社員の安全と健康
全員参加の安全衛生活動
ニコンでは、企業活動の基盤である安全と健康を確保し、安全安心でひとりひとりがイキイキとした活力ある会社をめざして、「全社安全衛生活動方針」を定めています。
また、法令で定められた安全衛生委員会とは別に、活動方針、無災害職場の確立、社員の健康の維持・増進を図る基本対策などに関する調査、審議を行う機関として、「中央安全衛生委員会」を設置しています。委員を労使で構成し、社員の意見を、積極的に会社の施策に反映させています。
各職場では、事業所目標、方針を受けて「職場の安全と衛生の目標」を策定し、全員参加の安全衛生活動を行っています。また、リスクアセスメント手法の展開により、職場にある危険要因の低減を図っています。こうした活動により、ニコンおよび国内グループ会社の労働災害の度数率は、全国製造業平均値を大きく下回っています。

ニコン相模原製作所と仙台ニコンが「安全衛生に係る厚生労働大臣表彰」の「奨励賞」を受賞

仙台ニコン受賞の様子

ニコン相模原製作所受賞の様子
ニコン相模原製作所と仙台ニコンは、安全衛生に関する水準が優秀かつ改善のための取り組みが他の模範となる事業場として、2010年7月に「平成22年度安全衛生に係る優良事業場・団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」の「奨励賞」を受賞しました。
両事業場とも、日頃から安全衛生活動に積極的に取り組み、リスクアセスメントの展開により職場から危険要因の排除を進め、快適な職場環境を形成するとともに、心身両面の健康の確保を推進するなど、長年の安全衛生活動が評価されました。
海外グループ会社における安全衛生活動
Nikon U.K. Ltd.では、禁煙希望者に対して、昼食時を利用した禁煙セッションへの参加を呼び掛けています。これは、週1回×6週間行われるもので、禁煙アドバイザーによる無料相談や、禁煙補助製剤などの説明、そして呼気中一酸化炭素濃度の測定などが行われます。禁煙による健康増進への意識を高めるため、このセッションが企画されました。
また、Nikon (Thailand) Co.,Ltd.では、2010年9月に労働安全衛生マネジメントシステムの国際認証規格であるOHSAS18001を取得しました。
社員の健康増進に向け、グループ会社各社がそれぞれ独自の施策を展開しています。
過重労働による健康障害防止とメンタルヘルスケア
ニコンでは、過重労働による健康障害の防止とメンタルヘルスケアについて、重点的に取り組んでいます。特にメンタルヘルスケアでは、相談体制の構築、定期健康診断時のメンタルヘルス不調者のスクリーニングと、その結果に基づくフォローアップの実施、管理者教育、休業者の円滑なる職場復帰支援策の充実などを、積極的に推進しています。
2011年3月期には、国内グループ社員に対し、ストレスチェックツールを一斉配信しセルフケアの普及促進を図りました。
ニコングループでの安全衛生管理水準の向上
ニコンでは、国内グループ会社の安全衛生担当者を対象にした各種研修、国内グループ会社人事総務連絡会を通じた安全衛生に関する方針や施策の徹底など、安全衛生管理水準の向上を図っています。2011年3月期は、類似災害の再発防止に向け、データベース化した災害事例情報をニコングループイントラネットに掲載し、国内グループで災害情報を共有できるようにしました。
近年、海外拠点が増加する中でニコングループ全体の安全衛生管理水準の向上が課題であり、海外グループ会社の安全衛生の基礎データを収集し、解決に取り組んでいます。
日本からの海外グループ会社への赴任者については、赴任前研修の充実や、赴任中の定期健康診断の実施とその結果に基づくフォローアップ体制の確立を進めています。また、海外医療アシスタンスサービスとの提携など、現地医療リスクに対応したサポートを行っています。
