力強化
    2. 既存事業の周辺領域や保有技術の有効活用による新規事業の育成
    3. 合理化を追求したものづくりの革新
    4. キャッシュフローを重視した財務体質の改善
    5. CSRを重視した透明性の高い経営
    6. 社員がいきいきと働ける自由闊達な風土
  3. 2008年度連結業績目標数値 −営業利益率10%−
    売上高9,000億円
    営業利益900億円
    経常利益800億円
    D/Eレシオ30%以下
    ※前提為替レート:1米ドル110円、1ユーロ135円
  4. 2006〜08年度の設備投資・研究開発投資
    2006〜08年度の3ヵ年においては、成長戦略投資、そして財務体質強化に優先的に資金を配分します。既存事業の競争力強化および新規事業の創出・育成のため、戦略的に研究開発投資および設備投資を増額するほか、継続的な成長戦略を支えかつ激変する事業環境にも耐え得る財務基盤の構築を図ります。 【投資3ヵ年計画】
    3ヵ年累計金額 主たる優先投資テーマ
    研究開発投資 1,650億円
    (前3ヵ年比+60%)
    将来の成長のための投資を拡大
    • 次世代ステッパー開発、生産性の向上
    • 第2世代デジタルカメラの開発強化
    • バイオサイエンス分野強化
    • 新製品、新規事業、要素技術開発強化
    設備投資 1,000億円
    (同 +20%)

■カンパニー別事業計画
【 2008年度カンパニー別連結業績目標数値 】
売上高 営業利益 営業利益率
精機カンパニー 3,100億円 380億円 12.3%
映像カンパニー 4,800億円 440億円 9.2%
インストルメンツカンパニー 730億円 85億円 11.6%
新規事業・その他 370億円

  1. 精機カンパニー
    <半導体露光装置事業>
    1. 事業方針
      半導体最終製品の多様化によりシリコンサイクルの振幅は従来に比べ小さくなる中、2006〜08年度における露光装置市場は、台数ベースでの大きな変化はないものの、i線装置が減少し、高価格のArFおよびArF液浸装置が増加することで金額ベースでは拡大が続くと予想しています。こうした中、液浸露光装置をはじめとした最先端装置分野においてトップポジションを確立するとともに、お客様の生産性を高める装置を開発するなど、収益力を強化します。
    2. 重点施策
      • ArF液浸のトップシェア確保
      • 簡素化設計の継続とプラットフォームの共通化によるコスト競争力強化
    <液晶露光装置事業>
    1. 事業方針
      薄型TV市場における大型化の進展に伴い、露光装置も大型化が更に進む一方で、中小型パネル向けは、今後、生産能力の過剰が懸念されます。こうした事業環境下、当社はパネルの大型化に適したマルチレンズ投影光学系の優位性を発揮することで、大型LCD用装置でシェアNo.1を目指します。
    2. 重点施策
      • 大型LCD市場での更なるシェア拡大
  2. 映像カンパニー
    1. 事業方針
      デジタルコンパクトカメラ市場は成熟化が進む一方、デジタル一眼レフ市場においては競争は激しくなりつつも成長していくと予想されます。こうした中、特長ある商品を市場に提供することにより確実に収益力を高めながら、新しい商品を開発・提案し、市場を創出していきます。また、08年度にはデジタル一眼レフで40%以上のシェア獲得を目指します。
    2. 重点施策
      • デジタル一眼レフのリーディングカンパニーとして市場ポジションの堅持
      • コンパクトデジタルカメラの付加価値の拡大
      • ものづくり力の強化
  3. インストルメンツカンパニー
    1. 事業方針
      バイオサイエンス分野では、研究市場において注目されている、生きた細胞(ライブセル)の観察におけるソリューションビジネスの展開を進めていきます。産業機器分野は、半導体・電子産業のみならず、非接触式測定機を中心にして、自動車産業など幅広い分野への進出を図っていきます。また、カンパニー全体で、製品開発期間の30%短縮に取り組んでまいります。
    2. 重点施策
      • バイオサイエンス分野:ライブセルイメージング分野でのソリューションビジネスの展開
      • 産業機器分野:画像処理技術を用いた非接触式測定機の開発および 自動マクロ装置のシリーズ化
  4. 新規事業
    ニコングループの有する精密技術、光利用技術、画像処理技術、材料技術、ソフトウェア技術などをベースに、ガラス素材、固体レーザー、3D実装、CMP、光学部品、などをはじめとした新規事業を育成します。


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