環境教育・環境啓発活動
ニコングループでは、環境保全活動の水準を高めるために、全社員および事業パートナーの皆様にも一部参加を求め、各種環境教育・啓発活動を実施しています。
各種内部監査員研修などの実施

法令研修
環境マネジメントシステムを維持、改善するためには、内部監査の質を維持、向上させることが大変重要です。そこでニコングループでは、内部監査員の養成を目的とした内部監査員養成研修を年4回、スキルアップを目的とした内部監査員ステップアップ研修を年4回実施しています。また、コンプライアンス強化という点でも有効な環境関連法令研修を年2回以上実施しています。
このような研修は、外部審査資格をもつ社内講師が行っています。講師は、ニコングループ内外の会社における環境マネジメントシステムの構築支援や、研修会での講義も行っています。
一般教育

新人研修
国内ニコングループでは、環境マネジメントシステムの教育訓練計画に基づき、階層、グループ・事業所・部署などに応じた教育を実施しています。
例えば、新入社員に対しては、地区ごとに事業所の環境目標、廃棄物分別などのルール、ISO14001や環境法令などについての教育を行っています。また、新入社員全員を対象とした導入研修や、技術系の新人に対し基礎講座プログラムを実施しています。これらの研修では、有害化学物質規制の最新情報や地球温暖化、生物多様性といった近年重要とされている環境問題について取り上げています。さらに、ニコンの製品における有害物質削減や、事業所でのCO2排出量削減などの取り組みについても教育を行っています。
一方、社員への情報提供、施策の浸透、関心・意識の向上などを目的として、環境月間(6月)などに、全社員を対象としたセミナーや講演会を行っています。2011年3月期の環境月間では、マテリアルフローコスト会計(MFCA)※についての講演会を開きました。
- ※マテリアルフローコスト会計(Material Flow Cost Accounting:MFCA)
組織内の原材料とエネルギーのフローとストックを重量、容量、体積などで測定し、それらを貨幣単位で評価する手法。廃棄物コストを可視化することにより、廃棄物削減と生産性向上を同時に実現することを可能とする。
環境表彰制度

環境表彰式
環境への取り組みを活性化するため、ニコングループは、「ニコン環境表彰制度」を導入しています。これは、日ごろの環境活動で大きな成果をあげている職場、グループ、個人の中から、特に優秀な取り組みを毎年1回表彰するものです。2011年3月期の授賞式では、環境貢献優秀賞5件、環境貢献賞6件が表彰されました。
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環境貢献優秀賞 受賞例
- 表彰件名
- 「廃棄物の有価化推進による廃棄物処理費用の削減」
- 受賞者
- 仙台ニコン総務部管理課管理チーム
- 取り組み内容
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- 廃棄物の分別徹底による有価処理ルートの確立
- 廃棄物の圧縮・減容化対応、廃棄物委託作業の内部取り込み推進
- 廃棄物処理費用削減、運送時のCO2削減、機密文書の適正処理
社員への環境情報提供
ニコングループでは、環境活動の促進と情報の社内共有化をめざし、2010年3月期よりイントラネット「エコロジーネット」の運用を開始しました。これは、ニコングループの環境総合サイトで、社員に向けた情報を随時発信しています。環境マネジメントシステムに関する情報や有害化学物質情報、電力量の見える化、その他日常生活でできる温暖化対策についてなど、ニコンの環境に関連したさまざまな情報を網羅しています。
「生物多様性保全」講演を実施し、社員に啓発
2011年2月、ニコングループ社員を対象とした環境講演会を実施し、約150名が受講しました。自然界の報道写真家 宮崎学氏を講師に招き、「動物の目からみた環境問題」というタイトルで、野生動物や森林の現状、都会に生息する生き物の生態、そして人間と生き物のつながりについて講演していただきました。人間の立場からだけでなく、動物の視点からありのままの自然環境をとらえることの大切さについて考える良い機会となりました。

宮崎学氏による講演
